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スキ10以上集

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2023年5月の記事一覧

審美眼

審美眼

「あの女優はブスだ」
こういったツイートに十中八九、「お前の顔はどうなんだよ」
といったツイートがある。
実際他人の容姿を言う前に自分の容姿を見ろよ、といった諫言はよく見受けられる。

果たしてそれって意味あるのかなってのが今回のノートです。
結論から言うと意味ないんですよね。
彼らは“審査員”なんです。
権威やバックグラウンドのない審査員。
タチが悪いですよね。笑

でも容姿って難しいんです。

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芸術の“正しい”鑑賞法

芸術の“正しい”鑑賞法

テレビのカラオケバトルのような番組を観てると思うのだけれど、日本人は芸術における「正しさ」に囚われ過ぎているように思う。
点数という絶対評価は単純明快でわかりやすい。
点差はそのまま実力差の可視化として扱われる。
僅差での勝敗は盛り上がるし、大差での勝敗は勝者の実力を浮き彫りにする。

しかしこの“差”というのは何であるのか。
殊、カラオケバトルにおいてはそれは主に音程があっているかのピッチングに

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「定義づける」文化

「定義づける」文化

初投稿ではあるけど最初から自分の考えについてつらつらと書いてみようと思う。

昨今何かと話題な“LGBTQ”について。
元来、レズビアン・ゲイを中心とする同性婚を認めようとする動きに起因していたが、今やトランスジェンダーやクィアなども加わり、同性婚の範囲ではなく、“性自認”というかなり抽象的なトピックへと変わってきている。
多様性の謳われる現代、様々な性別を認めようという動きがあるが、私はこれに対

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性自認の強要

性自認の強要

さて、先ほど「定義づける文化」という文章を書いたが、この性自認で僕が密かに恐怖を覚えていることがある。
それはタイトルにあるように「性自認の強要」である。
多くの人の理解が進めば進むほど、誰しもが一度は自身の性自認を気軽に考えることができてしまう。
これの何が怖いのか。

この恐怖感はネットの病気診断に通ずるものがある。
つまり自分に当てはまる、都合の良いものを切り取って「自分は〇〇である」と自称

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同性愛は生物学的ミスなのか

同性愛は生物学的ミスなのか

生物の第一命題が子孫繁栄であるならば、子供を作れないということはその命題に背くことになってしまう。
突然変異的に“同性愛者”が生まれたとしても、種として子孫を残すのであれば、その確率は当然低くあるべきである。
したがって同性婚反対派の多くは、生物として遺伝子がそのような欠陥を生むことはほとんどないはずだ、そう純粋に真剣に信じている。
だから同性愛の大半は“後天的”に環境によって培われるもの、もしく

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同性婚を認める弊害

同性婚を認める弊害

先ほどあげた文の中に、同性婚反対派の意見に「少子化に拍車がかかる」といった意見がある。
そんな馬鹿げた意見は置いておいて、真剣に社会のシステムとして同性婚を認めづらい理由を論じてみようと思う。

初めて僕も盲信的に同性婚賛成派だったのだが、反対派の意見を真剣に考えてみたときに一つ大きな障壁があると気付いた。
それは同性婚を認めるということはすなわち、「婚姻は子供を作るため」といった前提が崩れるとい

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