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#ぼうののう

ぼうののう#21「でる」

ぼうののう#21「でる」

演劇大学が終わり、反省をして、今までのことも振り返って、考えてみた。

成長とか、趣味、仕事、両立とか、理想とか。

演劇を始めるまでの私は、数年間、ガソリンがない状態で、振り絞って演劇を始めて。それから、todokeru,に入って、いろんな面で成長したと思う。成長させてもらった。力をもらった。

ただ、私は、私がつくりたいものをつくれるようになりたくて。そのためには、もっともっと勉強しないといけ

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ぼうののう#20「10月のこと」

ぼうののう#20「10月のこと」

*目次
・稽古前後のはなし
・仕事のはなし
・多分使ってもらえるはなし
・嗅ぎ回っているはなし

「稽古前後のはなし」

感覚的に、1週間空くと久しぶりな気がする。
だからチャンスを探して、喋りたいことを喋る。
この間も、あ、データが来るまでチャンスだ、と無意識に思って喋った。あ、あー!もうすぐだ!データも楽しみだけど、どっちだ!どっちも嬉しいな!そんな感じで、自分ばかり喋り散らかした気がしたので

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ぼうののう#19「言葉」

ぼうののう#19「言葉」

最近、少なくとも、ごく最近は、
ここに書くこと、書き方が、最初の方とは違っていたと思う。インスタグラムにもあまり書かなくなっていた。

KOTOBA Slam Japan に参加した。
自分で詩を書いて、自分で読む大会。

書いたものが詩と言っていいのかわからないな、と思いつつ参加して、わからないまま終わったけれど。

言葉は、よく考えないで、今、私がどんな人間か伝えるなら、と思って書いてみた。そ

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ぼうののう#18「今日までの好き-3-」

ぼうののう#18「今日までの好き-3-」

ぼうののう#16「今日までの好き-1-」こちらと、
ぼうののう#17「今日までの好き-2-」こちらの続き。

前回の終わり、映画祭の辺りに遡ると書いた。
思い出してみるけど、前回までも今回も、各地で間違いが多発していると思うので、今度チャートにしてみてもいいかなと思う。それから書くべきだね、きっと。

SSFFを手伝わせてもらった後、すぐにいろんな映画祭に興味を持って行った訳ではなかった。ちょうど

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ぼうののう#17「今日までの好き-2-」

ぼうののう#17「今日までの好き-2-」

前回の続きです。
前までの好き、とは別のルートの好きの話。

前回はこちら。

私が中学生の時(のはず)、同世代女子がガンガンTVドラマにのめり込むころ、まだアニメ派だった私も遅れに遅れてTVドラマを観るようになり、出会ったのがデカワンコでした。多部未華子さんをちゃんと知った。キャラが好きすぎて。多部ちゃんの表情が良すぎて。私にとっては、何らかの(人生の?)ターニングポイント第一弾、ぐらいインパク

