マガジンのカバー画像

2022自然環境リテラシー学日誌

184
三重大学では「自然環境リテラシー学」という「三重県の豊かな自然をとことん体験・実感する現地合宿型プログラム」を実施しています。◆このマガジンは、2022年度、の実習や関連するプロ… もっと読む
運営しているクリエイター

#自然環境リテラシー学

リーダーとしての1年間

リーダーとしての1年間

自然環境リテラシー学実習 M2(22/12/10)、M4(22/12/17-18)
みえアウトドアヤングサポーター育成事業 山コース

 M2、M4はVerde大台ツーリズムの野田綾子さんのご指導のもと行いました。野田さんは、10年前に三重県の大台町に移住し、SUPやハイキングといったアウトドアアクティビティを通じて大台町の魅力を発信されています。昨年の実習でも野田さんのもと行ったのでぜひ過去のn

もっとみる
三重に来たら逞しくなった話

三重に来たら逞しくなった話

こんにちは、Mioです🌻

私は三重大学の自然環境環境リテラシー学において、今年度はスタッフとして受講生の皆のサポートをしていました。

1年間の実習を終えて、集大成としてちょっと自分のことも語りながら…私が思う「自然環境リテラシー学」の意義を語っていけたらなと思ってます!

私が「自然環境リテラシー学」のスタッフをしたいと思った理由

実をいうと、「自分が受講した自然環境リテラシー学を皆にもっ

もっとみる
今年も楽しい時間をありがとう

今年も楽しい時間をありがとう

自然環境リテラシー学実習
最終回
2022/12/24

去年は蜃気楼を眺めながらカヤックを漕いでいたのに、今年のイブは恐ろしく寒かったです。

今年の自然環境リテラシー学実習も、海・山・川の全コースが終わり、その総まとめの発表会が行われました。
テーマは、「自然環境リテラシー学実習を通して1番伝えたいこと」。
受講生ひとりひとりが、"誰か"を見据えて、実習で得た経験や知識、感情などをまとめて発

もっとみる
林業って奥深い

林業って奥深い

はじめに2022/11/19-20
自然環境リテラシー学 5Z 森と林業

 今回の自然環境リテラシー学実習は、「森、木、そして林業と親しむ」ことをテーマに、三重県紀北町船津にある大田賀山林で行いました。

林業ってなに?わたしのイメージ

 林業って何してるんだろう?木を切る以外はどんな仕事があるんだろう?というイメージがありました。他の一次産業に比べ、謎が多い。そんな印象でした。

速水林業さ

もっとみる
「自然環境リテラシー学」について

「自然環境リテラシー学」について

発端

 私が十年前(2012年10月)にとある大学に採用された時、「イノベーション枠」という特別枠での採用でした。専門分野・職位を問わず「グリーンイノベーション・ライフイノベーション」を教育研究社会貢献として行う、ということを主なタスクとした公募で採用されました。従来、地球科学分野が専門であったわけですが、この新しいタスクに対し、「地域に貢献する大学」という大学の大目標も鑑みて、今後の地域社会に

もっとみる
自然とは?環境とは?自然環境リテラシー教育とは?

自然とは?環境とは?自然環境リテラシー教育とは?

自然とは?環境とは?

「自然」とは「あるがまま」を意味し、人間の作ったもの(人工物)ではない、人間が変化を加えていない、山、森、大地、川、海などを意味する言葉です。英語ではnatureと訳され、その語源はラテン語でnascor、「生まれる、誕生する」という意味。自然とnatureは共に「もともとあるもの」という意味で共通します。自然というのは、人間の手の入っていない「原始自然」とも呼ぶべき手付か

もっとみる
5年越しの夢がついに~はじまりが今へと繋がった瞬間~

5年越しの夢がついに~はじまりが今へと繋がった瞬間~

みなさん!こんにちは。Airiです。今回は7/16-7/17に行われた海コース第2回についてです。それでは、はじまり、はじまり!

