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7月に読んだ17冊の中で最も印象的だった本

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7月に読んだ17冊の中で、
最も印象的だった本は、
カク・ミチオさんの
2100年の科学ライフ』でした。


2100年の科学ライフ

2100年のことを、
科学的な観点から
予測した1冊です。

医療、IT、エネルギー、
宇宙、人間哲学などが
どのように変遷するかを、

〜2030年の近未来
〜2070年
〜2100年
の3つのフェーズで
予測されています。

2000年初頭に書かれた本ですが、
近未来に関する予測は
比較的現実的でした。

実際に、本書にあった通り、
エネルギーが
石炭からエコなものに移り変わり、

宇宙旅行は現実的になり、
ITの発展が著しく加速、
再生医療や遺伝子医療
が発展しています。


そして、
2100年のある日を描かれた
最終章が最も印象的で、

その中では、
インターネットに接続された
コンタクトレンズをつけ、

同居人と話すようにAIと話し、
家事をするロボットと同居。

さらに移動は、
電気自動車ならぬ磁気自動車で、
会社の会議は3Dホログラフで
映し出された同僚と行う。

極め付けは、
出会った女性と恋におち
子供を授かるのですが、

なんと、主人公も女性も
70代の高齢者。

再生医学により、
内臓はある一定の年齢の状態で
老化が食い止められ、

遺伝子医学により、
授かる子供のDNAを選択できる。

妙にリアルなSF映画を
みている気分になりましたが、
どれも今行われていることの
延長としてあり得る話なんですよね。

希望的なような、
気分の悪いような、
不思議な気分になりました。


ただ、
ありえない話ではない
ということは言えますし、

本を読みながら、
近い将来のことを
考える良いきっかけになりました。




そういえば!思い出したイケハヤさんの話

イケハヤさんのメルマガか、
ホームページか(どっちやねん)
で書かれていたのですが、

自分にとって少しレベルの高い本でも、
読書をする力がついてくれば
いつか読む機会が来る、

と書かれていました。

まさに、これに当てはまるのが
今回ご紹介した
『2100年の科学ライフ』です。

読んだのは先月ですが、
購入したのは1年ほど前でした。

その当時は
読書は1ヶ月に1冊すれば良い方。

ただ、意識だけは高い系(笑)
だったので、
将来を予測したくて購入しました。

でも当時は読めなかったんですよね・・

・そもそも本が分厚い。
・字が細かい!
・内容が身近でない!
・書いてる用語がようわからん!

人間はわからない用語が
3つ以上出ると
話を聞く気がなくなるそうです。

3つどころか、
隅から隅まで
わからない単語ばかり。

そりゃあ読む気が
出るわけありません。


ダラダラと書いてしまいましたが、
ここで何が言いたいかというと、

積み重ねていけば、
いつか読めるようになるので、
その時読めなくても
落胆する必要なし!

ということです。

のんびり読み重ねて行きましょう^^




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