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ヨガでサーフィンがうまくなった話

さて
今日は
「ヨガでサーフィンがうまくなった」
というお話です。

これは
サーフィンをこよなく愛する生徒さんのお話なのですが
なんと
「ヨガを習ってからサーフィンがうまくなった」
と言っているのです。

こういった話を聞いて
一般的に考えられるのは
「硬かった身体が柔らかくなったから」とか
「バランス感覚が良くなったから」といったような
身体性の向上がその理由だと考えられると思いますが
実はこの生徒さんは違ったのです。



カルマ・ヨーガ

この生徒さんは
『カルマ・ヨーガ』を授業で習ってから
サーフィンが劇的にうまくなったと言っているのです。

カルマ・ヨーガとは
結果に捉われずに行動そのものに意識を向けることです。

僕たちは
仕事でも趣味でも日常の些細な動作でも
常に行動そのものではなく
その先にある結果に意識を向けて行動をしています。

例えば
歯を磨くのは
「歯がキレイになる」という結果を目的にした行動ですし
Amazonで本を買うのは
「その本の内容を知る」という結果を目的とした行動なのです。

実は日常のあらゆる行動は
少し先の未来に意識を向けて行っていることが多いのです。

これはつまり「心ここにあらず」状態なのです。

その生徒さんは
今まではサーフィンをしているとき
周りの人が気になっていたと話していました。

しかし
カルマ・ヨーガを学んだことをきっかけに
「今ここ、この波だけに集中する」というマインドセットが
出来るようになったそうです。

その結果
以前よりもパフォーマンスが上がったという話だったのです。



ヨガをどこで使うか

ヨガの知識を
ヨガの時間に使ったってしょうがないです。

僕たちのメインステージは
ヨガマットの上ではありません。

そうじゃなく
ヨガの知識を日常で使うことに意味があります。

日常の苦しいときや辛いときなど
自分の心が揺さぶられるときに使うことに意味があるし
この生徒さんのように
自分が最も大切にしているところで使うことに意味があります。

ヨガの効力を最大限に発揮出来るのはヨガマットの外なのです。

ヨガマットの上で培った技術は
ヨガマットの外で活用する

これがヨガの本質だと思いますし
僕が最も伝えたいことでもあります。

今日のお話はサーフィンを例題に挙げましたが
これを自分の生活圏内の行動に置き換えて考えてみてください。

意外と僕たちも
「周りの人」や
「先の結果」に意識が向いてしまい
行動そのものに意識を向けられていないことが多いですよね。

カルマ・ヨーガの教えを活かして
行動そのものに意識を向けられたら
人生という舞台の上で
最高のパフォーマンスを発揮できるかもしれませんね。

おわり

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