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ドライバーとお客様の両方にとってプラスのタクシーの新しいマッチング

こんにちは、久しぶりのnote投稿です。

空いた理由は置いといて、早速
僕が思う、今後タクシー利用者が良いサービスを受けられるタクシーを選び、
ドライバーは質を上げようと思える仕組みを書いていきます。

僕の頭の中にある段階ですが、いずれ形にします。

タクシー乗務をしていて感じた『俺の方が・・・』

いつも、港区や千代田区など、都心部を中心にタクシーを走らせていますが
仕事をしていれば、前や後ろに空車のタクシーがいることは何度もあります。
前にいたタクシーにお客様を取られることはもちろん、
一気に何台も追い越して急に前に入り込み、お客様を取られるようなこともタクシードライバーであれば何度も経験しています。

ムキになってもしょうがないから、、、と気持ちを切り替えますが
それでも、思うのは
『あんな乱暴な運転する車に乗るより、絶対俺の運転する車に乗ったほうが快適な移動を提供できる』

自信満々に書いていますが、実際にお客様から
「丁寧な運転で安心しました」や、「とても運転がお上手ですね」
と言ってもらえることはありますし、
そう思ってもらえるよう、ブレーキやカーブ、交差点で曲がる際は出来るだけgが掛からないように最大の配慮をしています。
(もともとは、僕がいかにブレーキで静かに止まれるかを遊んでる部分が大きいです。)

運転のお仕事なので余計なことにムキにならないように意識しても、お客様を乗せることで売上となり、歩合で給料を得る仕組みとなっている以上
ちょっとは雑念が生まれてしまいます。

きっと、『あのドライバーより俺の方が・・・』は僕以外にもそう思ったことのあるタクシードライバーはいると思います。
いや、きっとじゃなくて絶対そう思う人は沢山いる!

そんな自負を持つドライバーはお金を得るのと引き換えに
お客様に快適な移動を提供できるように努めているはずです。

それなのに、どれだけ快適な移動を提供しようと仕事をしても
乱暴でブレーキカックンカックンなドライバーがそのお客様をお乗せすることもある。
お客様の文句ばかり言うドライバーもいる。
前者も後者二人も、同じ時間で仕事をし、同じ規定、ルールの中で売上を上げようとしています。

そんなこと言っても、決まりなんだからその中でやるしかない。

そう思考停止になるのがどうしても僕には耐えきれません。
この形を改善し仕組化すれば、お客様は質の良いドライバーを選び、ドライバーは評価を貰える。お互いにその時間は良いものになりますし
お客様はハズレのドライバーにあたり、お金で買っているとも言えるその移動時間を無駄に苛立つ思考を持つことはなく
ドライバーもやっかいなお客様を乗せて嫌な思いで仕事をする機会も減ります。

こんなこと言うと選ばれない、惰性で働くドライバーはどうするのか?問題も出てきますね。

まぁそんなテキトーなドライバーは売上下がればいい‼と見捨てることも可能ですが
そういう競争だけの仕組みではなく、あくまで
お客様に快適な移動と時間を提供しようと常に努めているドライバーがもっと評価されるようにする仕組みです。
どんなに良いサービスを提供するドライバーも、時にはのんびりしたい時もあります。

競争によって質を上げ、評価を貰い価値を上げる部分と今のままでも形になる仕組みで分けることで
ライドシェアと現行タクシーの間に、価値のある形をつくる。

ライドシェアは規制により、白タクとして違法行為となります
しかし、値段も安く、競争によって質を上げようと努力するドライバーが生まれるライドシェアはお客様にとっては必要。
タクシーに乗るより安く、サービスの良いドライバーに移動時間を任せたいと思うのは当然です。

それではタクシーは勝てない。

その勝てない部分を規制によって止められてはいますが、
タクシーは移動手段であり、目的はお客様に必要とされること。

これでは本当の目的を果たす役割になっていません。

確かに、雇用を守るという問題も出てきますが
本当の目的を考えるならば、規制以外の考えを持ち
利用者にとって最善となる選択肢を作っていかなければならないはずです。

『俺の方が良いサービスを提供している自信がある』
『評価してもらえたからもっともっと良くしたい』

そう思いながら、毎乗務を大切にしているドライバーの心が無駄にならないように
その心よって
お客様が本当に必要としている移動を提供できるものにしていきます。




乗客はタクシードライバーを選べない

最近、タクシーは“拾う”から“選ぶ”や“選んでもらう”の形に移行しているという言葉をたまに聞きます。
タクシードライバーでなければ殆どの方は聞かないかと思いますが
これに関して僕は、今の段階では本質的には選ぶことはできないと考えています。