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ぼうののう#16「今日までの好き-1-」

ぼうののう#16「今日までの好き-1-」

今回は完全に、自分の好きを、複雑に整理していくブログとなりました。好きなものや、観た作品が被ってたりしたら、なんか、いいなぁ、と思う💭

高校生の頃のこと。私が所属していた吹奏楽部の定期演奏会では、ミュージカル(正式には違うのかも)をやっていました。

卒業して、東京の専門学校に通い始めた頃には、同級生に連れられ、ミュージカルを観に行くようになりました。観たのは、ミス・サイゴン、モーツァルト、レ

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ぼうののう#15「知りたいこと」

ぼうののう#15「知りたいこと」

最近知りたいな、と思ったこと。

演劇をすることで、どんな影響があるのか。

演劇と生活の距離が近い国があるとしたら、どんな目的で、どのように触れられているのか。

今の日本とか、これからの日本で、そういう試みをされている方はどれくらい、どこにいるのか。

私自身、演劇を始めて、個人的なものづくりや人とのコミュニケーションが変わったり、そもそも生きるパワーが落ちていたのを引っ張り上げてもらったと思

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ぼうののう#14「服を着る」

ぼうののう#14「服を着る」

作品が終わって一段落したので前髪を切った。
前髪がないイメージの役だったから伸ばしてて、少し久しぶりの前髪。

稽古には、衣装に近い服を着て行った。例えばポケットのあるパンツ。ソファに寝っ転がって、脚を上げたとしても捲れないもの。

あの人に会える日。
最近着られなかった、タイトなワンピースを着る。
なんて言ってくれるだろう。

あの子が来る日。
柔らかに行くことが多いから、シャツを着よう。
これ

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ぼうののう#13「フーコの家」

ぼうののう#13「フーコの家」

数年ぶりに(自分の感覚的に)"本番"を経験した。
todokeru,に入ってからも、入る前にも本番はあったけど、お客さんのいないものだったり、自分が関わる範囲や体感的準備期間の短さだったりから、しばらく本番感がなかったのかもしれない。学生時代にあった(割と規模が大きいところだったので)"本番"に向けていく感じを、久々に味わった気がした。本番後にも作業があったので本番後も気合だったけど、それも懐かし

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ぼうののう#12「連絡」

ぼうののう#12「連絡」

専門学校の時のクラスメイトが、数年ぶりに連絡をくれた。感覚的には、5年ぶりくらい。げんき?という文と、同じくクラスメイトだった子との写真が添えられていた。苗字が変わっていて、少しの間、誰だろう?と怪しんでしまったけど、すぐにわかった。

2人は同じグループ展に参加しているらしい。チラ、と(昔使っていたアカウントから)SNSを覗いてみたら、とても素敵な作品、空間が見えた。

きっと卒業してからもずっ

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ぼうののう#11「おばあさん」

ぼうののう#11「おばあさん」

衣装を買い回っていて、レジに並んでいた。

ぽっちゃりしているおばあさんが、娘さん(義理の⁇)に呼ばれて、カートを押しながら歩いてきた。
娘さんは、「おばあちゃんこっちよ〜こっち〜」と優しく呼んでいて、おばあさんは、(私の前に来そうになりながらもまた呼ばれて)「どこんでもいっきょったらあかんな」と言いながら、後ろに並んだ。

おばあさんの声はガラガラで、ゆっくりしゃべっていて、私の中では、あ、この

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ぼうののう#10「0.5ミリ」

ぼうののう#10「0.5ミリ」

何年ぶりかな。

やっぱりすごく魅力的だなと思う人がいる。
チャーミング。私にとっては。

その辺の路面の商店で、なんでもいいから着れそうな服を買って着て、血のつながらないおじいさんから貰ったコートを羽織り、お風呂が遠のいていたから、化粧品コーナーにあったフレグランスをスカートの中に振る。

え、それってチャーミングなの?って、実際にそういう人の姿や行動を見た時、きっと引く人が多いのだけど、私にと

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ぼうののう#9「これからのこと」

ぼうののう#9「これからのこと」

約1年間続けていた1冊目のスタイリングノートが終わり、スタイリングもイラストも一旦お休みしていた。そして今月、ようやく、少し違う形で再開〜〜✌︎

シンプルに、絵日記を描くことにした。
絵を描くことは、ちょこっとブランクもあったし、どんな風に描くかとかも、特別これといったものはなかったので、なんでも描いてみることにした。なので、これから。絵の具も苦手で使い方は今も知らないけど、とりあえず、やってみ

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ぼうののう#8「春」

ぼうののう#8「春」

お腹がゆるゆるだったところから回復した。多分。
寝ても起きても常に疲れている状態だったのが、ゆるゆるが治まると同時に、気持ちの暗さも消えた気がする。
これがんばらないと…よし何とか終わった、の繰り返しが続いて、気を緩めることができず。そこから身体に来て、気持ちに来て、という悪循環だったのだと思う。
最近は明るいうちに散歩して、いろんな匂いを吸い込んで、花を見て鳥を見て、魚を探している。どこにいても

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