3匹の羊

・汎用機(MVS)、中型機(AS400)、PC(Windows)経験システムエンジニア…

3匹の羊

・汎用機(MVS)、中型機(AS400)、PC(Windows)経験システムエンジニア ・受発注在庫管理、販売管理、献立栄養管理の業務経験あり ・システムコンバージョン、データコンバージョンの経験あり

記事一覧

IT会社と仕事をする

仕事を依頼するIT会社と 開発工程について説明します。 ■仕事をどこに依頼するか IT案件を依頼する場合、 依頼先企業の選択が 案件の成否が決まる。 メーカー系IT企業 …

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1年前
2

IT会社の人々

IT会社には、様々な技術職が 存在します。 システムエンジニア(SE)を 中心にして様々な職域を説明します。 ■SEの職能(大きく2つ) 業務の流れは、上流から下流まで、 …

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1年前
2

システム上、在庫数を正確に把握するには

在庫を正確に把握するには、 在庫に関わる全ての業務の把握と その業務における商品数変化を正確に 把握することです。 今更ながらですが… 受注業務 システム上は、下記…

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1年前

献立・栄養管理のシステム化

病院、学校、施設など集団給食を 行っている場所で、 「献立管理」、「栄養管理」を システム化する場合の業務流れ、 各種情報(データ)の保存手順について 解説します。 …

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1年前

在庫・受発注管理 自社開発のすすめ

受発注、入出荷、在庫、支払請求の 管理を システム化する場合、 パッケージ(市販)ソフトを使用する のか? 自社開発(他社依頼を含む)で 対応するのか? の2点となり…

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1年前

在庫・受発注管理 システム化を想定したデータ

受発注、入出荷在庫管理をシステムを 利用して管理する場合、 各種データを保持するファイル (テーブル)が必要になります。 ① マスタファイル ・各種ファイルより参照…

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1年前

在庫まわりの各種業務

在庫まわりの各種業務について 解説します。 ① 在庫と受注 ・顧客からの受注を受ける場合、   在庫状況を確認する ・在庫に影響を及ぼす 出荷予定、入荷予定を確…

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1年前
1

在庫は必要か?

在庫商品が存在しなければ、受注顧客 からの注文に即時出荷対応 できません。 しかし、在庫を持てば、 ・保管すれば、倉庫賃料、光熱費、  保険料、固定資産税などの経費…

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1年前
1

お粗末なシステム会社

1980年代、この頃のソフトウェア 会社は、現在の人材派遣業と変わらない 業態である。 技術を売るのではなく、 人を売って利益を上げるのである。 このような環境の元に起…

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1年前
2

そのソフト会社入社すべきか?

ソフトウェア業界を目指す方々へ 新卒採用、中途採用など様々な形で 当業界を目指す方が いると思いますが、 就職、転職の一助になれば幸いです。 当記事は、以下について…

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1年前
2

システム開発におけるユーザー失敗事例(2)

【ユーザー】  葬祭業(葬儀、法要時の商品販売・  在庫・会員管理) 【システム開発経緯】 ① 開発当初  富士通機よりIBM機に移行 (開発言語は、COBOL、データベー…

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1年前

システム開発におけるユーザー失敗事例(1)

【ユーザー】  協同組合と提携し、そのユーザーを 元に物販事業を展開 【システム開発経緯】 ① 開発当初  VBA.netを使用し、経理業務、販売 管理、在庫管理、…

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1年前

大型汎用機におけるプログラム言語変換準備

システム移行(コンバージョン、マイグレーション等)時の プログラム言語変換の事前準備(調査項目)について解説します。 (移行元は、大型汎用機のCOBOL、PL/Iを想定し…

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1年前
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プログラム言語移行調査(分析概要)

プログラム言語移行調査の概要について 解説します。  1.移行元の制御言語はJCL、    業務プログラムは、PL/Iを想定    しています。  2.図によるイメージが中…

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1年前
1

大型汎用機におけるCOBOLとPL/I

大型汎用機(ホストコンピュータ)で 使用されている言語、 COBOL、PL/Iについて簡単に 解説します。 ■COBOL (1959年誕生)  1.事務処理言語統一のため、    アメ…

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1年前
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本日よりnote開始します

