詩集：雨が降っている（2024年）を読み返したところ、ちょっとわけがわからなくなってしまったので、この詩集からのあと３つの作品は載せるのをやめておきます。すみません🙏

【詩】くもり

よどんだ視界に 晴れ間を探して 目を見開いた 色がつくなら ゴーンと鈍い音が 頭の中に 静かに響きわたる 街が消滅しそうな そんな不安感に ぼく一人、 置いてきぼりにされ、 けれども、いつかは晴れだし 街は色を取り戻す

【詩】静けさの中

朝の静けさの中、 鼻声まじりの 自分の呼吸を 肌で感じた ぼくはここに 息づいている 見渡せば なにかの中心点 動けはするけど 動けない もしかして、ぼくは 今、空気なのかなあ

【イラスト】うごめく青と赤よ（2024年）

【詩】帽子よ

ぼくは立っていた 緑のツタのように 帽子が風に揺れて まるでいつでも飛べると、 ささやいている かのような 自由な色を持ち、 ぼくは見送るだろうね 微笑みに満ちたその姿を 森の中で そんな森の中で

最近、折り紙のパクパク占いの準備をがんばっていたのですが、今日はあるイベントのスタッフさん？が「今度、打ち合わせをしませんか？」と積極的に誘ってくれて、うれしかったです。その代わりがんばらないようにと気づかってくれました😅ぼくは幸せ者です😭🌷🌷🎉

【詩】ふふ

風よ、飛べ！ ぼくの腕から 指し示した方向へ きっと昇っていくだろう 魂の旅路 ぼくは見送る あの空の先 君が溶けていく場所まで

【詩】風の声

声がとどろいた ぐわりと 大きな口を開いて 大地に襲いかかる まるで呑み込もうとする 一口のように でも、寸前で かき消えた ぼくそんな空圧に 優しいクッションを 見渡せば 草木がさらさら 揺れていた

折り紙の「パクパク占い」は5月のイベントでやる予定でしたが、「のんびりとやっていきましょう」ということになって、5月のイベントは場にまず慣れようということになりました。その次は7月なので、のんびりと準備を進めようと思います😃

【詩】ペンよ

ペンよ、走り出せ！ ぼくが手にした 光の軌跡 なめらかに 魔法の文字を 刻むように 描くのだ 力強く けれども 羽根のように 軽やかに ぼくは書いた 吐息のささやきよ

【詩】ぼくの恋人

風は語りかける 耳をくすぐるように ぼくが振り向くのを 期待しているかのように でも、君が知っているとおり ぼくは前を向いて 君と共にあることを 恋人であることを いつかキスをしたことを 覚えているかい？ 君の涼しげな唇が クスクスと ぼくには心地よかった

【詩】やること

空気が澄んでくれた ひとりの夜のこと ぼくはやることを 考えていた ポツンと「う〜ん」と うなる頭のつぶやき 静かなため息とともに 今まで答えが 出たことはあっただろうか？ まるで永遠のテーマのように 「う〜ん」はさ迷える 君は一体、 何をしたいのかな？ 一緒に考えるから、 見つかるといいね！