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走るコンシェルジュ
2022年12月20日 08:39
突然ですが、皆さんは日本国内をどのくらい旅したことがありますか?それなりに行かれている人が多いとは思うけど、あちらこちらに虫食いのように「行ったことないエリア」があるのではないでしょうか。僕もそんなクチで、北海道はちらっと函館に行ったきりだし、九州も行ったことがない。厳密に言えば、学生時代やっていた新幹線の車内販売のバイトの流れで、一回だけ寝台特急「さくら」(そんなものがあったんです、
2022年12月20日 19:30
前回の流れはここから。さて前回で触れたJRパスだが、この切符は国内では買えない(当たり前か)。海外で購入手続き、支払いをした後にもらう引換証(バウチャーのようなもん)とパスポートを持参の上、JRの駅にて実際の切符に変えないといけない。これが可能な駅は限られているが、幸い僕の地元は横浜市なので、横浜駅でスムーズに切符に引き換えてもらった。さて、どこへ行くべか。僕が考えていたのは、
2022年12月21日 09:07
前回のお話はここ。さて、函館で一夜を過ごした僕がやりたかったこと。旅ランです。知らない土地を走るのって、ほんと楽しい。だいたい旅行中に走るのは、観光をしていない朝になるので、もちろん観光客もほとんどいない。そんなまだ眠りから覚めていない町を走り抜けるのは、とても新鮮だ。函館山にでも登ろうかな?とチラと考えたが、いやいやそんなことをしたら…と気を取り直し、その麓の立待岬まで走るこ
2022年12月23日 08:50
マガジンにまとめてみたので、前回までの経緯を知りたい方はここから…。9月30日さて、札幌から一気に稚内まで行ってやれ!…という場合は、乗る列車は一択。特急「宗谷」である。ただ、出発時間が7時半と早めなのできちんと早起きをせねば。こういう時は目がぱっちりと覚めるもので、無事昨日降り立ったばかりの札幌駅に戻る。さすが北海道市の大都市、通勤電車もばんばん走っているし、学生やサ
2022年10月9日 19:21
外国に住んでいていちばん恋しくなるものは、温泉だ。最近は、クオリティの高い和食は僕の住んでるシドニーなら値段こそ割高だが、ほぼ何でも食べられる。ユニクロ、無印、ダイソーだってある。でも、温泉…というか、温泉自体はオーストラリアにも若干あるけど、温泉旅館、露天風呂といった温泉カルチャーは、ないなあ…。というわけで、今回の日本ぶらぶら旅では、スキあらば温泉に入ってやろうと思っている。
2022年12月24日 09:52
さて、翌日に「日本最北端の温泉」に行った話は前に書いたので読んでみて下さい。今思い出してもアホなことしたなあ…楽しかったけど。無事温泉帰りのバスにも乗れ、13時発の特急「サロベツ」で今日は旭川まで。同じルートをたどって旭川まで戻り、その晩は地ビールを堪能。次の日は、数日前に見たテレビのニュースで取り上げられていた、大雪山系の層雲峡に紅葉を見に行くことにした。オーストラリア、紅葉ない
2022年12月26日 10:14
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。さて、そろそろ北海道を脱出しなくては。いや、他にも行きたいところはあるけど…例えば網走、最東端の駅根室、小樽…などなど。北海道、広すぎるわ。JRパスの期限は21日間と決まっているし、東北地方も色々見て回りたい。旭川の次は札幌に宿を取っていたので、この日の移動距離は(北海道にしては)大したことはない。午前中に旭山動物園に行ってきた。
2022年10月12日 20:35
敬愛するサザヱさんのこの文を読んで、俄然行きたくなった酸ヶ湯温泉。でも泊まりはなあ…と思っていたが、青森駅からは、日帰りでかなり簡単に行けるということが判明。駅前のバスターミナルから、JRバスの「みずうみ号」というバスが出ている。どちらかというと十和田湖に行くハイカー向けのバスのようだが、酸ヶ湯温泉にも停まる。このバスは一日二往復だけだが、ちゃんと計画を立てれば簡単で、朝のバスに乗れば
2022年12月26日 18:33
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。さて、青森ではぜひとも行ってみたい場所…というか食べ物があった。誰に聞いたのかは忘れたが、「のっけ丼」である。ともかく朝に、駅の近くの青森魚菜センターという市場へ。日本各地の魚市場では、だいたい併設の食堂があって海鮮丼などを食べられるのだが、ここ青森では、それがセルフサービスというか、バイキング形式というかなんですよね。まず最初に、食券を
2022年12月27日 13:55
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。この日は、ホテルから青森港の辺りをジョギングし、朝に空気をいっぱい肺に入れた。さて、運動した後の朝ごはんは…想像がつくかと思いますが…。また来たよ!今回は昨日の教訓を活かし、2,100円の切符を買った。ホヤとかでかいエビさんとか、松前漬けとか、いろいろ面白そうな具をオーダーし、「わはは、シドニーでこんなのを食べたら3倍はするのだ、ザマアミ
2022年12月31日 10:12
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。さて、この日は「乗り鉄」だ!岩手県には長距離のローカル線があるのだが、そのいくつかを使って、岩手県東部をぐるっと回ってやろうというわけだ。これぞ乗り鉄の醍醐味!本日のルートはこんな感じで、盛岡から山田線で宮古まで行き、そこから三陸鉄道に乗り換えて釜石、そして釜石線、東北本線をたどってまた盛岡まで戻るというもの。ところが、だ。この山田線というの
2023年1月1日 18:24
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。さて、今日は秋田に行く予定…なのだが、ちと問題が。宿が、見つからん!予約サイトでサーチをかけると…え、ウソ、全然ヒットしないんだけど。そう、この頃から例の旅行支援なんちゃらが始まり、ホテルの予約を取るのが大変になってきた。ぼくはガイジンだから、もちろんその恩恵にあずかれないので、個人的には迷惑極まりない、勝手だけど。これ以降、週末にな
2023年1月3日 13:39
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。本日の旅程は横手から山形市まで。奥羽本線を乗るだけのシンプルなもの。ということで午前中は横手を観光することにするが、市内に関してはあまり名所旧跡というものがないようだ。それでも、ぶらぶら歩いていると武家町跡、というエリアがあって、旧来の建物は残っていなかったけどくねっとした道、長い塀の家が残っていたりして、少しだけだが藤沢周平の小説に出てくるよう
2023年1月4日 18:46
これまでの流れはこのマガジンからどうぞ。この日も乗る路線は一本だけで、仙山線。名前の通り、仙台と山形を結ぶ路線で、僕は山形から仙台へ行く。というわけで、この日も午前中は山形観光。おっとその前に、久々に走りに行こう。毎日結構な距離を歩き回ってるけど、朝ランは気持ちいいからね。山形には、城跡があって、それほど遠くないので行ってみよう。線路をくぐってしばらく行くと、お堀が見えてきた。