真成-Shinjo

99/ 真成 24歳禅僧 1年中雪駄で生活 というか、ただやめ時がわからないの

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    日々生きづらさを感じている方へ

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やさしい坐禅のすゝめ

多くの人々と共に坐禅を親しみたい、 1999年生まれ 曹洞宗僧侶 真成(しんじょう)です。 −頑張らない「坐禅」 一度きりかもしれない坐禅体験日本人であっても坐禅を1度もせずに生涯を終える人もいるかもしれません。 そもそも日本人だからといって、お寺や指導者の下で坐禅をする機会はそうそうありません。 だからこそ坐禅と出会ったとき、貴重な1回が決して苦い思いだけではなく、少しでも味わい深い豊かな体験をしてもらいたいと思います。 無理矢理坐らせるよりも坐禅の良さを体感しても

    • 「演劇×坐禅ワークショップ」レポート

      (このnoteは、ミュージカルインカレサークルS&DさんのOBOG会を対象に2023年に開講した「演劇×坐禅ワークショップ」のレポートです。2023年10月9日@中台地域センター) ↓S&Dさんについて この度、講師として招かれ3時間ほど「坐禅・ボディワーク・表現・演技」をキーワードに参加者の方々とともに、坐禅の世界を様々な観点から実験的に探究しました。 苦行ではない安楽の坐禅−寛いでいられることまず最初に坐禅の実際についてお話をしました。 一般的な坐禅のイメージは厳し

      • 『君たちはどう生きるか』をみて

        もう観ることはないのかと思っていた宮崎駿監督の新作作品を今ここで、この映画館で観ている 事前告知もポスターに限られる大胆なマーケティング戦略 マーケティングとしてはあり得ないかもしれないけど、「宮崎駿」の名前こそが1番の広告だと私は思った とにかく前情報の無い状態で観たいという思いから、公開直後はSNSに細心の注意を払ったことが懐かしい 冒頭のシーンではジブリを観ているという懐かしさを感じながらも、決して今までと同じでないジブリ映像としての進みを感じた そして194

        • 逆張りの人生

          振り返れば自分は流行を毛嫌いするわけではないが、どちらかというと「逆張りの人生」を生きてきた。 みんながその道を行くなら、僕はこの道を行く みんなが靴を履くなら、俺は雪駄を履く。 マインドフルネスというなら坐禅。 みんなと逆であることに誇りを持って、とても価値があることだと経験の上で理解していた。 まぁ、自分が逆張りするのはただの目立ちたがりであることは否めない笑 その逆張りの視点を学んだのは間違いなく小さいころからしていたサッカーで、 混み合った場所でもドリブル

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          「息」と「生き」の話

          はいて すって はいて おおきなあくび おおきくすって おおきくはいて 息をすることは、生きることだという言葉を耳にして これまで以上に呼吸を大切に思うようになりました 息をすることは、生きること生まれてから死ぬまで、とめどなく流れ続ける呼吸 家族や恋人よりもずっと一緒にいるのは 自分自身 そして自分自身と外界の環境をつなぐ橋になるのが、この世界に溢れる空気というものではないでしょうか。 人は決して1人では生きられないといいます 内だけではなく、外 自

          「息」と「生き」の話

          「しなきゃ」なんてない Part 3

          フォロワー13人の大人気noteクリエイター tano_shinjo です。...😊 ...ということで、今回もシリーズの「しなきゃ」なんてない記事書いていきたいと思います。 「しなきゃ」なんてないついついこの社会を生きているとルールや世間体の軋轢に揉まれて、「しなきゃ」モードに入ってストレスフルな生活を送ってはいませんか? 「しなきゃ」は仕事だけではありません。趣味で始めたものでさえ、無意識にこのモードに入ってしまうことがありますよね? あれ、僕だけかな?笑 無意識の

          「しなきゃ」なんてない Part 3

          「しなきゃ」なんてない Part2

          以前もこのタイトルでnoteを書いたのですが、またこのテーマで書き留めておきたいと思ったのでこの記事を書いてます。 しなきゃ I have to I must これらって義務とか責任が背景にあるものだと思うんです。 それに社会に出ればこんなんばっか。 一方でこの作業をしている時に、心に余裕をもてているのでしょうか。 果たして よそ見して景色楽しむくらいの余裕あるでしょうか。 お茶でも飲むかってくらい、お茶を楽しむ余裕あるでしょうか。 ほっといつもより深い呼吸をして全身

          「しなきゃ」なんてない Part2

          生卵から学ぶ姿勢のあり方

           コロナ渦の中で「Stay home」の時間が増えています。私はこれまで買ったはいいけど読めていない溜まりに溜まった積読本を読んでみたり、これまで読んできた本で述べられていたことを実際にやってみるなど案外有意義な時間を過ごせています。  その中でも特におすすめしたい本と、その本に書かれている実践を紹介してみたいと思います。 野口三千三先生の『原初生命体としての人間−野口体操の理論』という本です。 野口先生の身体論は現代の科学的認識からいうと違和感を感じる人もいらっしゃる

          生卵から学ぶ姿勢のあり方

          地に足つけること

          不安 どこか安心していない どこか安定していない 思い返してみてください そういう時って安定していない実態と向き合う時間がとても長くなっていませんか? 辛い過去のこと 先の見えないこと そういう時は一度、携帯の電源をOFFにして、いつもある、この生命授かった時よりある感覚に立ち返ってみましょう 生まれた時から止めどなく続いている 呼吸 心臓の音 お母さんのお腹の中にいる時から感じている 重力という地球との繋がり 不確かなものに疲れたら 確かなものに

          地に足つけること

          気づいて、緩めて、生きやすく

          こんにちは。寺の子で仏教学部の真成(しんじょう)です。 今日は自律神経が乱れやすいこの季節の変わり目に役立つこと、最近僕が大事にしていることを紹介したいと思います。 みなさんは自分のカラダの感覚や、神経の張り詰め、心の声に気づいていますか? 社会に出ると、いつも「自分ファースト」でいることはできません。そのため自分の声を抑圧する癖がつき、それがいつしか当たり前になって、自分の思う本当に心地いい状態や、こうなりたいという自分の声に気づけなくなってしまいます。 だから僕

          気づいて、緩めて、生きやすく

          Scrap and Build

          最近、大事だなと思う言葉なんですけど なぜそう思うかっていうと、挫折が人を強くすると改めて最近感じて、、 そして、その最近の、4日前に僕が割と大きめな挫折をしたから、その経験をシェアしたいなと考えたのが、今回の記事の執筆動機になります。 僕は諸々の物事を頭で、論理で理解しようとする傾向があって 仏教の用語、仏教思想、坐禅のやり方など、、、 (いや、例が大クセ過ぎるので、だれも共感できない笑笑) そんな僕が3日前、挫折をしました。 マインドフルネスを考えるイベントで

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          「しなきゃ」なんてない

          こんにちは。 僕は駒澤大学仏教学部で仏教と禅を中心に学んでいる者です。実家はお寺です。入学の経緯もそういうことです笑 自己紹介はこのくらいで、、、note最初の投稿です。仏教を勉強する若者として一般的でない視点の意見として楽しんでくれたら嬉しいです。投稿する文章のスタンスは日々の気づきなんかをゆる〜く仏教的な考えと絡めてを提示する。そんなスタンスでいこうと思います。将来の法話に使えるんじゃね?みたいなそんな邪な考えで、あくまで自己満の感じで。。。そしてそれを読んだ読者の方

          「しなきゃ」なんてない