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#ヨガ哲学
ヨガ哲学はトライ&エラー
働きのヨーガ
ある生徒さんのお話です。
「カルマ・ヨーガを習ってから、意識的に実践してみたのだけれど、なんか疲れちゃった」
という方がいらっしゃいました。
この生徒さんは
小学3年の子と幼稚園の子を持つ二児のママなのですが
毎日毎日こなさなきゃいけない膨大な量の家事育児に対して
無心になってコツコツ淡々とこなすことを心掛けていたそうなのです。
そのキッカケになったのが
カルマ・ヨーガという
結局ヨガ哲学って何なの?(後編)
前編はこちら
昨日に引き続きガチなヨガ哲学のお話です。
昨日はインドで哲学が生まれた背景についてお話しました。今日は6つに別れた哲学の流派についてのお話です。
六派哲学インドの哲学は以下の6つの流派に別れました。
①サーンキヤ学派
②ヨーガ学派
③ミーマンサー学派
④ヴェーダンタ学派
⑤ヴァイシェーシカ学派
⑥ニヤーヤ学派
昨日話したように「ヨガ哲学」という言葉は漠然としています。ですので
結局ヨガ哲学って何なの?(前編)
さて、今日と明日はガチなヨガ哲学のお話です。いつも話すように、ヨガ哲学は理解するものではなく感得するものであり、感得したものを日常で使用することによって初めてその意味をなします。
机の上の知識を増やしたところで、それを活用する機会がなければ意味がありませんよね。
(※僕たちはヨガの学者や研究者ではない)
ヨガ哲学を日常で活用するためには、いかにシンプルに、そしていかに自分流の調理をするかという
ヨガで一番優れている実習法
呼吸法ではなく調気法一般的なヨガクラスは
「アーサナ(ポーズ)」
「調気法(呼吸法)」
「瞑想」
の3分野に分けることが出来ます。
今日はこの3つの中で
調気法(呼吸法)が一番優れている!
というお話です。
ちなみに
一般的には呼吸法と呼ばれますが
呼吸を使ってプラーナ(生命エネルギー)のコントロールをする実習のことを指すので
正確には「調気法」と言います。
α波の出現率こんな研究結果があり
ヨガでサーフィンがうまくなった話
さて
今日は
「ヨガでサーフィンがうまくなった」
というお話です。
これは
サーフィンをこよなく愛する生徒さんのお話なのですが
なんと
「ヨガを習ってからサーフィンがうまくなった」
と言っているのです。
こういった話を聞いて
一般的に考えられるのは
「硬かった身体が柔らかくなったから」とか
「バランス感覚が良くなったから」といったような
身体性の向上がその理由だと考えられると思いますが
実はこ
今ココって、いつドコ?
瞑想とは瞑想とは
「行為」ではなく
「状態」として認識した方が
理解しやすいです。
この理論でいくと
『瞑想をする』という日本語よりも
『瞑想になる』という言葉の方が
日本語的には正しいです。
瞑想とは
するものではなく
なるものなのです。
ヨガが目指しているところは
瞑想の先にあると考えられているので
当然ヨガという行法は
瞑想(状態)になれるように様々な訓練をします。
その一つがアーサ
非暴力へ導く客観視法
アヒンサー非暴力は
サンスクリットで「アヒンサー」と言います。
「ア」は否定の意味があるので
これをとると
「ヒンサー」となり
暴力を意味します。
暴力的行動はもちろんNGですが
暴力的思考も
出来ることなら抱きたくないものですよね。
これはどんな善人だろうと
どんな悪人と呼ばれる人だろうと
みんな一緒です。
みんな暴力なんかしたくてしているわけじゃないんです。
ではなんで暴力が起こるのか?
許すことは神様の仕事
神様の仕事
僕は
お師匠さんから
ヨガという伝達手段を使って
たくさんのことを学びました。
お師匠さんから頂いた
数ある言葉の中で
特に印象的だったものがあります。
それは
「許すことは一番難しい。許すことは神様の仕事。」
というものです。
例えば
自分が一番大切にしていたものを壊されたときや
自分が一番大切にしていた人を傷つけられたときは
怒りや憎しみといった感情が湧き上がってきますよね