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2019年8月の記事一覧

ToDo

ToDo

 病院の待合室で詩集を読んでいたら、思考がいくつか耳からこぼれるのを感じた。それはToDoリスト、2020年のめあてだった。

・写真の講座に通う
・詩の勉強を続ける
・noteで月刊誌をつくる

 どれもしばらく前から思い描いていたことだけれど、それをこんな風に書きとめたら具体化するのじゃないかと思った。耳からこぼれたように感じたのは、たぶん、思考の絡まりが解けたからじゃないかと思う。わたしはい

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「詩をつくる教室」 第5期 2回目

「詩をつくる教室」 第5期 2回目

文月悠光さんが講師の「詩をつくる教室 言葉のレッスン」第5期の2回目です。
初回に提出した自由題の作品の個別の講評となります。

わたしの提出した作品の講評を振り返る形で、講座の様子をお伝えしたいと思います。

夏掬

泡だてられて
雲の群がる
光をこぼして、夏の降る

青は青く氷になれ
赤は赤く金魚になれ
夏の色に満たされて
夜になっても帰らなくていい
雲も降りて綿菓子になれ

雲にまぎれて降り

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『マジックアワー』 登場人物:ヒーコ

『マジックアワー』 登場人物:ヒーコ

小説『マジックアワー』の主人公、ヒーコこと、高階柊のイラストを描いてみました。

作者が描いているからといって、正しい造形とは言えないのですが、髪型とか持っているカメラとかはこんな感じだと思っています。

高階 柊(たかしな ひいらぎ) 高校2年生 写真部所属

その他の登場人物を見てみたいと思った方は、エブリスタの『マジックアワー』にスターを付けて(できれば読んでいただいて)、コメント欄でおしら

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夏の夜に

夏の夜に

「陸にあがったわたしは、人に戻れずに蝶になった。魚になるはずの鱗は、乾いて粉になった」

昨年の夏に公開した短編小説「蝶の鱗」です。

表紙は【spin a yarn + kaya】で絵を描いている茅野カヤさんです(表紙となった絵は購入して私の手元にあります!)。

真夏に読むのがぴったりじゃないかなあ、と思って紹介します。

物語の元になったのは下記【spin a yarn 】のツイート。

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