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【公務員で7年間働き、得たこと感じたこと】転職します!

※3000文字 5~6分読むのにかかります。


1 幸せの定義とは?

 ⑴ 安定性や、給料、休みだけではその人の幸福度は上がらない。

 幸せの定義とは?本当に難しく感じるお題で、各個人で感じることは千差万別であり、今僕は幸せだ。と言える人は何人いるだろうか?後輩が言っていた【公務員で勝ち組やないすか】【中二病ですね】という言葉が頭に引っかかり離れない。その人は可哀そうに見える。狭い範囲で井の中の蛙になり、どうにか今の現状を肯定しようとしている。
 1人の後輩の話をしよう。他人からの評価が全てであり、自分の意見を大切にしない。常に他人のことを考え、大きな声で一生懸命に自分の立場、評価、噂話をコントロールしようとしている。何か小さな組織で溺れて、助けを求めているようにも見える。痛々しいのである。最近読んだ本で【他人がしたことを見るな。自分が行ったことだけを考え、自分がどのように行動したか、発言したかだけを考えよ】という素晴らしい言葉がこの人には当てはまる。
 話は逸れて、【幸せの定義とは?】なんぞや。という部分を掘り下げてみる。僕が考える幸せの定義とは?大きい森の中で、木で作ったログハウスがあり、3人の子どもに囲まれていて、奥さんが料理を作っており、仕事は農業や、革細工を売り生計を立てている。これが僕の価値観で、幸せの定義である。今そこに向かうため一生懸命自分の時間を使って、勉強し、努力している。今の自分が持っているエネルギーと時間を使い、模索している状態である。
 農業とは台風が来たら、収入は無くなるし、野菜の病気で全滅する可能性もある。安定性は無い。給料についても、毎年安定した年収が出せて、生涯年収が決まっている公務員とは違い、野菜ができて、出荷できないと給料は無くなる。給料が低い。休みについても、年間120日、有給20日の公務員とは違い、最初の年は年間休日60日取れるか微妙な農業、個人事業のため有給休暇などない。休みは少ない。
 
文字にしても、安定性は少なく、給料が安く、休みが少ない農業が、なぜこんなに幸せの定義に当てはまるのか分からない。農業を実際に経営したことが無いから言える妄想だろうか?実際には違う部分もある。しかし、実際に会ってきた農家の人たちは感性や、表情がとても良い。
 もちろん、公務員で子どもを3人育てて、定年まで働き、一軒家を建てる。厚生年金で老後をゆっくり過ごす。凄い良い選択だと感じるがそれもまた個人の価値観である。
 幸せの定義とは、誰にも決めれない。個人で考えることであり、何億パターンとあることを理解する。ここ公務員では幸せの定義や、価値観を押し付ける人が多い。その価値観を押し付けて自分を正当化しようとしている感じも見受けられる。
 結論として、幸せの定義とは、誰にも決めれることは無く、各個人で感じる正解を追及している行動が幸せの形なのかもしれない。

2 環境が与える影響とは?

 ⑴ 個人の感情、価値観、人なりを形成するのに大きな 影響を与えている【環境】

 僕は高校を卒業して、色んな環境に属して来た。会社員での正社員、東京での水商売、フィリピンで留学、ワーホリ、オーストラリアで野菜の収穫、島での生活、公務員である。
 多くの環境で働き、生活してきた自分だから言える。今の環境は悪い。バイトも含めて、30か所ほどで働き、住んだ都市は、宮崎、東京、マニラ、イロイロ、シドニー、バンダバーグ、ケアンズ、グレートバリアリーフ、沖縄、北九州、20か所ぐらいの都市に住んでいる。比較対象ができるようになった大人の自分がいる。何が今の環境でもっとも悪いのか?狭い環境で同じ思考を持った人達だけで生活し、働き、考えていると悪い方の宗教みたいに偏ってしまう考えが否定もされずに突っ走ること。これがもっとも今の環境で悪く危ない。個を否定し、集団での考えを優先する。今の職場での違和感や嫌な感じはそこかな。公務員に学校を卒業して、働き始めた人はそこに気付けない。気付かないから働きやすいのだろうが、良い顔はしていない。その人の表情や顔は、思考や考え方で成型される。ディズニーの映画に出てくるような悪い顔に育っていくのだ。感情で顔は作られていく。
 話は逸れて、【環境が与える影響】について。宮崎、フィリピン、ワーホリ、トレス海峡の島人、農家の人、沖縄、の顔や表情は生きていた。生き生きとして、家族が近く、初めましての人にも幸せなオーラがあった。
 ワーホリで海外を回っている19才の人たちの顔は特に生きていた。適齢という言葉もあまり好きではないが。吸収力がえぐい時に、良いエネルギーをどれだけ吸収できるか?環境である。
 50才、60才のセンサーの感受性が落ちてしまう時期に海外に行くのと、19才の感受性がマックスの時に良い環境に身を置くのでは吸収力がもちろん違う。60才を否定するわけではない。年齢はただの数字というが、吸収力はいつまでたっても同じではない。しかし19才の頃に理解できなかったものが、30歳では分かるようになり、30歳で吸収する行動を起こすのも悪くはない。
 結論として、良い環境に身を置く。これはその人の使命というか、やらなければいけないこと。である。もちろん、その泳ぐための水質がその個人に合っているかどうかは泳いでみないと分からない。その自分に合っている水質を探すのも人生の面白さかもしれない。

3 この環境で働き、感じたこと。


⑴ 7年間で得たこと。

 この悪いと思う環境で7年も働いてしまった。自分にとって悪いと思う環境で7年も働き、得たこととは。真逆の環境に身を置くことで気付くことは多い。今までの高校を卒業してからの行動で、一番制約が多く、けどなぜか一番成長できた7年間だったなーと感じる。それは何か?具体的には、
・仕事に対して、もっとも真剣に取り組み、脳みそを使った。
・今までとは真逆の感性を持っている人たちと、交流し、自分の感性はここだという確定を得られた。
・やっぱりここでは無いな、という結論を得れた。
・試験や個人の能力を測るテストが多く、自分の能力を具体的に把握し、長所はどこで、短所はこれだろうという自己分析ができるようになった。
・書類の作成能力が上がった。
・仕事の処理能力が格段に上がった。
・価値観は人それぞれで、安定性や給料、休みだけではその人の幸せの定義には当てはまらないということに気付けた。

⑵ 自分にとってマイナスだったなと思うこと。

・退職の判断が遅く、30才までのワーホリもう一か国に行けなくなった。
・時間を浪費した感じもある。
・貯金予定額を決めて、5年計画で貯金すればよかったな。
・目標に対しての行動が遅い。
・今日が自分の人生で一番若く、スタートするには一番早い。

4 転職します。

⑴ 安定性、給料、社会性、休みが勢ぞろいしている公務員を捨てて、僕が農業へ転職する理由。 

 もうすでに出ている自分にとっての幸せの定義が詰まっている、農業へ転職し、年収400万円、8000㎡の土地、古民家、家族を作りたい。
 幸せの価値観や、勝ち組、負け組といった理念が無い、その人の個性を爆発でき、感受性を大切に生きていける。農業は凄い良い。





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