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今ココって、いつドコ?

瞑想とは

瞑想とは
「行為」ではなく
「状態」として認識した方が
理解しやすいです。

この理論でいくと
『瞑想をする』という日本語よりも
『瞑想になる』という言葉の方が
日本語的には正しいです。

瞑想とは
するものではなく
なるものなのです。

ヨガが目指しているところは
瞑想の先にあると考えられているので
当然ヨガという行法は
瞑想(状態)になれるように様々な訓練をします。

その一つがアーサナであり
その一つが呼吸法だったりします。

これらは瞑想(状態)になるための
数あるパターンの中の一つに過ぎません。

むしろ
瞑想を行為ではなく
状態と捉えることが出来れば
そのやり方は無限にあるということにも気がつけます。



『今ココ』に意識を向けるには

一般の人の意識は
瞑想状態とは逆の状況にあることが多いそうです。
ほとんどの時間を
『今ココ』じゃないところで過ごしています。

研究者の話では
1日の8割くらいは
過去か未来に
意識が向いているそうです。

僕はこれを聞いたときにとてもびっくりしましたが
それと同時に
「ってことは2割は『今ココ』にいるのね」
という解釈をしました。

そして
「その2割の時間っていつなんだろう?」
と考察しました。

すぐに過去や未来へ旅をしてしまう僕たちの注意力を
『今ココ』に惹きつけることができる力とは
いったい何なのでしょう?



『今ココ』にいる時間

その答えは
「ポジティブな感情を引き出す瞬間」
だと考察しました。

例えば
海辺で朝日や夕日を眺めているとき
文句なしに
「美しい」と思うことがありますよね。

また
頑張って山を登って
頂上から景色を眺めた瞬間
「最高!」と思いますよね。

僕たちが1日の中の2割だけ
『今ココ』に意識をとどめていられるのは
こういったポジティブな感情が湧き出る瞬間なのだと思います。

綺麗なものをみて綺麗と思える瞬間
理由無くなんかいい!と思える瞬間

そんな瞬間が『今ココ』にいる瞑想状態なのです。

おわり

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