研究室のゼミを終わらせ、急いで電車に乗り込む。いつもの土曜日が始まった。そう!今日は自然環境リテラシー学(以下、リテラシー)海コースの第2回目だ。今年度のリテラシーがはじまってから土曜の午後に京都を出て三重へ向かい、実習が終わると京都へ帰るという日々を繰り返している。

もっとみる
みえの自然の魅力

みえの自然の魅力

「氷河と砂漠以外のすべての自然がある!」

この言葉は、世界中の「古道」と言われる道を旅している植野めぐみさん(アトリエ・ちきゅうの道)の言葉です。最初に、この言葉を聞いた時「そんなことってあるのかな〜?」と懐疑的だったのですが、三重の自然を知れば知るほど、なるほどそうかも知れないという思いに至っています。

三重県は、本州の中央付近の太平洋側、紀伊半島の東側に位置します。東西南北に広がり、広大な

もっとみる
自然環境リテラシー学を通して

自然環境リテラシー学を通して

こんにちは。たっかーです!
今回は自然環境リテラシー学の最終の発表の原稿としてnoteを書いていきます。テーマは「今年の自然環境リテラシー学を通して1番伝えたいこと」。しかし、リテラシーではたくさんのことを経験して、伝えたいことがたくさんあるので、1番というものは決められませんでした。なので、今回は2つ取り上げて書いていこうと思います。

どんな人に伝えたいか
まず、僕が伝えたい対象として選んだの

もっとみる
アウトドア入門

アウトドア入門

第2回 自然環境リテラシー学

参加コース:山コース 日程:12/10

こんにちは、たっかーです。
12/10(土)に行われた、自然環境リテラシー学の実習で体験したこと、学んだこと、感じたことをいつも通り書いていこうと思います!

はじめに
今回は1日だけの実習だということで、1日でどんなことをするのか、どんなことができるのかとても気になってドキドキした気持ちで臨みました。実習場所は三重県の大

もっとみる
自然の中での人間らしさ

自然の中での人間らしさ

自然環境リテラシー学 1年間の振り返り

2022年の6月からおよそ半年に渡り行われた自然環境リテラシー学。全部で5回の実習に参加し、今回はその振り返りを行っていきたいと思います。

今回の振り返りでは、「自然の中での人間らしさ」というテーマで、自然の多様性・怖さ・楽しさに注目して行いたいと思います。

自然の多様性まずは、これまで私が参加した実習について振り返りを行いたいと思います。

1回目の

もっとみる
木と生きる

木と生きる

自然環境リテラシー学 参加コース:森と林業 参加日:11月19日・20日

今回、私は自然環境リテラシー学の森と林業回に参加しました。
今回の自然環境リテラシーは、以前まで参加した川や海の4回とはまた異なり、森をテーマに実習を行いました。
もともと私の実家が山の裾野の地域だったこともあり、昔から山や森に対して、思い入れがありました。

今回は速水林業さんの大田賀山林をフィールドとして実習を行いまし

もっとみる
山と生きる

山と生きる

自然環境リテラシー学
山回4回目 12/17~12/18

ぶちです。私たち山回は、12/17~12/18に大台町で自然環境リテラシー学を行いました。そして、この回は三重県さんのみえアウトドアヤングサポーター育成事業の一環でした。寒波と重なり、とても寒い2日間でしたが、様々な体験をし、思い出を作ることができたので紹介していきます。

1日目
大事なことは

最初に、野田綾子さんにお話をしていただき

もっとみる
自然環境リテラシー学を通して

自然環境リテラシー学を通して

ぶちです。
今回は12/24にあった発表会で私が発表した「自然環境リテラシー学を通して学んだこと」の内容を紹介します。

学びまず、私が自然環境リテラシー学で学んだことについて大きく2つ紹介していきます。

1つ目

1つ目は、自然環境リテラシーとは何かということです。まず、もともと「リテラシー」とは、「読み書きの能力」を意味しています。しかし現在では、「ある分野に関する知識や能力を活用する力」を

もっとみる