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書くこと描くこと

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文章を書くこと、絵を描くことに関する記事を集めました。 私自身が割とマジメ気味に文章を書くことに向き合ったものや、おとんの描いた絵、私が描いたへっぽこ絵などです。
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記事一覧

古物商になる

古物商になる

先日古物商許可証を取得して、はれて古物商になりました。
なんでまた古物商?と聞かれたら、1番の理由は実家に残されている物がかかわってきます。
基本的に自宅にあるものや、相続した物品は古物商許可証がなくてもメルカリなどで売買することが出来るのですが、実家残置物を処理していく中で、古物商を持ってる方が、何となく活動が横広がりするような気がしたのです。

まぁ、なんともふんわりした理由ですσ(^_^;)

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個展を開いた

個展を開いた

noteを書くのは本当に久しぶりです。
母が他界して、酷暑と呼ばれた真夏を経て、私はすっかり疲れ切ってしまっていて、何か書こうとか、人と繋がろうなんて気力は完全に消滅してしまっていました。
この数ヶ月、いったいどう過ごしてたんだろう?
何を見て、何を感じてたんだろうと、今振り返ってもぼんやりしています。

そんな最中、おとんの作品展を開く事になりました。
作品展については、おとんが死んだ直後から考

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空の見えるところまで

空の見えるところまで

私は兄妹たちとは違って美術のセンスが乏しくて、学生時代の美術の授業も平均点で、絵を描くことの好きな父親からも、自分の絵を褒められた記憶はありません。
でも中学の時一度だけ、美術の先生から絶賛されたことがあります。

それは社会啓発的な内容のポスターを描くという授業だったと思います。例えば「残さず食べよう」とか、「交通安全」とか、「街を綺麗にしよう」とか、そんな言葉を自分で考えて、そのテーマに沿った

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色鉛筆のはなし

色鉛筆のはなし

一年半ほど前に老人ホームから、おかんがリハビリの時に使う色鉛筆を用意して欲しいと言われ、12色入りのクーピーペンシルを用意しました。
でもおかん自身がリハビリに積極的でなかったのか、それともリハビリメニューそのものが変わったからなのか、その後クーピーはほとんど使われた様子がないまま部屋に放置されていました。
そして今年の春先、おかんは入院した事をきっかけに、身体機能が著しく低下して、もう色鉛筆を使

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ええ大人の絵日記

ええ大人の絵日記

先日のnoteで、退職以来続けている日記に絵を描いてみようと書きました。

それは今も続いていて、たとえ日記の内容がアンニュイなものでも、私の下手くそなイラストがそれを緩和してくれています。
最近になってそのイラストに少し色を指してみたところ、教科書の端に描いてた悪戯書きみたいなイラストが、心なしかいい雰囲気を醸し出してるような気がしてきました。
(たぶん気のせいです。)

日記と絵は繋がりがあっ

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続いていること

続いていること

会社を辞めて8ヶ月になります。
未だに退職した時期を基準に月日をカウントしてる自分が、ちょっといやだな〜と感じます。

会社を辞めてから、あれをやってみよう、これをやってみようと模索して、継続している事はほとんどありません。
自転車もウクレレもやっていません。
つくづく続けるって難しいです。

その中で続いている唯一の事は、日記を書く事くらいでしょうか。
以前にジュリアン・キャメロンの「アーティス

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かくことの本を読む

かくことの本を読む

会社辞めてから「書く」ことだけは、特に苦労することもなく続いています。
そんなことから、「もしかするとわたしゃライターに向いてるんじゃなかろうか。」と、一時期ライター関連の本を何冊も読んだり、ライターさんのメールマガジンを読んだりしていました。

でも本やメルマガに書かれていることが、自分の感覚とはなんだか違っていて、何となくしっくり来ません。
先日ライターもどきの仕事を一件こなしたわけですが、こ

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初仕事を終えました

初仕事を終えました

初のライター仕事を無事納品できました。
取材から5日で提出。ぶっちゃけ遅いか早いかわからないです。
内容の良し悪しもわかりませんが、それは読む人に判定してもらいます。
とりあえず書こうと思ったことは大体表現できたと思います。

普段アホ文をつらつら書いていますが、人から聞いた話や、人に正確に伝えなければいけない事を文字に落とし込むのはとても難しくて、割と苦手らしいということがわかりました。
なので

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初ライター当日裏話

初ライター当日裏話

某団体が企画するツアーの、体験レポートを書くことになりました。
スタッフさんとは事前打ち合わせのため、当日の早めに落ち合うことに。
JRで1時間半ほどかかる場所なので、出不精にはかなりの遠出です。

当日朝必要アイテムをショルダーバッグに詰めたところ、かばんが異様に重くなり、泣く泣くリュックに交換。
その時点で服のコーディネートが完全に崩れてしまいました。。。

上着が必要か一瞬悩みましたが、先日

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ルーティン

ルーティン

8月に会社を辞めてからしばらく、日常の新しいルーティンを構築することを模索していました。
午前中はインスタに上げる画像の編集作業をしたり、株式市場の動向を偵察したり、午後は家事をしたり読書をしたりしていました。
でも概ね時間を持て余していて、「こんなことしてていいのかな〜」なんて気分になっていました。

それから数ヶ月が過ぎ、当時のルーティンのほとんどは継続していません。
インスタは写真を見栄え良

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句会

句会

句具さんの句会に参加させて頂きました。
今回「立冬」をテーマに集まった約250句を、参加者自身が好きな句を選句します。
選句そのものが初めてなので、沢山の句の中から選ぶのは、なかなかに難しかったです。
私としては、情景がイメージできて、すっと自分に入るものを選んだ感じになります。

私の投稿した句にも、数名の方が選句して下さいました。
得点的にはトップの10分の1程度で、ぶっちゃけ全然未熟ではある

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IKEAにいく

IKEAにいく

先週の土曜日、旦那と大阪のIKEAに行ってきました。 
我が家のトイレ掃除担当の旦那が、便座カバーなどを新しいものに変えたいと言い出したのです。

「北欧と日本じゃトイレの規格が違うんちゃう?IKEAに置いてないんちゃうか。」と、遠出したくない私。
「グローバル展開してるのに、それはないやろ〜。それに日本のトイレは世界で評価高いし、置いてて当然やろ!」と旦那。

結果、IKEAには一才のトイレカバ

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スケッチ

スケッチ

住宅が密集した阪急桂駅近辺をちょっと抜けると、広大な田園地帯が広がっています。そこから見える愛宕山が好きで、時々ふらっとやってくることがあります。

おとんが60代の頃だったと思いますが、愛宕山に登ったおとんは、自分の父親や祖父(つまり私から見た祖父と曽祖父)が愛宕神社に奉納した"何か"を発見してきました。人の話をぼんやりとしか聞いてなかった私は、それが何なのかよく覚えていないのですが、家族の無明

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おとんの絵

おとんの絵

無人君になった実家へはしばらく毎週通ってましたが、四十九日以降は2週間に一度、納骨を過ぎてからは1ヶ月に一度くらいになりました。今日久々にやって来た実家は、一言で言うと寒い!! 誰もいない実家に足繁く通ってた頃は大汗をかいていたのに、時の経過を感じます。

ところで、おとんは大小たくさんの絵を書き残しています。何年か前に「個展でも開かないか」と聞いてみたことがあるのですが、当時は「まだ早い」と言っ

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