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コトワザヨガ

皆さんは
「情けは人の為ならず」ということわざの
本当の意味を知っていますか?

なぜかというと
文化庁によれば国民の約半分の人が
このことわざを間違えて認識しているらしいのです。

今日はことわざを正しい意味を再確認しつつ
その教えをヨガ活動に正しく繋げましょうというお話です。



情けは人の為ならず

情けは人の為ならずとは
『人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる』
というのが本当の意味です。◎

そして、よく誤解されるのは
「人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない」
という意味です。×

実は僕もこのことわざの意味を
ずっと間違えて認識していました。

このことわざの正しい意味を教えてくださったのは
僕が習っているヨガの先生でしたが
その先生は
「ことわざはヨガ経典みたいなものだから、ちゃんと勉強しなさい」
とおっしゃっていました。



因果応報

「情けは人の為ならず」を正しく理解すると
「因果応報」と同じような意味であることがわかりますね。

因果応報とは
「善い行いは善い結果(善い運命)を生み出し、悪い行いは悪い結果(不幸や災難)を引き起こす」
という教えです。

ちなみにこれを仏教では
「善因善果、悪因悪果」
と言ったりします。

人に情けをかける
つまり他人のためを想う善い行為は
必ず良い結果を生み出してくれるということなのです。



ヨガ業界は狭い

こういった教えは
日常に取り入れてこそ意味があります。

それはヨガで商売をするときも全く同じです。

例えばですが
ウチのヨガスクールに興味を持っていただき
見学や問い合わせをして下さる方がたまにいらっしゃいますが
僕はその方の要望をしっかり聞いて
場合によっては他のスクールをオススメすることもあります。

目先のメリットだけを求めれば
「ウチのスクールに来て!」
と言いたくなるところですが
一番大切なのは
その本人がヨガの魅力に気がつき
ヨガの教えに触れて
そしてより豊かな日常を送ることです。

ヨガ業界はとても狭い世界なので
他人(他社)に情けをかけていれば
わりと早いサイクルで良い結果が
自分のところに返ってきます。

ヨガの世界で結果を残したいのであれば
「情けを他人にかけまくる作戦」
が一番効率が良いかもしれませんね。

最後に
「桃栗三年柿八年」と言いますが
ヨガ業界は狭い世界なので
他人のために善い行動をしていれば
3年や8年もかからず
すぐに自分のところに善い結果が返ってきますよ。

おわり

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