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新しい「こと」や「もの」

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新R25編集長が実践している「超こだわりのインタビュー記事作成術」

新R25編集長が実践している「超こだわりのインタビュー記事作成術」

「新R25」というWebメディアの編集長をしている渡辺と申します。

以前、イケダハヤトさん、はあちゅうさん、幻冬舎の箕輪さんと共同マガジンを運営していたことがありますが、個人としてはこの記事がnoteデビューとなります。

僕は編集者というキャリアを歩んでからまだ4年足らずではありますが、これまで異常な熱量とこだわりをもってインタビュー記事をつくってきたつもりです。

その結果光栄なことに、最近

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分人主義とペルソナと、「私の中のあなた」について。

分人主義とペルソナと、「私の中のあなた」について。

私は「ターゲット」という言葉にずっと違和感をもっているのですが、それは人の中にある多様性を無視した言葉のように感じるからです。

そしてその違和感は、平野啓一郎が「私とは何か」の中で提唱した「分人主義」という考え方を知ったことで、自分の中で明確に言語化できるようになりました。

「分人主義」とは、端的にいえば人は自分の中に複数の顔をもっているという考え方です。

会社にいる自分、家族といる自分、恋

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「ターゲット」を誰にするか問題

「年齢」「性別」で分けられる時代は終わった 今日はマジメにマーケティングっぽい話を。

 会社に提出する本の企画書には「読者対象(ターゲット)」を書く欄があります。「20代の働く女性」とか「40代の男性リーダー」などと書くのですが、ぼくはいつもその欄を埋めるときに悩んでしまいます。

 ぼくは「◯歳の男」「職業が◯◯の女」などとターゲットを決めて本をつくることはあまりありません。年齢や性別、職業な

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こばかな先生のデッサンのワークショップに行ってきた。

こばかな先生のデッサンのワークショップに行ってきた。

ぼく、絵がかなり苦手なんです。

過去に自分が描いた絵がないかなと思って、HDDの中を探したら、こんなのがありました。

これは昔、編集した本が映画化されて、告知用にオビを差し替えたんですね。その際のデザイン発注用の手書きラフです(我ながらひどい)。

それで、できあがったのはこれ。

デザイナーさんって、偉大ですね。

先日、THE GUILDのこばかなさんのデッサンのワークショップにいってきま

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仕事の基本は「ABC」

社会に出てから、早いもので10年ほど経つ私ですが、新卒時代に教えてもらったことはいまだに昨日のことのように思い出します。

それだけ普遍的なこと、長い時間をかけて醸成されてきたノウハウを伝授してもらっていたのだなあと、年を重ねるごとに企業という組織の偉大さを感じます。

特に最近折に触れて思い出すのは、

『仕事の基本はABCだぞ』という先輩の言葉。

ちなみにABCというのは、
A(当たり前のこ

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『モデレーター』で稼ぐために必要なこと

『モデレーター』で稼ぐために必要なこと

独立してから少しずつ増えてきた『モデレーター』という仕事。

もともと人前で話すのは苦ではないタイプでしたが、NewsPicksアカデミアに関わるようになってから、より本格的にモデレーターの仕事に興味をもつようになりました。

というのも、CCO・佐々木さんに素質があるとお褒めの言葉をいただいたことが明確に仕事として意識しだしたきっかけなのですが、モデレーターをプロとしてやれるレベルになることは、

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