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ミュージカル。

何だか数日前にチケットを取った気がする。

こちらだ。
宝塚OGの咲妃みゆさんの直近の舞台を検索していたら出てきてしまったのだ。

そしてちょうど発売日間近。
タイミングが良すぎる、と言って良いものだろうか…

更に同じ舞台に元宝塚男役トップスター霧矢大夢さんも出演される。
以前みゆさんについても書いたが、そこで紹介させて頂いた、「STUDIO54」という作品の主役の方だ。

「STUDIO54」は、宝塚作品の中でも1、2を争うくらい大好きな作品だ。
タカラヅカスカイステージ(宝塚歌劇専門チャンネル)で舞台映像を観てから、すぐにチケットを取った。
そして大好きな演出家さん、齋藤吉正さんの作品でもある。

テレビで見ても間違いないと思えるほどの圧倒的なスピード感とテンポの良さが伝わってきて、「観に行かなくては損する!」と思ってしまったのだ。

今でこそだいぶ歳をとって落ち着いたが、当時は年末年始の忙しい時期。
1月5日の2公演だったと思う。
仕事を掛け持ちしていたため、貴重な休日、九州の実家から夜行バスでの日帰り遠征だ。

もの凄く疲れたことも覚えてはいるが、それ以上のものが手に入った気がする。

宝塚では珍しいスタンディングオベーション。
初日や千秋楽では恒例だが、その日は何でもない日。
しかも小劇場公演だったにもかかわらず珍しく空席が多かった。
お正月だから…ということだけではなかったと思う。
おそらくそこまでファンの期待値が高くなかったのだと思う。

実際にアメリカにあった有名なお店を舞台にしたオリジナルミュージカル。
その時の宝塚歌劇自体が、今ほどの人気ではなかったからかもしれないが、齋藤先生の演出は、どちらかというと若い人に受け入れられがちだったと思う。
J-POPの人気曲を取り入れたり、所謂ベルばらのような、これぞ宝塚!といった形式張った綺麗なものばかりではない。
まるでお客さんも一緒にそのダンスホールの客として存在しているかのような楽しさを味わえた気がする。

そんな感動を一緒に味わえたからこそ、皆が自然と立ち上がって拍手をしていた。
今でも本当に忘れられない作品だし、忘れられない観劇でもあったと思う。

「STUDIO54」のプログラム(右)。
劇中に出てくる無料で配布されたゴシップ雑誌(左)。


話を「マチルダ」に戻そう。
どんな作品かは知らない。
最初のYouTube動画も先ほど初めて見た。

それでも、みゆさんだけでなく霧矢さんも出演されると知ってしまったからにはチケットを取らないわけにはいかない。
そんな衝動が久しぶりに芽生えてしまったのだ。

【霧矢大夢×咲妃みゆスペシャル対談】話題の日本初上演ミュージカル『マチルダ』で共演!https://classy-online.jp/lifestyle/260337/

みゆさん(向かって左)と霧矢さん(向かって右)。


ところでミュージカルを観劇するのはいつぶりだろう。

昨年は、チケットは取ったものの行けなかった宝塚の宙組公演があった。
今回も行けるかどうかは当日にならないと分からない。

お笑いライブのチケットも、ここ数年で何枚も無駄にしてしまったため、最近では当日行けると思った時にしか取らなくなった。

大手のミュージカルは当日券を取るのは難しい。
もし当日券が残っていたとしても、ほとんどがお高いS席などになってしまうのだ。
どうしても行きたい公演であれば、先行抽選に申し込んだりしなければまず取れない。

とりあえずマチルダについては楽しみにしつつも、本当に観劇できるかどうかは期待しないでおこう。


最近観劇した舞台のチケットを調べてみた。
ほとんどがお笑いライブだったが、どうやらミュージカルはおよそ2年半ぶりになるようだ。
見出しの画像はその時のものだ。

星組「エル・アルコン-鷹-/Ray-星の光線-」

こちらだ。
礼さんがトップになられてから初めて観劇できた公演だ。
もう2年半にもなるのか…
おそらくトップになられてからは3年半くらいにはなるだろう。
これが最初で最後になってほしくないとは思う。

自分が宝塚にハマり始めた頃の初舞台生だ。
そして礼真琴さんほど、舞台人として全てに秀でた人は居ないと言っても過言ではない。
もちろん今は宝塚歌劇の中で男役として活躍されていらっしゃるが、礼さんの女役も素晴らしい。

最初は海外ミュージカル「ロミオとジュリエット」の「愛」の役。
「死」の役に対して宝塚版として新たに作り出された役だ。
踊りだけで全てを表現されていらした。
元々ダンス経験が浅いとはとても思えないほどの美しさだった。

そして次に観たのはこちらも海外ミュージカル「ガイズ&ドールズ」のアデレイド役。
ショーの踊り子だ。
歌、踊り、演技、表情、魅せ方…
その全てに魅了されてしまった。

