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8月に読んだ14冊〜エッセイから資本論まで超雑食読書〜


毎月読んだ本をまとめると、
『おぉ、もう1ヶ月か〜』と
節目を感じられます。

節目を感じることって、
生きていく上で大切ですよね。

節目を感じないと、
充実した日々でも、
ダラダラとのっぺりしているように
錯覚してしまいます。


読んだ本をまとめる、
1ヶ月の出来事を日記に書いてみる、
アルバムを整理するetc...

毎月毎月を振り返ると、
それだけで新しい発見があり
幸せを再確認できることもあります^ ^



さて、それでは早速
読んだ本をまとめていきたいと思います^ ^

旅行へ行く機会もあったため、
旅エッセイがあったり、
書店で気になっていた新書を読んだりと
今月も雑食読書でした。



8月に読んだ本

大久保愛
『1週間に1つずつ 体がバテない食薬習慣』

1週間ごとに実践できる、
食養生が満載の本です!

取りたい食材やスパイス、
簡単スープレシピが載っており、
少しずつ実践しています。

実践すると、
旬の食材を食べることになるので、
季節を感じることもできますよ。



群ようこ『しない。』

SNSやインターネットの普及で
24時間情報に晒され
休むことのないあなたへオススメ。

あなたの中で『しない』こと
を決めると毎日がグッと楽になり、
心が軽くなります。

そんな『しない』を見つける
きっかけを与えてくれる本でした。


都築響一『圏外編集者』

シティボーイのための雑誌
『POPEYE』の元編集者であり、
現在も数々のエキサイティングな
本を書かれている都築響一さんの本。

編集者のノウハウというよりは、
ポリシーが書かれている本です。

圏外、つまりロードサイドが
本当は『現実』で、
メディアは『現実』でないもの
ばかりを取り上げています。

そんなことに気づかされ、
身の回りに溢れる『現実』を
こんなにも面白く語れるのか、
と驚いた一冊でした。


榎本博明『読書をする子は〇〇がすごい』

読書をする子は、
あなたの想像通り、
読解力や語彙力が高いです。

さらに、
学習言語が多く身につけているほど
事物を深く考察できます。

英語で言うと、
日常会話はできるけど、
深く込み入った話はできない
という感じですね。

読書から得られる学習言語が
自己表現をする上で
非常に重要だと感じられた1冊でした。




ジェニファー・L・スコット
『フランス人は10着しか服を持たない』

毎日が同じように感じて、
ハリが無いと感じた時に
読んで欲しい本です。

衣食住のこと、
生活での運動習慣のことなど、
日々を明るくするエッセンスが満載です。

ワードローブは、お気に入りで
質高いものを少しだけ持つ。

流行に左右されない
自分だけのスタイルを
確立するための後押しを
してくれる本でした。


クリスティアン・ベネディクト 他
『Sleep,Sleep,Sleep』

睡眠が十分で無いと、
体と心が回復しないばかりか、
細胞がリセットされず、
万病の元にもなり得ます。

一方で睡眠を十分とったメリットは、
学習効果や翌日の仕事効率アップに
留まらず、計り知れません。

睡眠の重要性を考え直す
きっかけとなった一冊でした。


村上春樹『3つのドイツ幻想』

村上春樹さんを読みたい!
と思い目についた一冊。

5分で読める短編小説で、
想像力を掻き立てられる内容でした。

しかし、読書ビギナーの私が楽しむには
少しレベルの高い一冊でした…



益田ミリ『美しいものを見に行くツアー1人参加』

1人だけど旅行にいきたい人、
必読の旅エッセイです!

ほかの旅エッセイと違うところは、
全ての海外旅を
添乗員付きツアーに1人参加している
というところ。

添乗員付きなら、
私でもいける気がする!
そんなふうに思える、
写真いっぱいの旅エッセイでした。



井上 大輔
『マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動 』

社会人のあなたには
特に読んで欲しい1冊です。

『強い個性のある自分』ではなく、
相手の求めることを積み重ね
『自分を作っていく』方法を
教えてくれる1冊です。

マーケティングの簡単な
概念を事前に知っていると
スムーズに内容が頭に入りますよ。



斎藤幸平『人新世の「資本論」』

今月の印象的だった本
ナンバーワンはこちらの1冊でした。

SDGsやグリーンニューディールなど、
さまざまな環境政策が
企業でも実施されていますが、
それらは全て気休めで、

資本主義の仕組みそのものを
辞めないと、
私たちの環境は守れない。

薄々と感じていた嫌な予感を
本にしてくれている一冊でした。

解決策はこれから
具体的に考えていかなくては
いけないと感じました。



藤野英人『投資家みたいに生きろ』

投資家がどなような視点で、
日常生活のあらゆるものを
見て、考えているかがわかる本です。

一言で言えば、
全ての事物を能動的に考えること。

そうすることで、
時代の流行やニーズに気づくことが
できるようになります。

本を読めば、
金融商品の投資家ではなく、
自分への投資家になれますよ。


吉本ばなな『キッチン』

おセンチな気分になれる短編小説です。

身近な人の死という絶望的な状況で、
まっ暗闇の中を歩き続けていた主人公が、
ある出会いをきっかけに、
暗闇を抜けるストーリーが描かれています。

若くて希望に溢れてると
誰もが思う若者が、
こんな気持ちを持って生きているのか、
とどんよりした気分も味わえ、
人間味のある本でした。



沖有人『独身こそ自宅マンションを買いなさい』

不安定な世の中、
独身でも安定的な資産として
家を買おうと考えている方が多いですよね。

しかし、家は本当に安定資産でしょうか?
場所や物件選びをまちがえると
ただの負債にもなりかねません。

独身だからこそ!
家を持つならきちんと選んだ上で、
資産性の高い物件を選びましょう。

その方法がわかる一冊です。



小川糸『食堂かたつむり』

私の中の小川糸さんブームで購入した一冊。

彼氏、家、声を失ってしまった主人公が、
料理を振る舞うことで取り戻した
たくさんの大切なもの。

温かみのある柔らかい文章と、
美味しそうな料理の数々が
ほっこりした気分へ導いてくれる物語です。

読むとお腹が空くので、
お好きなお茶とお菓子を用意してくださいね。



バックナンバー

バックナンバーと言いたかっただけの、
私の読書記録まとめ記事たちです。

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