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自然と共生する、タサール蚕とは?日本で唯一の野蚕ストアオーナーが解説。
タサールシルクについて。
タサール蚕は自然界と美しく共存する生き物で、その繭からは魅力的な絹繊維が得られます。この絹は人と良好な相性を持つタンパク質でできており、特別な機能性を持っています。それには、温度や湿度を保ったり放出したりする能力、細菌を抑制する静菌性、紫外線から保護する防紫外線性などが含まれます。また、その織物は独特の光沢を放ちます。この絹は、一般的な家蚕の絹よりも2から4倍太く、そのた
シルクに魅了され、シルクを愛した人物
今泉雅勝(いまいずみまさかつ) 日本野蚕学会 副会長/アトリエトレビ主宰
絹を扱う世界では、「東に今泉あり」と言われるほどのシルクについての造詣が深く、絹を扱って50年。
日本のフォークロア文化を作った人物。
略歴
昭和41年 早稲田大学政経学部卒業
昭和41年 東一東京青果(株)(神田市場)入社 加工食品担当
ハウス野菜の繊維質、各種ビタミン等の激減に驚嘆
昭和46年 原始美術
2024年3月のイベント告知
平安時代の絹と色について講演します。平安貴族の絹と色に迫る!
シルクの歴史と長江・黄河文明、平安時代の絹と現代の
絹の違い、美意識の変化、紅花・蘇芳を用いた色彩表現…など教科書では教えてくれないことをお話いたします。
聞くだけで、NHK大河ドラマをより深くりかいできます。
ワイルドシルク即売会も同時開催!
講師:今泉雅勝(アトリエトレビ・日本野蚕学会 副会長)
司会:だいじょうぶ社
場
ニューヘブリデス諸島へあこがれと旅立ち
原始美術への遭遇の旅
80歳を超えてもなお野蚕絹に魅了され続ける、今泉雅勝さん。今泉さんは、幼少期から美に興味を持ち、独自の美意識を持っていました。そして、昭和46年に訪れたニューヘブリデス諸島で出会ったスモールナンバース族が彫るメモリアルポールに、美の真髄を見出しました。
ここからは原始美術に出会った遭遇の旅記録になります。
ニューヘブリデス諸島へあこがれと旅立ち地図に見えるように、エスピリ
「シルクの道、これからの道」を立ち上げました。
「シルクの道、これからの道」という、シルクに関する新しいメディアを立ち上げた私たちのNoteです。
シルクは、みなさんも耳にしたことがある服の素材として知っている方がほとんどだと思います。
しかし、シルクは素材として「高級で肌触りがいい」という側面だけではありません。世界中に多種多様なシルクがあります。私が知っているだけでも、糸にできるはシルクは16種類あります。少しだけ皆さんより経験があるとはい