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【書籍】人事担当にお薦めの本6冊


初めまして。同業の方、もしくは経営者の方にお薦めしたい本を紹介します。他サイトや有名企業の人事担当も推奨している本なのでぜひ参考にしてください。


■採用基準(伊賀 泰代)

マッキンゼーの採用マネージャーを務めた著者によれば、マッキンゼーが地頭、論理的思考力よりも重要視しているのがリーダーシップだそうです。ここで言うリーダーシップには自責や当事者意識と言った概念も含まれており、どちらかと言うと採用ではなくリーダーシップに関する本と捉えることができます。


■人事と採用のセオリー(曽和 利光)

元リクルートの方が書いた一冊。人事業界には流行があり、時流により様々な制度が作られるが、そう言ったものに流されることなく原理原則、不変の考え方に従って運営していくべきという内容の本。人事業務を「採用・育成・評価・報酬・配属・代謝(退社)」の6つにカテゴライズし、分かりやすく展開している。


■図解 人材マネジメント 入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ (坪谷邦生)

HRMを非常に簡単な言葉と図で説明する一冊。自身の理解の整理に有効。事例としてサイボウズ、トヨタ、リクルート、アカツキの人事施策を掲載しており、実用性も高い。ライトなタイトルとイラストに騙されるが、とんでもない。内容はかなり高度です。


■戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~(金井 壽宏)

GE人事の著書。リーダーシップのあり方や、コーチングの重要性を自身の体験に基づき述べている。エピソード部分が多く、読み物としては〇。


■GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

直接的な人事の本ではないが、人のあり方について書かれている。「ギバー(人に惜しみなく与える人)」、「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」、「マッチャー(損得のバランスを考える人)」が居て、短期的に見るとギバーが成功しやすい。長期的には、テイカーの成功には限界が訪れ、ギバーが成功を収める。


■モチベーション3.0(ダニエルピンク)

著者はモチベーションを、生に対するモチベーションを1.0、報酬に対するモチベーションを2.0と述べ、今後は目的性・自律性・成長性、所謂内発的動機を伴うモチベーションであるモチベーション3.0が必要になると述べる。現在の企業人事では如何に非論理的な制度が横行しているかと言うことを痛感出来る一冊。


以上です。ここに挙げた本は有名本ばかりですが、有名であるがあまりまだ読んでないなんて方もいるのでは。この機会にぜひご一読いただければと思います。


■代表取り締まられ役_人事担当

人事歴11年。様々な業界で人事を経験。メーカー→広告代理店→IT(メガベンチャー)→IT(スタートアップ)。専門領域は、給与労務、福利厚生、人事企画、その他


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