TETSUYA Hiroshima

海外赴任、MBA取得を機に大企業から中小企業へ転職しました。 日々の仕事や私生活での気…

TETSUYA Hiroshima

海外赴任、MBA取得を機に大企業から中小企業へ転職しました。 日々の仕事や私生活での気づきを日記のように綴っていきたいと思います。

記事一覧

得ることよりも与える方が幸せになれます

私ごとですが、先週コロナに感染し、本日まで隔離ホテルで療養しておりました。 今回、隔離期間中に看護師さんやホテルの警備員さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 皆…

金が全てとは言いませんが、自分を過小評価しないでください。

今日、職場の同僚にあたる部長から転職活動をしていたことを告げられました。 どうやらITベンチャー的な小さな会社ということで、社長自らが2度も面談をして下さり、その…

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世界で最も危険な動物

ニューヨークの郊外に「ブロンクス動物園」という動物園がある。 その類人猿舎(エイプハウス)というエリアでは立派なマウンテンゴリラやオランウータンなどを鑑賞するこ…

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「AI時代の子育てとしての『プログラミング教育』」って言うけれど・・・

こんにちは。 現在2歳半の息子を持つ父です。 子育てというよりは、息子によって親育てしてもらっているという表現の方が適切かもしれませんね。 突然ですが最近、書店や…

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−「遊び感覚」で働く−とは。トム・ソーヤの冒険から得たこと。

月曜日。 朝の通勤電車は、いつもどおり無表情のサラリーマン。私もその一人。 月曜日の朝は、やっぱり気持ちがあがらない。 世界中を震撼中のウイルスの影響で全国的…

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「行けたら行く」の男女感。

週末の鉄板焼き屋。 近くの席では若い男女が食事をしており、職場での男女の価値観の違いについて熱く議論をしていた。 「『行けたら行く』っていうのは、要するに丁重な…

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ゴッホ「フェルト帽の自画像」を読む

この絵画はゴッホ美術館に展示されている自画像で、私が最も好きな絵画。 1887年に製作された作品だ。 ゴッホは実に多くの自画像を描いてきた。 それは、彼が生涯を通じ…

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シェイクスピア『ハムレット』が教えてくれたこと

『言葉は空に迷い、思いは地に沈む。 心をともなわぬ言葉が、どうして天に届こうぞ』 これはシェイクスピアの代表作「ハムレット」の中で書かれたワンフレーズ。 私達の…

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得ることよりも与える方が幸せになれます

私ごとですが、先週コロナに感染し、本日まで隔離ホテルで療養しておりました。

今回、隔離期間中に看護師さんやホテルの警備員さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんには多大なご迷惑をお掛けしていたにも関わらず

「療養期間大変お疲れ様でした」
「これからもお大事になさってください」
というお言葉や、先日の地震が発生した際にも安否確認の電話を下さったりなど、
本当にお世話になることだらけでした。

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金が全てとは言いませんが、自分を過小評価しないでください。

今日、職場の同僚にあたる部長から転職活動をしていたことを告げられました。
どうやらITベンチャー的な小さな会社ということで、社長自らが2度も面談をして下さり、その場で内定のオファーを出してもらえたとのこと。「是非きて欲しい!」という猛烈なオファーまで受けたそうで、本人もとても幸せそうにしていました。

しかし、提示された年収は現職の2/3だそうです。

ですので私は、以下のように伝えて彼の転職を止

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世界で最も危険な動物

世界で最も危険な動物

ニューヨークの郊外に「ブロンクス動物園」という動物園がある。

その類人猿舎(エイプハウス)というエリアでは立派なマウンテンゴリラやオランウータンなどを鑑賞することが出来るのだが、その更に奥に進むと「鏡の間」という鉄格子が見える。

その鉄格子には、"The most dangerous animal in the world"(世界で最も危険な動物)というサインが掲げられており、その頑丈な鉄格子

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「AI時代の子育てとしての『プログラミング教育』」って言うけれど・・・

こんにちは。
現在2歳半の息子を持つ父です。
子育てというよりは、息子によって親育てしてもらっているという表現の方が適切かもしれませんね。

突然ですが最近、書店やテレビやネットなどでこんな言葉を目にしませんか?

「AI時代の◯◯」

皆さんもご存知のように、AI技術の普及によって自動化が進み、便利な社会になるようです。
その一方で、従来の業務(とくに処理系や客観性を重視する業務)の多くが無くな

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−「遊び感覚」で働く−とは。トム・ソーヤの冒険から得たこと。

月曜日。

朝の通勤電車は、いつもどおり無表情のサラリーマン。私もその一人。
月曜日の朝は、やっぱり気持ちがあがらない。

世界中を震撼中のウイルスの影響で全国的な自粛モード。
これが月曜日の気落ちの原因の一つなのかもしれない。

こういう状況になると、いかに人間にとって遊びが大切かが良く分かる。

人間は「ホモ・サピエンス(考える生物)」であるというのは定説なので有名だけど、それに似たような

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「行けたら行く」の男女感。

週末の鉄板焼き屋。

近くの席では若い男女が食事をしており、職場での男女の価値観の違いについて熱く議論をしていた。

「『行けたら行く』っていうのは、要するに丁重なお断りなのよ」

その女性は同席する男性に説教口調でそう言い放った。現役時代のジェロム・レ・バンナを彷彿とさせるような、とてつもない言葉のストレートパンチである。

彼はなんとかガードしたものの、その表情はやはり苦しそうである。

当た

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ゴッホ「フェルト帽の自画像」を読む

ゴッホ「フェルト帽の自画像」を読む

この絵画はゴッホ美術館に展示されている自画像で、私が最も好きな絵画。

1887年に製作された作品だ。

ゴッホは実に多くの自画像を描いてきた。

それは、彼が生涯を通じて画家活動資金に恵まれなかったので、モデルを雇うことができなかったことが原因と言われている。

そんな数多くの自画像の中でも私がこの絵が好きな理由は2つある。

一つ目は、「カラフルな色使い」

よく見てみると、本来の人間の肌には

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シェイクスピア『ハムレット』が教えてくれたこと

『言葉は空に迷い、思いは地に沈む。

心をともなわぬ言葉が、どうして天に届こうぞ』

これはシェイクスピアの代表作「ハムレット」の中で書かれたワンフレーズ。

私達の人生には、言葉だけで思いを伝えなければならない場面がある。

それは就職面接であったり、仕事での重大なプレゼンテーションであったり、好きな子への告白や恋人へのプロポーズとか。

そういうとき私たちは、伝えたいことを整理する。

それは

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