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読書暮らし

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本を読んで、暮らしています📚
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#日記

とある本読みのいちにち

何をやり通すとか、貫くことがとことん苦手なのでルーティンなんて夢のまた夢の言葉だったのだけど、このごろ少しできてきました。

…ので、忘れないようにの備忘録。

なんだかんだと毎日PCを開く日々が続いているのですが、あんまりそういうのはすきじゃないなあとどこかできゅっと頑張って、週のうちでいちにちは画面に向き合わない日を作るようにしています。

その結果生まれるいちにちは、前日からわくわくを仕込み

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本の世界で過ごした年月

本の世界で過ごした年月

読書が趣味だということを小さい頃から自覚してきたし、多分この先もずっと変わらない気がするけど「なんで?」と言われたらなんでだろう、と思っていた。

思って、考えだしてみるといくつか思い当たるうちのなかでやっぱりいちばん大きな理由は「違う世界をのぞけること」だと思う。

片手で持てるくらいのささやかなモノのなかで、想像することすらできないような世界が広がっている。

それはたったの何時間かの世界を切

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河のほとりで

河のほとりで

一度「だいすき」って思うと、結構一途になっちゃうタイプだ。

こまめに情報はチェックするし、舞台になった場所や登場アイテムも検索するし、自分であれこれ考えるだけじゃなくて、他の人も感想も気になるし、ハマりたての少しずつ自分のなかに愛したコンテンツの知見が貯まってゆくのが何より嬉しくて、好きになったらとことんの気質でよかったなあと思う。

もう完結してしまったものをあとから知って、ぜんぶ溢れていると

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大人になんかなりたくない/ピーター・パン

大人になんかなりたくない/ピーター・パン

ちゃんと見たのはいつが最後だったかもう覚えていないけど、なんて夢のある話なんだろうとわくわくしたことは覚えている。

夜中に突然大人にならない少年とキラキラ光るきれいな妖精が訪れて、そのまま夢の島に空を飛んで連れて行ってくれる。

インディアンと一緒に踊ったり、ご飯を食べたり、みんなで毎日おしゃべりして、海賊はちょっとこわいけど、ひたすらに楽しそう。

最後は危ない目にも逢うけど、必ずピーターパン

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季節を味わう楽しみを

季節を味わう楽しみを

季節の移ろいを知って、感じて、旬のものを味わうことってすごく贅沢だなと思う。

日本が特に四季が豊かだから、それぞれの楽しみ方があるんだって昔教えてもらったことを思い出す。

本当は何にもなくても自分で違いを感じ取れたらいいんだけど、そこまで繊細でも余裕たっぷりの生活ができているわけでもないから、カレンダーに頼っているような気もする。

旧暦だから微妙なズレは仕方ないけど、二十四節気や七十二候がす

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小さくて賢いともだち

小さくて賢いともだち

最近読んだ本に出てくる登場人物のなかでぶっちぎりで友達になりたいのが今回読んだ『小さなバイキング ビッケ』(ルーネル・ヨンソン)に出てくる主人公のビッケだ。

【あらすじ】
スウェーデンやノルウェーの海岸に1,000年ほど前存在していた海賊。「バイキング」と呼ばれた彼らは力を使って、町をおそっては人々から恐れられていました。そんななか、力ではなく知恵を使って戦った小さなバイキングのお話。

海とは

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一緒に暮らしてみたいいきものたち

一緒に暮らしてみたいいきものたち

幽霊やお化けは大の苦手なくせに「なんかちょっと不思議なもの」に異様に憧れる子どもだった。

妖精や、妖怪に会えたらいいのに、とどこかに遊び行けばあちこち覗き込んで予期せぬ出会いを期待していた。

きっとそういう存在のものが人間に対してとは全く別問題で、その土地を守るものであるとわかっていたからだと思う。

今でもいるのかいないのかという話になったら「見えないだけで絶対いる派」のわたしは、たまたま運

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雨と映画館は似ているのかもしれない

雨と映画館は似ているのかもしれない

「映画館」という存在が昔からすきだった。

足を踏み入れた瞬間漂ってくる甘ったるいキャラメルの香り、チケットを購入するときのガラス越しのひんやりとしたやりとり、どこの席にしようかなと悩む少しのドキドキ、期待と感想が入り混じったざわめくロビーと、非現実的な大きさのポップコーン。

