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『シャドウ・イン・クラウド』見た直後の雑記

MOVIX三郷でクロエ・グレース・モレッツ主演映画『シャドウ・イン・クラウド』を見た。


序盤のフェミニズム、ジェンダー差別の描写は第二次世界大戦時らしく、そこは良かったけど、中盤以降の無茶なアクションはどう見てもクロエのアイドル映画ご都合路線にしか見えなかったかな。

エンドクレジットの映像にもあるように、本作はジェンダー差別からの女性賛歌をもう少し徹底すれば良かったのだが、怪物グレムリンとの死闘や日本軍との空中戦などアクション面の見せ方がイマイチ。

後半の機内でのハラハラドキドキシーンもハラハラドキドキよりも「ありえなさ感」が勝り、故にアイドルご都合映画にしか見えない。

ジェンダー路線、怪物ファンタジー、空中戦のバランスが悪い。もう少しアクションが得意な監督にするか、ジェンダー路線のみで押し切るかすればいくらかマシなはず。

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