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世界が見つけてくる「?」に耳を澄ましていたい。
ブライドって
傷口に覆うカサブタみたいなものなんだよなぁと思う。
プライドが高いとか
いらないプライドとかって言われたりするけれど
ほんとは、心の弱いところや傷跡、コンプレックスみたいなものを覆っているモノのような気がする。
プライドがなければいいのに。ってだからそんなに簡単な事じゃないんだよなぁ。
きっとプライドと誇りって違うんだ。
プライドで守ってるものを、ちゃんと自分で紐解いて行く事
詩集『異なるものの結合』
まえがき
この詩集は、私が20代前半から40代前半までに書いた詩をまとめたものである(2023年現在、45歳である)。約20年の開きがあり、その間に私は感受性も考えも幾分変わってしまったので、詩の内容とスタイルに大きな変化がある。したがって、若い頃に書いたものと中年になって書いたものを別々の詩集にすることも考えてみた。だが、俯瞰してそれらを眺めてみると、青年期から中年期までの心の旅路がよく見て
【詩】魔法があったら
ねぇ、魔法ってあると思う?
と娘が訊く
さあね、と返す
あったら面白いよね
まあね
あったら、どういう魔法使いたい?
さあね
私はホウキに乗って飛びたいな
ふ~ん
パパは何かないの?
別にないよ
えー 何か言ってみてよー
願い事とかあるでしょー
う~ん、思いつかない
体が透明になるとかさー
傷をすぐ治すとかさー
う~ん
強いて言うなら
君をずっと幸せにする魔法かな
もぉー
そういうのじゃなくてー
眠れない夜に数えた羊達の群れが夜を渡る。
自分の事を
悪い人と思いながら生きてるわけじゃないけれど
タイミングによってそうなってしまう事があるよなぁ。
眠れない夜に限ってそんな事を考えてしまう。
きっと
良い人、悪い人がいるのではなく
良い面、悪い面。
良い時、悪い時があるのだなぁ。と、思う。
弁解のチャンスや挽回のチャンスって
そうそうないのが現実だよなぁ。
だからそっと縁を切っていくしかなかったりもする。
切られた縁を結び直