タクシーは一人一人のドライバーによってサービスの質や色が変わるものであり、
たとえ、指導が徹底している会社であろうと個々人によって変わるものです。
さらに、人であるということはドライバーと乗客の間でも、お互いに見た目や声、雰囲気からフィーリングが合う合わないの部分が出てきます。

もし、幸運なことに質もよく、フィーリングの合う人同士がマッチング出来れば“信頼”が生まれ乗客は疑うこともなく、安心して移動することが出来ますし、
ドライバー側も信頼を得れているという理由からリラックスした運転で目的地へ送ることができ、平常心を失うことなく運転の判断ミスや経路ミスの可能性も低くなります。

マッチングがあえば、お互いに得をするということです。

しかし、タクシードライバーとお客様のマッチングの現状は、街中で拾うことはもちろん、
配車アプリでタクシーを呼んだとしても、
お客様は事実上ドライバーを“人”で選べません

会社単位で選ぶことは出来ますが、ドライバーはその時々によって変わりますし
ドライバーを選ぶにしてもわざわざ指名したり、個人間で連絡を取り合うぐらいしか
お互いに信頼のある関係のドライバーと乗客の関係は築けません。
そして、その関係があったとしてもタクシーはいつどこに飛ばされるか分からない仕事のため呼ばれてすぐに対応するという形は難しい。

でも、その確率を上げることは出来る。

ドライバー側の話で言うと、新宿歌舞伎町で乗せるより渋谷や六本木の方が
メンドクサイお客様にあう可能性が下がるという選択肢があります。

お客様側からだと、会社単位で選べても人単位では選べない数千~数万の広い選択肢があります。

その選択肢を一つにまとめ、ここでタクシーを拾えば良いドライバーに当たる確率が上がるという場所。
物理的には厳しいので、アプリとしてそのまとまった空間をつくることで
お客様が選ぶことを可能にします。

前述しているように、指導を徹底している会社があっても、平均値では良いと感じれる可能性はありますが、個人個人でサービスの形をつくるので三者三様、もっというと百者百様となり、さらにそこにフィーリングが合う合わないが組み合わされ、
お客様もドライバーも毎度信頼ゼロからのスタートとなります。

僕がいつもお客様をお乗せする際に思うのは、
『やたら強気で乗ってくるな~』

僕の見た目を悪く受け取る方がいることもあるかもしれませんが、
いつも感じるということはそうやって乗らないといけない
タクシーの現状があることが見えてきます。
特に女性は多いです。
もしかしたら、それに対してムカつきクレームに繋がる態度になってしまうドライバーもいるかもしれません。
これはお互いに余計な時間です。
お客様が緊張を持たずに安心して乗れる方法を選べるとしたら
その分どれだけクレームが減るだろうかといつも考えています。

それを解決できると僕が思っている方法を、
お客様にとって必要と感じてもらえるサービスの向上
自主的、主体的に仕事へ取り組むドライバーの増加
を意識しながら考えました。

ドライバーの場合
①アプリに登録(主な営業地域やプロフィール)
②主な営業地域やプロフィール登録
③ログインで仕事中にサインを受け、承諾でマッチング
④送り終了後 お客様の評価


タクシー利用者の場合
①アプリに登録(プロフィール)
②近場のタクシーへサイン(現在地のポイントをうつ)
②ー1 評価が4以上や女性、ベテラン、初心者、複数選択肢あり
③タクシーが承諾でマッチング
④到着後 ドライバー評価やメッセージ、お気に入りやチップ
(お気に入りから直接予約可能)
⑤再利用時、評価数やお気に入りからも選択


利用後の支払いは通常のタクシーへの支払いで、

ドライバーは、評価数に応じて報酬
評価数が多ければ称号アップや追加報酬
(コンテスト形式も面白そう)

お客様は、出勤や退勤、空港へ行く等あらかじめ定時の利用が決まっているときはお気に入りから前日、前週に予約することも可能

ドライバーはサインを受け取らない選択も出来ます
両者への評価は「優」「良」でゼロより下の評価はない形
お客様は本当に素敵だと感じたら少額課金で一番良い評価を付けられる
「可」(選択肢にはないですが)やむしろ悪いと感じる場合は
選択なし、運営側へ評価が届く
(良いサービスを提供して評価を得たい人の登録を前提としているため)

評価後、お気に入りされない限り両者にプロフィール等記録は残らない


とりあえず、ざっくりとこんなことが出来たらタクシー業界良くなるし
利用者も満足度上げられるんじゃないかなというイメージ段階です。

でも形にしようと思っているので、作れる人探して、お金も集めます。

この他にも、相乗りに関してや、タクシーがエンタメになる方法をどんどん
noteに書いていこうと思っています。


読んでくださりありがとうございました。


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