10年後のGAFAを探せ

10年後のGAFAを探せ

書名:10年後のGAFAを探せ 世界を変える100社
著者:日経ビジネス編
出版社:日経BP
発行日:2019年6月20日
読了日:2019年6月28日
ページ数:310ページ

気になって手に取ってみた。次のGAFAが気になる。
やっぱりこのままの勢いが続くと思えないからね。
とはいえ、GAFAはやっぱり強いと思う。
GoogleやAmazon、Appleがないといまの私は
ほとんど生活できない状態・・・完全なインフラである。

さて、本書ですが
いろいろな業界・分野のスタートアップなど
100社が紹介されています。

気になった企業!をいくつか紹介!

✅アピール・サイエンシーズ
(米国)

野菜とか果物の劣化を防止する
コーティング剤。

フードロスって課題だから
こういう食品廃棄を削減するのって
社会的にもすごく大切な事だと思う。

内部の水分を閉じ込め、外気を遮断。
水分の蒸散と酸化遅らせる。
簡単なようで簡単じゃない。

✅タイトケア
(イスラエル)

オンライン診療を簡単に
家庭向けの診察デバイスを提供。

内耳や喉の腫れとかを撮影できる。
10年後、簡単な風邪であれば
自宅からお医者さんが診断してくれる。
そんな未来が来て欲しいな。

✅Paytm
(インド)

インドで3億人・800万店舗が加盟している
QRコードなどのスマホ決済。
ソフトバンクとヤフーが共同で展開する
Paypayはpaytmの技術を使っているとの事。
孫さんは目の付け所がさすがだな。

✅マトリックス・インダストリーズ
(米国)

温度差発電を使ったスマートウォッチ。
充電入らずで動作するのはすごい。
機能は最低限だけど
こういう技術が発展してわずかな電力でも
apple watchくらいの機能が
充電せず動かせる時代がきたらほんとの
イノベーションだなぁって思った。

著書の「おわりに」に書いてある
イノベーションが日本で起きない理由は同感。
こうしたユニコーン企業が世界で237社あるのに
日本は1社のみ(PFN)。

失敗が許されないとか
慎重でなかなか行動しないとか
日本固有の文化・風土が原因となってる。

次のGAFAが日本から出る事はなさそう・・・。
自分自身の課題でもある><。


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