「息」と「生き」の話
はいて
すって
はいて
おおきなあくび
おおきくすって
おおきくはいて
息をすることは、生きることだという言葉を耳にして
これまで以上に呼吸を大切に思うようになりました
息をすることは、生きること
生まれてから死ぬまで、とめどなく流れ続ける呼吸
家族や恋人よりもずっと一緒にいるのは
自分自身
そして自分自身と外界の環境をつなぐ橋になるのが、この世界に溢れる空気というものではないでしょうか。
人は決して1人では生きられないといいます
内だけではなく、外
自己の内があってこそ、外があってこそ成り立っている各個人の世界をそれぞれが生きています
そう考えると呼吸は自と他の最も初歩的なコミュニケーションなのかもしれません
、、、だいぶこじつけですが笑
そして人生で長い付き合いをすることになる呼吸と良好なコミュニケーションをとれているのならば、おのずと良い生き方になるのではないでしょうか
心臓の鼓動はコントロールできないが、息はコントロールをすることができる
しかし呼吸をコントロールするのは、呼吸さん(仮に擬人化してみます)にとっては心地よいものなのでしょうか
眠りの際にアタマのコントロールが手放されたところに自然と立ち現れてくる、呼吸さんの方からおこなわれる呼吸
まるで広い野原の上で飼い犬のリードを外して、その飼い犬が走り回ろうが暴れようが座り込もうが自由にさせてあげるように
その犬にとってはリードに繋がれている時間も、リードを外して自由なときも同様に寛いでもらえるように。いい飼い主でいるのならばリードを繋がれていたとしても、その飼い犬は不自由さのの中にも自由を、そして心地よさを感じることができるのかもしれない。
寛いだやわらかい身体にこそ、寛いだ呼吸がたち現れ、寛いだ心がたち現れる
コントロールしようとおもうこころをも手放したところに立ち現れる、アタマを超えたいのちの働きによっておこる息
息方(いきかた)は、生き方(いきかた)
ただの言葉遊びのようでかなり奥深いものではないでしょうか
この記事を読んでくださった方々がごく身近な感覚から、普段の生活を見直すきっかけになってくれることを願います。
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