■今後、投稿したいこと  1.システム開発について    ・経験機種は、IBM/MVS、     IBM/Z-OS、IBM/AS400、     Windows    ・経験言語は、COBOL、PL/I…

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1年前
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IT会社と仕事をする

IT会社と仕事をする

仕事を依頼するIT会社と
開発工程について説明します。

■仕事をどこに依頼するか
IT案件を依頼する場合、
依頼先企業の選択が
案件の成否が決まる。

メーカー系IT企業

コンピュータメーカーや
情報機器メーカーの子会社
である。
自社製品の知識が豊富なのが、
メリットだが、他社製品の
知識が疎く、
マルチベンダ環境のシステムを
構築する場合は、注意が必要で
ある。

ユーザー系IT企業

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IT会社の人々

IT会社の人々

IT会社には、様々な技術職が
存在します。
システムエンジニア(SE)を
中心にして様々な職域を説明します。

■SEの職能(大きく2つ)
業務の流れは、上流から下流まで、
下記のような形になるのだが、
開発系技術者は、上流工程、
運用系技術者は、最下流工程を
担当することとなる。
一般的に、
開発系の方が、創造力を発揮でき、
給与も高いが
運用系は、地味で、給与も低い
このため、運用系には優秀な

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システム上、在庫数を正確に把握するには

システム上、在庫数を正確に把握するには

在庫を正確に把握するには、
在庫に関わる全ての業務の把握と
その業務における商品数変化を正確に
把握することです。
今更ながらですが…

受注業務
システム上は、下記を考慮する
必要があります。
① 受注商品の納品予定日
 (出荷予定日)を把握
②「入荷予定」の同一商品の
  入荷予定日を把握
③「出荷予定」の同一商品の
  出荷予定日を把握
上記①~③の予定日を把握し、
・受注商品は納品可能か?

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献立・栄養管理のシステム化

献立・栄養管理のシステム化

病院、学校、施設など集団給食を
行っている場所で、
「献立管理」、「栄養管理」を
システム化する場合の業務流れ、
各種情報(データ)の保存手順について
解説します。

献立管理、栄養管理にて使用するデータシステム化を行う場合、
各種情報整理し登録する必要が
あります。

マスタ (M)
日々の業務で使用される基本的な
データを登録する(例:食品 等)

トランザクション (T)
日々の業務

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在庫・受発注管理  自社開発のすすめ

在庫・受発注管理 自社開発のすすめ

受発注、入出荷、在庫、支払請求の
管理を システム化する場合、
パッケージ(市販)ソフトを使用する
のか?
自社開発(他社依頼を含む)で
対応するのか? の2点となります。

コストパフォーマンス(CP)が
一番良いのは、カスタマイズ無し
(個別修正無し)で、
自社業務に最適なパッケージが
見つかるのがベストです。

しかし、
・一部の業務は自社開発、
 一部の業務はパッケージ
・一部の業務はパ

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在庫・受発注管理 システム化を想定したデータ

在庫・受発注管理 システム化を想定したデータ

受発注、入出荷在庫管理をシステムを
利用して管理する場合、
各種データを保持するファイル
(テーブル)が必要になります。

① マスタファイル
・各種ファイルより参照されるが、
 日々の業務で頻繁に更新されることは
 無いデータ
・基本は、「コードとコードが意味する
 各種設定」で構成されるデータ

② トランザクションファイル
・個々の業務で発生するデータ
・業務の処理タイミングにより
 「日次

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在庫まわりの各種業務

在庫まわりの各種業務

在庫まわりの各種業務について
解説します。

① 在庫と受注 ・顧客からの受注を受ける場合、
  在庫状況を確認する
・在庫に影響を及ぼす
出荷予定、入荷予定を確認する

② 在庫と発注 ・在庫欠品を発生させないように
発注を行う
・商品単位にその属性に応じて
発注を行う
・定量発注
・定期発注 など

③ 在庫と入荷

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在庫は必要か?

在庫は必要か?

