見出し画像

表現の仕方が学ぶ意欲を高めることもあるのではないだろうか?

1261記事目

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「表現の仕方」について考えてみたいと思います。

目次は、以下の通りです。



学んだことを表現する方法はたくさんある


学んだことを表現する方法というのは実に様々だと思います。

学校の中で言えば、

  • 口頭で発表する。

  • 作ったものを展示する。

  • ノートに書いてまとめる。

  • PCでまとめる。

  • デジタル上で共有する。

  • 集団で表現する。

などなど、たくさんの方法があります。

それらの方法の中でも、たくさんの種類があります。


口頭でしたら、原稿を作るのか、プレゼン形式なのか、ひらで喋る。

作ったものの展示なら、ポスターにする、展覧会風にする。

ノートに書いてまとめるのも、書いてまとめておくだけなのか、コピーやノートそのものを展示するのか。

PCなら、Wordか、OneNoteか、PowerPointか、Swayか。

デジタル上の共有も、Minecraft上か、Teams上でファイルを共有するのか。

集団の表現なら、役割分担をしてポスターセッションをするのか、劇にするのか等…

こうしてざっと書き連ねただけでも、実に様々な表現方法があります。


こうした様々な表現方法は、一つのことを繰り返し行えば、練度が上がり、上手になっていきます。

一方で、様々な表現方法に触れれば、表現の引き出しが豊かになっていきます。

そのため、どちらも効果的な方法だと思います。

最近の私は、「表現する方法」と「学ぶ意欲」の関係があるのではないかと思い、子供達には多様な表現方法を経験してもらうようにしています。

次に、実践の中で感じたことを次に書いていきたいと思います。



表現する方法が学ぶ意欲を高めることはあるのか?


実践を繰り返した結果、「表現する方法」によって「学ぶ意欲」が高まることがあるということがわかりました。

定量的なデータをしっかりと集計したわけではないのですが、子供達の感想や様子から、学ぶ意欲の高まりを強く感じたのです。


学ぶ意欲が高まる表現の方法は、人によって異なります。

例えば、社会科の学習のまとめを作成する場合を考えてみましょう。

デジタルでまとめるのが好きか、アナログでやるのが好きか。

文章ベースでまとめるのが良いか、ビジュアルベースでまとめるのが好きか。

口頭で話したいか、書いてまとめたいか。

こうしたことについての個人の好みによって、学ぶ意欲が高まる表現の方法は変わってきそうです。

ここでは、わかりやすく選択肢を2つにして並べてみましたが、人によっては、2つの選択肢の間や両方を選びたい場合もありますので、もっとバリエーションが豊富になると言えるでしょう。また、複数人で行うということも考えられます。


好みの表現の仕方を選ぶと子どもたちは、ただ行う場合に比べてよりやる気が増すようです。

子供達に聞いてみたところ、どうやら自分の好みの表現方法をとること自体にも楽しさがあるようです。

「PowerPointにまとめるのが楽しい」とか、「まとめたことを発表するのが楽しみ」みたいな感じですね。

学習内容をまとめるという目的ではあるので、「表現方法の楽しさに意識がいってしまっては本題とずれてしまって、ちょっとよろしくないのかな?」と思っていましたが、子供達の様子を見ているとどうやらそうでもないようです。

そのことについて、最後に書いておきたいと思います。



「表現すること」と「学ぶこと」の楽しさが繋がる


「表現方法の楽しさに意識がいってしまっては本題とずれてしまって、ちょっとよろしくないのかな?」という私の考えとは逆のことが起きました。

先ほどの社会科の学習のまとめの例で言えば、好みの表現方法をとったことで、学習内容を熱心に振り返り、まとめていたのです。

結果的に、定着率も向上していました。

一概には言えませんが、表現方法は影響があると言えそうだという予想はどうやら正しそうです。


おそらく、「表現すること」と「学ぶこと」の楽しさが繋がったおかげではないかと思います。

しばらく、子どもたちと試したり、見取りをすることで、そのあたりの予想が確信に変わるのではないかなと考えています。

今回のことを考えている中で「楽しさの繋がり」という新たな視点を見つけることができました。

子どもたちへのアプローチをする際には、「楽しさの繋がり」も意識しながら、実践してみたいと思います。

どうなっていくのか、楽しみです。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

また明日の記事でお会いしましょう!

みなさま、良い24時間ををお過ごしください!!


※ぜひ、スキやコメントで応援していただけると嬉しいです。

いただいた分は、若手支援の活動の資金にしていきます。(活動にて、ご紹介致します)また、更に良い発信ができるよう、書籍等の購入にあてていきます!