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【詩】くもり

よどんだ視界に
晴れ間を探して
目を見開いた

色がつくなら
ゴーンと鈍い音が
頭の中に
静かに響きわたる

街が消滅しそうな
そんな不安感に
ぼく一人、
置いてきぼりにされ、

けれども、いつかは晴れだし
街は色を取り戻す

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