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#多賀町

文化庁「100年フード」認定!

文化庁「100年フード」認定!

「よびしの食」
(寄り合いの時のおもてなし料理)が
3月3日文化庁【食文化あふれる国・日本『100年フード』】認定いただきました!

滋賀県は1件のみ、全国から応募212件中、131件の認定でした。

「世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたもの、地域の関係者や
地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する」ものです。

【よびしの食】

「よびし」とは、冠婚葬祭などに、親戚

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多賀町シャインマスカット宣言

多賀町シャインマスカット宣言

令和5年8月吉日
滋賀県多賀町は「多賀町シャインマスカット宣言」します!
令和2年度から始まった栽培。
まずは、町内の皆さんに知っていただき、
まずは
お味見をしていただきたい。

8月26日土曜日
多賀大社駅前から門前町一帯で開催されるコトブキ市が、初お披露目となります!
コトブキ市情報はこちらから ↓

多賀にんじん

多賀にんじん

多賀にんじん
にんじんは、抗酸化作用のある βカロテンを豊富に含む栄養価の高い野菜です.
最も効率的に、栄養を摂取できる秘訣は、皮ごと、油と一緒に加熱すると吸収率がUP!します.
にんじんの糖度は平均5~6度程度とされていますが、多賀は、冬の寒さが厳しく、降雪量も多いことからにんじんの糖度が上がり、最高10度(生でも甘く感じられる、果物に近い)程度になります.甘くて美味しいので、生で食べる(ジュー

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草木染とごぼう畑

草木染とごぼう畑

 

草木染とごぼう?

 滋賀県多賀町桃原地区は、かつては、ゴボウの名産地。標高350mの鈴鹿山系にある集落です。石灰岩の上に堆積した赤土と、冷涼な気候が高級ごぼうを育む産地となったようです。
  江戸時代の文献に「多賀午房」とみられます。昭和半ば頃まで、お多賀午房がなければ正月が迎えられないと、京都では高値で取引されていたそうです。

お多賀ごぼう人気のわけは?

  かつてのゴボウは太くて、

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いちめん広がるレンゲ畑に憧れる

いちめん広がるレンゲ畑に憧れる

れんげの種を
初めて見ました。

かつて、
滋賀県湖東地域は
日本三大レンゲ(江州、美濃、尾張三河)の産地だったそうです。

中でも多賀町の久徳種は、
晩成種で明治中頃に発見されたそうです。
田んぼの緑肥として重宝されていたレンゲは、化学肥料が出回るまで、当たり前に広がっていました。残念ながら、今ではほとんどレンゲ畑を見かけませんが…。
久徳種のレンゲが残っていないか、今探しています!

レンゲの

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