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南無いnote

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気づいて、緩めて、生きやすく

気づいて、緩めて、生きやすく

こんにちは。寺の子で仏教学部の真成(しんじょう)です。

今日は自律神経が乱れやすいこの季節の変わり目に役立つこと、最近僕が大事にしていることを紹介したいと思います。

みなさんは自分のカラダの感覚や、神経の張り詰め、心の声に気づいていますか?

社会に出ると、いつも「自分ファースト」でいることはできません。そのため自分の声を抑圧する癖がつき、それがいつしか当たり前になって、自分の思う本当に心地

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地に足つけること

不安

どこか安心していない
どこか安定していない

思い返してみてください そういう時って安定していない実態と向き合う時間がとても長くなっていませんか?

辛い過去のこと 先の見えないこと

そういう時は一度、携帯の電源をOFFにして、いつもある、この生命授かった時よりある感覚に立ち返ってみましょう

生まれた時から止めどなく続いている 呼吸 心臓の音
お母さんのお腹の中にいる時から

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生卵から学ぶ姿勢のあり方

生卵から学ぶ姿勢のあり方

 コロナ渦の中で「Stay home」の時間が増えています。私はこれまで買ったはいいけど読めていない溜まりに溜まった積読本を読んでみたり、これまで読んできた本で述べられていたことを実際にやってみるなど案外有意義な時間を過ごせています。

 その中でも特におすすめしたい本と、その本に書かれている実践を紹介してみたいと思います。

野口三千三先生の『原初生命体としての人間−野口体操の理論』という本です

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「息」と「生き」の話

はいて

すって

はいて

おおきなあくび

おおきくすって

おおきくはいて

息をすることは、生きることだという言葉を耳にして
これまで以上に呼吸を大切に思うようになりました

息をすることは、生きること生まれてから死ぬまで、とめどなく流れ続ける呼吸

家族や恋人よりもずっと一緒にいるのは
自分自身

そして自分自身と外界の環境をつなぐ橋になるのが、この世界に溢れる空気というものではないでし

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やさしい坐禅のすゝめ

やさしい坐禅のすゝめ

多くの人々と共に坐禅を親しみたい、
1999年生まれ 曹洞宗僧侶 真成(しんじょう)です。

−頑張らない「坐禅」

一度きりかもしれない坐禅体験日本人であっても坐禅を1度もせずに生涯を終える人もいるかもしれません。
そもそも日本人だからといって、お寺や指導者の下で坐禅をする機会はそうそうありません。

だからこそ坐禅と出会ったとき、貴重な1回が決して苦い思いだけではなく、少しでも味わい深い豊かな

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