そんな彼女は、今では立派な星組の男役トップスターだ。
2年半も経っているのなら更に磨きがかかっているに違いない。
思わず久しぶりに宝塚歌劇のHPも覗いてみた。

星組「1789-バスティーユの恋人たち-」

大変だ。
宝塚での公演期間は6月から。
チケットの発売日は5月。
先行はもう始まるくらいだろう。

こちらは抽選で当たるかも分からない。
数年前に月組で上演された海外ミュージカルだ。
すぐに完売してしまいそうだ。

少し前までは、東京はともかく、宝塚の大劇場でのチケット完売はあり得なかった。
コロナの自粛期間は別だが、おそらく柚希礼音さんの退団公演くらいからだと思う。
チケットを取るか迷っていたところ、まさかの宝塚大劇場が完売したことを知った時は本当に驚いた。

それに続くかのように、次は花組の明日海りおさんの公演もチケット難だったと思う。
既に退団発表されている宙組の真風涼帆さんの公演も完売していた。

宝塚にハマって約15年ほど経つが、やはりハマった当時とは明らかに違っている。
もちろん自分も歳をとった。
…いや、そういうことではなく、宝塚歌劇が変わってきている気がする。

チケットの完売が相次ぐのにも頷ける。
正直、昔はもっと作品に当たりハズレがあった気がする。
それが、最近(といっても直近で2年半前…)はほとんど感じられなくなった。
少なくともここ数年で観劇できた公演は本当に面白いものばかりだった。

宝塚歌劇の体制が何か変わったのか…
何となくだが、若い演出家さんが活躍されることが増えたような気はする。

それに、15年もすれば役者も変わる。
毎年40名ほどの初舞台生が入ってくるのだ。
つまりは毎年同じくらいの人数のタカラジェンヌさんが卒業されていく。

ザッと計算すると10年も経つと総入れ替えとなってもおかしくはない。
実際は、早くに卒業される方、長く在団できる方…
状況は人それぞれだが、よっぽどのことがない限りは、10年もすれば卒業されていかれる方が多いように思う。

そんな中、トップスターになれることはもちろん、長くその座にいられることは本当に凄いことなのだ。

実際ほとんどのトップスターさんが2〜3年以内には卒業されてしまう。
好きなジェンヌさんがトップになられたら、もちろん嬉しさもあるが、もう卒業が間近であることと同義でもある。

礼さんの場合は、人気もあってもっと長く続けられる、いや続けてほしいとは思うのだが、それも人それぞれ。
卒業の時期は本人が決めるものだ。

そして、好きなジェンヌさんが長く在位されることは嬉しいことでもあるが、その間にトップになれるほどの実力や人気があってもなることができない人もいる。
宝塚には5組あって、それぞれの組にトップスターが存在するのだが、時にはスターで溢れかえっている時期もある。

もちろんトップになることが全てではないし、それが必ずしも良いとは限らない。
人によっては、ちょっと変わり者の役や敵役のような役で輝く人も居るからだ。

トップになったらどの公演でも主役。
つまり、ほとんどが「いい人」の役で、あまりに早くトップスターに選ばれてしまうと、主役を際立たせる「おいしい役」と出会う機会も少なくなってしまうのだ。

そういう意味では、礼さんの場合、入団してすぐに大きな役をもらえるほどの実力があった、本当に稀なトップスターさんだと思う。

それでも、いつかは卒業される時が来る。
長くなってしまったが、卒業される前に一度で良いからまた生で観劇したい。
まだ、大劇場で礼さんのトップスターとしての公演を観たことはないのだ。


そしてこちらのお写真…

明日海りおさん(左)。

久しぶりに宝塚やミュージカルのことを調べていたものだから、ネットニュースに反映されてしまったようだ。

もうこれ以上のものはない。
宝塚OGのみりおさんにも「精霊の守り人」にも沢山の思い入れがある。
バルサ役なんてピッタリすぎる。

もう書ききれない。無理だ。
こちらに関してはもう少し先の舞台のようなのでまた改めて書ければと思う。

またどんな情報が出てくるのか楽しみすぎて仕方ない。

まずは星組公演のチケットを何とか手に入れよう。
そして6月のみゆさんと霧矢さんの舞台「マチルダ」!
更に(チケットが手に入れば)星組公演「1789」!

こちらに向けて体調を整えるのみだ。✨


もうスマホの充電が切れそうだ。
いつもならばお昼寝の時間…

やはりミュージカル、そして宝塚は語りだしたら止まらない。
止まらないからこそ、既にチケットの取れた「マチルダ」についてだけ書こうと思ったのだが、何故こうなってしまうのか…

そして明日は大事なお出かけの日。
つい最近「雨などほとんど降らない」と書いた気がするのだが、まさかの雨…?

まあ、雷さえ鳴らなければ何とかなるだろう。
もし雷が鳴るほどならば、申し訳ないが予約は先延ばしにしてもらおう。
そこまでする?…と思われるかもしれないが、自分は極度の雷恐怖症だ。
外になど出れるわけがない。

しかしまだそれも明日のこと。
このままダラダラ書き続けてしまってはゲームの時間がまた遅くなってしまう。

何ごともほどほどに。
ゆるゆるを忘れない。

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