HSP・スターシードの宿命


HSP・スターシード、おそらくこれは同じ物だろう。
多分、DNAに刻まれた進化の為のスイッチだ。
突然変異、イレギュラーであり、種族保存の為に発動する。
ある場面でイナゴの羽根が発達するとか、メスがオスに変わる魚とか、
多くの生物が特定局面によって能力の分岐が訪れるのはよくある話。
そうでなければ哺乳類だって生き残ってはいないだろう。

これを宇宙人と言う説に持ち込むにはやや難がある気がするが、
全人類にそんなDNA、もしくは全生物にそんなスイッチがあるなら別だ。
発動するもしないもたまたまだという事でしかなく、更に言えば、
火事場の糞力の様なリミッターを越えるポテンシャルは皆が持っていると。
何らかの条件で偶然スイッチが入ったか、
あるいは竹の花が咲く様に、タイミングがあるのかもしれない。
更に考えれば、その条件も個人個人で全く違う可能性すらあると。
そう考えればこんなモノ全く不思議ではないのだ。

自分を含む彼等の逆境は何故作り出されてしまうのだろうか?
主体がある人間には主体の無い人間が憑りつくのは明らかだ。
サディストは都合のいい自分の責任者を求める、代理親を求める。
サディストの中身は空虚であり、魂、主体性が無い、密度が無い。
これは何人も観て来たから判る事だ。
魂の無い人間は肉体だけのケモノとなり、理性を失う。
実際彼等の眼は血走って、よだれを垂らすのだ。
漫画家の荒木飛呂彦が昔から「濡れ衣を着せられる」と言っていたが、
これは自分もそうだったし、旭川のイジメ被害者の子もそうだ。
主体のある人間というのはどうしても干渉を食らう、責任者にされる。
ストーキングを食らうのは、謂れの無い情緒的な責任を追及されるのだ。

例えばシマウマの群で多数派が慢心して草をはむ中、そのうちの一頭、
鋭敏なセンサーを持つオピニオンリーダーだけが周囲を警戒している。
その個体が敵を察知したのを観てから群れ全体が敵の存在に気付くと。
面白いのが人間の場合、この序列が狂っている事が多い。
不相応な自尊心や地位が思考停止の多数派に与えられてしまうからだろう。
ロジックの無い愚者ほど暗記が上手く、スコアが与えられるからだ。
真実ではない是非を権威の言われるがまま鵜呑みにするほど地位が上がる。
この歪んだ社会システムのせいで愚者の手により賢者は常に磔にされる。
スパルタ、ランキング、優劣判定等の愚民化政策による物だろう。
これはおそらく作為的な物で、社会崩壊制度の様な気がする。
敵がこの日本民族を原始人に先祖返りさせようとしていると。

鋭敏な人は行動のリスクの先が読めてしまうが故に行動を起こせない。
人との関りがノイズとなりリスクになるから孤立する。
ブクブク肥え太り、堂々と坂道を転げ落ちる人に関わると滅ぶのだ。
思考停止の人は与えられた価値観を真に受け、喜んで自ら滅ぶ。
それを指摘すれば悪人、狂人扱いされると。

それがHSP、スターシードの宿命だろう。
逆境だから生まれてくるのか、逆境を選んで覚醒するのか。
まぁ人という生き物の不合理な生体系は危機察知を切り捨てたいのだ。
うるさい目覚まし時計を壊せば平和が得られると思いたいのだ。
それ故にHSPはどうしても迫害されるのだと思う。

自分に加害するフレネミー、毒親、ネット弁慶達の理屈は理不尽で、
まるで何一つ論理が無く、こちらがいくら具体性を示しても理解しない。
彼等は知能が低すぎると同時にプライドが高く、自分を優位に据えている。
議論で無く情緒や同調圧力、個人情報で脅迫をしてでも勝利しようとする。
彼等にとっては真実なんてどうでも良く、ランキング、力学が全てだ。
暴力でも嘘でも冤罪でも、あらゆる手法を駆使してマウントを取る。
だからロジックを示せば示すほど、突き上げと感じどんどん発狂していく。
もううんざりするくらい四六時中かまされる。
そんな牧村ミキの生首を掲げた群衆の中にいるのが少数のHSPだろう。

自分はそれをこうやって言語化し、言葉を武器にするしかない。
9割のマジョリティに対峙すると悪意によって潰される。
全員を教育するなんて、どうやっても無理なのだ。
だからこの不合理な原理を拡散して周知させるしか方法はない気がする。
こうやって種を蒔けば、理解度が上がりいずれは認知されるはずだ。
そしてそれが今自分にできる数少ない手段だろう。

おしまい。


※ちなみにスターシード、HSPというのも最近知った名称。
言い方は別に何でもいいが便利なので使わせてもらってる。


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