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田原さんを知ったときのこと
田原総一朗さんとお仕事をしていると、いろんな方から「どうやって知り合ったんですか?」と聞かれる。
いちばん最初に田原さんのことを知ったのは、高校時代にさかのぼる。2010年ごろだろうか。
『情熱大陸』に出ていた田原さんを観て、ジャーナリストという枠にはまらない突飛な人生を歩まれていることに衝撃を受けた。
元々は映像のディレクターとしてスタートしたこと。
フリーセックス集団を取材するために自
「田原さんにいくら払ってんの?」
田原総一朗さんとお仕事をしています。
学生時代に教えを受けていたご縁から、若者向けのゼミのような場をつくっています。「田原カフェ」といいます。
よく「田原さんにいくら払ってんの?」って聞かれるけど、田原さんには一円もお支払いしていません。
むしろ私が事務所からお金をいただいて運営しています。代理店やマスコミも絡んでいません。
田原さんが「若い人と話したい」という後進を育てたい思いで続いてい
セクハラ、裏金……世の中に満ちる「おかしさ」に声をあげよ
僕が「マスター」になって、
ゲストの方や若い世代の来場者と、
とことん話をする「田原カフェ」に、
東京新聞記者の望月衣塑子さんが
「来店」してくださった。
望月さんとは、
何度も対談しているし、
共著も出している。
相手の反応や、
周囲との協調など、
何も恐れない取材姿勢に、
強い共感を覚えた。
ちなみに、
共著のタイトルは、
『嫌われるジャーナリスト』。
望月さんとは、
世代も性別も違うが、
ジャーナリズムの危機を救うカギがウェブメディアにあった
今ジャーナリズムは、
大変な危機を迎えている。
ノンフィクション作品を発表する
主な場であった月刊誌は、
どんどん廃刊になった。
出版社は取材費を大幅削減、
原稿料は、
僕が40代の頃から、
まったく上がっていない。
これでは良質なノンフィクション作品が、
生まれづらい。
一方でスキャンダル記事ばかりが、
巷をにぎわせているのだ。
そんな状況に立ち向かう、
瀬尾傑という人物がいる。
瀬尾さんは
堀潤さんと「分断とメディアの役割」について愚直に考えた
僕はジャーナリストとして、
半世紀以上生きてきた。
そしてジャーナリストとして、
人生を全うしようと誓っている。
今、メディアに携わる人間として、
ネット、SNS全盛の現代は面白くもあるが、
非常に困難な時代だとつくづく思う。
僕は11歳のとき終戦を迎え、
大人たちの豹変ぶりを見た。
英雄だった政治家が戦犯となり、
「鬼畜」だったアメリカ、イギリスは、
すばらしい国になった。
「聖戦」だと言われ