😊SMILE子育て[39]😊 小学生の読書はなぜ大事？自主性と読解力の基礎を身につけよう

　こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

　子供に本を好きになってもらうための入り口として、前回のnoteで「読み聞かせ」についてお話ししました。

　小学校に上がっていきなり「本を読みなさい」と言ってもすぐに習慣化することは難しいですが、小さい頃から読み聞かせで、絵や文字に触れていると本を開くことに抵抗がなくなります。

その延長で「すすんで読書をする子供になってほしい」と願うお母さんも多いと思います。

　今回は、ある程度自分で本を読めるようになった小学生の読書についてお話します。

🔸子供の読書量は自主性に比例

子供の読書量は自主性に比例します。

親に読めと言われて本を読む子供より、「面白いから」「もっと読みたいから」と思う子供は誰に言われなくても学校の図書室などですすんで借りて読みます。自分が読みたい本を選ぶという自主性も育ちます。

プレジデント社が行ったアンケートで、現役東大生の小学校時代の読書冊数は、平均で月7.4冊という結果が出ました。全国平均が月5.6冊（学研教育総合研究所 小学生白書Web版「小学生の日常生活に関する調査」2014年より）だったので、小学校6年間で130冊もの読書量の差が出るという結論が導き出されました。

※こどもまなび⭐︎ラボ
「東大生に共通する「幼少期の本の読み方」。思考力を鍛える読書法があるって本当？」より引用
https://kodomo-manabi-labo.net/dokusyo-kankyou

🔸「読解力」は読書で身に着ける

　読解力は勉強の基礎になるものです。教科書を理解するのも、テストの問題文を理解するのも読解力が関係しています。
「読解力」というのは文字通り、「読んで理解する力」「解を読む力」。これは文章を「読む」ことで養われます。

　そもそも本を「面白い」と思って読むのは、言葉の意味やストーリーの緩急、話の落とし所（いわゆるオチや教訓）を理解できる力、すなわち読解力が高いからです。

「もともと頭がいいから読書が好きなんでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、むしろその逆だと言われています。
日々読書をするから思考力や読解力が身につき、頭がいいという状態に近づいていきます。

🔸 読書量が「読解力」に比例する

　インプットは本を読んむこと、アウトプットは文章を書くこと。インプット(読書)していなければ、アウトプット(文章作成)はできません。
そして、「読解力」や「文章力」の元は、読書をすることです。読書量が多ければ、当然、読解力や文章作成能力が高まります。

ただ読書の量が多ければ良い、というわけではありません。読書の質も大切となります。

🔹大学入学共通テストも「読解力」が大切

　昨日1月16日(土)は、「大学入学共通テスト」の第1日目。
センター試験からこの「大学入学共通テスト」に体制が変わり、受験する高校生にとって今年が初めてのことなので、受験対策がどんなに大変だったか計り知れません。

N H Kのニュース7では、受験した学生にインタビューをしておりましたが、「読解力が必要とされる問題でした」と答えておりました。

＊「高校生新聞オンライン」より

大学入学共通テストでは、知識の理解の質を問う問題や、「思考力」「判断力」「表現力」を発揮して解く問題が重視されます。特に思考力と判断力を問われる問題が多くなると予想されます。(中略) 判断力とは、問題文から必要な情報を読み取り、解答につなげることができる力です。大学入学共通テストでは、生徒の学習場面、社会・日常生活の中から課題を見つけ、解決しようとする場面、資料やデータを基に考察する場面などの場面設定が重視されます。このため、出題文の読解力が求められるようになります。

※高校生新聞オンライン 「大学入学共通テストの出題はセンター試験から何が変わる？点差がつくポイントは？」より引用
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/7179

🔸読書体験をすることで読めるものの幅が広がっていく

例えば、頭がいいからといって、いきなり新聞記事や大人が読むような難しい本を子供は読みたいと思わないはずです。

①自分に興味関心のあるものを選ぶ
　　　↓
②書いてあることを理解する
　　　↓
③何らかの感情を抱く

このように読書体験をすることで、読めるものの幅が広がっていきます。

🔸 読み聞かせに最適な本の探し方

前回のnoteでもお伝えしましたが、
https://note.com/takasemiho/n/n30192f4805b2

子供が何歳の時に、どんな本を読ませればいいの？と迷っている方には、「くもんのすいせん図書一覧」をお勧めします。

※2020年度版 くもんのすいせん図書一覧表

suisentosho_ichiran.indd

本が好きな子供になってほしいと期待する方は、まずは「読み聞かせ」から始めてみてはいかがでしょうか。

※次回のnoteでは、子供が読書を楽しいと思えるよう、親ができる工夫を3つご紹介します。

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『シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て』‬‬‬‬‬‬‬
著者： たかせみほ‬‬

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✒️ 第24回目のタイトルは、
『甘えん坊の欲求を満たす』です。

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🔸内容紹介🔸
✒️ 第24回目『甘えん坊の欲求を満たす』

～第4章　小学生時の過ごさせ方～

✅子供の「遊びたい」気持ちと「勉強しよう」と思う気持ちを切り替えさせるには工夫が必要

🔖【ルールを決める】
・朝の登校前と下校後の30分は勉強時間、遊んだりゲームをするのはその後で
・習いごとのある日は、その前に勉強
・土日の学習は午前中に

✅小学校低学年の子供の精神年齢は、親が思っている以上に幼い

🔖本当は、母親に甘えたいし、注目してほしいし、かまってほしい。勉強も本当は一緒にやってほしいし、褒められたいし、認めてもらいたい。子供は、そんな思いをグッとこらえて、自分のことをがんばっている

🔖大げさなくらいに褒めてあげる。拍手をして「すごい、すごい！」とベタ褒めして、髪がグチャグチャになるまで頭をなでてあげる　

ぜひ、今後も続けてご購読いただけると嬉しいです☺️



最後に。。。

🔹『甘えん坊の欲求を満たす』コツは

🌱 note🌱の過去ブログも参考にしてください。
😊SMILE子育て[14]😊 呼ばれたら、すぐ子どものそばへ

🔸ポイントは、「勉強の手を止めさせない。呼ばれたらすぐ行く」です
🔸聞いてあげることはすごく大事なこと