在庫商品が存在しなければ、受注顧客
からの注文に即時出荷対応
できません。

しかし、在庫を持てば、
・保管すれば、倉庫賃料、光熱費、
 保険料、固定資産税などの経費が
 かかる
・運搬すれば、付帯作業、輸送費、
 人件費がかかる
・廃棄すれば、輸送費用、処分費用が
 かかる
のような在庫管理費用がかかります。

以上を踏まえて、
該当商品を「在庫管理するのか?」、
「在庫管理しないのか?」を

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お粗末なシステム会社

お粗末なシステム会社

1980年代、この頃のソフトウェア
会社は、現在の人材派遣業と変わらない
業態である。
技術を売るのではなく、
人を売って利益を上げるのである。
このような環境の元に起業し、
お粗末な事業を未だ続けている
地方独立系ソフト会社の一例を
ご紹介する。

■誕生
 かっては大型コンピュータも
 扱っていた会社よりスピンアウト
 した社員により設立された。
 当初の業務は中堅ソフト会社への
 派遣により

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そのソフト会社入社すべきか?

そのソフト会社入社すべきか?

ソフトウェア業界を目指す方々へ
新卒採用、中途採用など様々な形で
当業界を目指す方が
いると思いますが、
就職、転職の一助になれば幸いです。

当記事は、以下について記載して
います。

・企業の自社サイトをどのように
判断すべきか?
・本当に技術力はあるのか?
・残業時間をどように判断すべきか?
・年収をどのように判断すべきか?
・社内見学ができるなら
・入社後の判断

■企業の自社サイ

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システム開発におけるユーザー失敗事例(2)

システム開発におけるユーザー失敗事例(2)

【ユーザー】

 葬祭業(葬儀、法要時の商品販売・
 在庫・会員管理)

【システム開発経緯】

① 開発当初
 富士通機よりIBM機に移行
(開発言語は、COBOL、データベースは
 DB2)
② 法要商品、墓地・墓石、仏壇・仏具の
  会社を吸収合併
(システム開発言語、データベースは、
MS Access)
  =>IBM機とWindowsの両機種稼働
③ 元号対応、消費税

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システム開発におけるユーザー失敗事例(1)

システム開発におけるユーザー失敗事例(1)

【ユーザー】
 協同組合と提携し、そのユーザーを
元に物販事業を展開

【システム開発経緯】
① 開発当初
 VBA.netを使用し、経理業務、販売
管理、在庫管理、営業要員管理
等を開発会社に依頼しシステム化、
 データベースは、SqlServer
 =>現在、最新ソース、システム
   仕様は残っていない、
実行ファイルのみで稼働
② 不具合解消
 上記

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大型汎用機におけるプログラム言語変換準備

大型汎用機におけるプログラム言語変換準備

システム移行(コンバージョン、マイグレーション等)時の
プログラム言語変換の事前準備(調査項目)について解説します。
(移行元は、大型汎用機のCOBOL、PL/Iを想定しています、)

■制御言語(業務アプリケーション
 を制御するJCL等)調査項目
 1.資産棚卸(移行対象ソースの
   洗い出し)
 2.JOB制御命令(ジョブ単位の
   制御、管理情報)
 3.実行制御命令(プログラム実行、

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プログラム言語移行調査(分析概要)

プログラム言語移行調査(分析概要)

プログラム言語移行調査の概要について
解説します。
 1.移行元の制御言語はJCL、
   業務プログラムは、PL/Iを想定
   しています。
 2.図によるイメージが中心となり
   ます。

【相関チェック】
■バッチプログラムに漏れはないか?
 1.以下情報の相互チェックを行う
  ・「JCL分析」の業務プログラム
  ・「PL/I分析」のプログラムメンバー
■DCプログラムに漏れはないか

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大型汎用機におけるCOBOLとPL/I

大型汎用機におけるCOBOLとPL/I

大型汎用機(ホストコンピュータ)で
使用されている言語、
COBOL、PL/Iについて簡単に
解説します。

■COBOL (1959年誕生)
 1.事務処理言語統一のため、
   アメリカ国防総省の提案後、
   CODASYLにより開発される
 2.言語仕様は古いが、拡張が
   続けられ、オブジェクト指向にも
   対応し、稼働プラットフォーム
   も多い
 3.オープン化が進められ、
 

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本日よりnote開始します

■今後、投稿したいこと
 1.システム開発について
   ・経験機種は、IBM/MVS、
    IBM/Z-OS、IBM/AS400、
    Windows
   ・経験言語は、COBOL、PL/I、
    VBA (Web系の経験はなし)
   ・経験DBは、DB2、ADABAS、
    SqlServer、MS-Access
   ・経験業務は、受発注管理、
    在庫管理、

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