もぎられたチケットを手に暗くなった場内に一歩入ればそこはもう、違う世界で。

何をすることも許されず、ただただ二時間スク

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好きなものを守るために/赤毛のアン

好きなものを守るために/赤毛のアン

岡山に旅行に行ったときにたまたま見つけた古道具屋屋さん。どうしようもなくときめいてしまったことをきっかけに古道具っていいな…と思うようになった。

東京に戻ってきてからも、検索しては回り道をしてお店を探して覗いている日々だ。

古道具屋さんに行くといつもほんの少しだけ「おばあちゃんちの匂いがする」と思う。

年季が入りすぎて元の色が何だったかわからないくらいの木材で出来た棚や、ちゃんと閉まるか不安

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ちょっぴりの変化/ふたりのロッテ

ちょっぴりの変化/ふたりのロッテ

小学生のときにひとつ上の学年にふたごの男の子がいた。

ふたりとも背が高くて、足も速くて、少しかっこよくて、やんちゃな子と優しそうな子とどっちがタイプ?なんて、よく女の子たちで盛り上がっていた。

わたしは優しそうな子のほうがかっこいいと思う派だったのに、仲良くなってしまったのはやんちゃな子のほうだった。

わたしもやんちゃ側の人間(?)だったので一緒になって追いかけっこしたり、ぶつかりあったりし

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わたしがほしい「時間」ってなんだろう/モモ

わたしがほしい「時間」ってなんだろう/モモ

過去に起こったことのように話しましたね。でもそれを将来起こることとしてお話ししてもよかったんですよ。わたしにとっては。どちらでも大きなちがいはありません。

『モモ』(ミヒャエル・エンデ:岩波書店)の「みじかいあとがき」に書かれたこの部分を読んだときが、いちばんぞくりとしてしまう。今回も、それから確か前に読んだときも。

初めてこの本に出合ったのはいつの頃だったかな、と思い返す。

たぶんそれは小

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優しい幸せな国でありますように/キラキラ共和国

優しい幸せな国でありますように/キラキラ共和国

『ツバキ文具店」を読んで、鎌倉っていいな、手紙っていいなと思って気に入って何度も読んだ。その続きの物語が今回読んだ『キラキラ共和国』(小川糸:幻冬社)

前作よりも主人公の鳩子が地に足がついたような印象を受ける。

例えば、前だったら仕事をしたら近くのお店にご飯を食べに行っていたこと。

それがそのときにある食材や、旬のものを使って簡単にでも料理をするようになった。小さな変化かもしれないけど、鳩子

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本当にかっこいいのは誰?/エーミールと探偵たち

本当にかっこいいのは誰?/エーミールと探偵たち

いいなあ、と読み終わったあと小さく呟いてしまった。

知らない街で、知らない子と仲良くなって、一日中走り回って、見張りをして、悪いやつをとっ捕まえて。

そんなわくわくするような体験わたしもしてみたかった。その場にいたら仲間に入れてもらいたかった。

だけど、残念ながら今回読んだ『エーミールと探偵たち』(エーリヒ・ケストナー:岩波書店)に出てくる探偵たちはみんな男の子たちで、女の子といえばほんのち

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人にも、自分にも優しくするための料理/気まぐれな夜食カフェ

人にも、自分にも優しくするための料理/気まぐれな夜食カフェ

商店街の外れの、人が一人やっと通れるような細い路地の奥の突き当たり。夜だけ営業している夜食カフェ「マカン・マラン」。

このお店にたどり着くことができる人は、きっととんでもなくラッキーな人。

あらすじとしてはドラァグ・クイーンのシャールが夜だけ開くカフェ「マカン・マラン」に悩め人々が訪れ、少しずつ元気になっていくというもの。

【目次】第一話 妬みの苺シロップ第二話 薮入りのジュンサ

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