地球を愛する心を歌にのせて——『かわいい地球』と『仲良く地球で』の物語
「地球と僕らの旅の始まり」
澄んだ青空に、鳥たちのささやきが溶け込み、ひとつの小さな星が僕たちを見守ってくれている。
2018年、僕はこの地球を「かわいい地球」と呼び、少年のような視点から、無邪気で優しい世界観を曲に込めました。
転んだら起き上がる、笑顔が満ちるこの星の姿を描いたのが『かわいい地球』です。
「また転んじゃったけど、誰も笑わないから、ほら起きよう。」
このフレーズは、未来への希望にも満ちている。
そこに込めたのは、自然の中で支え合い、たとえ転んでも誰かが手を差し伸べてくれるような、そんなあたたかい世界。
音楽を通じて、地球に対する感謝の気持ちを形にしたいと思い、そうして生まれたのがこの『かわいい地球』でした。
「今、広がる世界へ」
それから6年の時を経て、僕の中でこの「かわいい地球」がまた別の形で成長を始めました。
それが『仲良く地球で』です。
地球に流れる時の中で、僕たちは何を大切にしながら生きるのか。
『仲良く地球で』は、この地球を舞台に笑顔と涙を分かち合いながら共に生きる、そんな「調和のうた」を目指しました。
風が舞い、森に雨が降り、そして虹がかかる──自然の中で僕たちは、小さな星での生活を育んでいます。
『かわいい地球』で描いた少年の視点が、今度はその成長した先にある「仲間たちと共に生きる」というテーマへと広がりました。
「一緒に、いつまでも」
「仲良く地球で、生きる これからも。」
僕らは、この星で支え合い、笑顔も涙も分かち合いながら歩んでいきます。
『仲良く地球で』は、少年が大人になり、そしてより深く広い地球とのつながりを感じ始めたかのような、そんな音楽です。
『かわいい地球』と『仲良く地球で』は、同じ地球での旅の始まりと続きであり、その軌跡はどこかで誰かと響き合いながら続いていくのだと信じています。
この物語に共鳴する方へ、『かわいい地球』の歌詞カードがこちらにあります。きっと、小さな星とともに歩むその一歩に、ほっとする瞬間が待っています。
新曲「仲良く地球で」