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読書日記。

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日常生活の中で読んだ本、資料として読んだ本、活字を追いかけるために読んだ本。 色々とありますが、読んだ本について書いています。 ここは家族と同居するようになり、本を読んでいるとご…
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2022年6月の記事一覧

読書日記~「MUSIC MAGAZINE 2015年5月号 特集 シーナ&ロケッツ」編。

読書日記~「MUSIC MAGAZINE 2015年5月号 特集 シーナ&ロケッツ」編。

 実は「ケースから一掴みの5曲」でシーナ&ロケッツの記事を書いた時、資料として使いたいと思って、部屋の中を漁ったけど見つからなかったのでした。

 結局、別の資料を使って書いたのが、上の記事です。

 鮎川誠さんのロング・インタビューが掲載された雑誌や書籍は他にも持っていましたが、この号には細野晴臣さんや柴山俊之さんのインタビューも掲載されていることを覚えてましたから、近いうちにまた買うしかないな

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読書日記~とり・みき短編集編。

読書日記~とり・みき短編集編。

 皆さんは一番好きな漫画家さんは?と訊かれると、どう答えますか?
私の場合、「石森章太郎さんの特撮ドラマの原作もの、例えば『人造人間キカイダー』とか『仮面ライダー』が好きですね」と、ちょっとぼかした答えにしていますね。

 漫画の単行本をそれなりの数持っていた(実家に戻った際、ほとんどを処分してしまったので過去形)のと、雑誌もかなり長い期間チェックしていたので、作品重視になってしまったのでした。

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読書日記~三遊亭円丈「師匠、御乱心!」編

読書日記~三遊亭円丈「師匠、御乱心!」編

 落語について興味を持ったのは高校生の頃でしたし、(主にMBS)ラジオを通じてですから、所謂上方落語だったんですよね。
そのちょっと後にビートたけしさんのテレビ番組に立川談志さんが頻繁に出るようになってから、チェックするようになった、と。

 あれは三遊協会が挫折した少し後になりますね。それまでは私にとって関東の落語は「笑点」だけでした。
確かその時期に私の祖父が応援していた政治家が立川流の顧問に

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読書日記~坂崎幸之助「坂崎幸之助とJ-POP Friends」編。

読書日記~坂崎幸之助「坂崎幸之助とJ-POP Friends」編。

 初期の泉谷しげるさんについて、何回か続けて書いてましたが、この本を資料としてはほとんど使ってなかったのでした。
それは坂崎幸之助さんの語り口調の印象が強すぎて、それに引っ張られてしまうことを危惧したからなのです。
勿論、坂崎さんの視点は確かだし、氏のユーモア・センスも大好きだからこそ、私が書くことに関しては資料には使えなかったという感じですかね。

 このマガジン(記事)は泉谷しげるさん、忌野清

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読書日記~高橋幸宏「心に訊く音楽、心に効く音楽」編。

読書日記~高橋幸宏「心に訊く音楽、心に効く音楽」編。

 noteでは不思議な位、高橋幸宏さんやサディスティック・ミカ・バンドについて書いているんですね、私。
それだけ影響を受けているというか、大好きなアーティストだということなんでしょう。

 小坂忠さんが亡くなった時期なので、ちょっとウェットな内容の記事ですね。
同じ「ケースから一掴みの5曲」ではサディスティック・ミカ・バンドについても書いています。

 こちらは私にとってのミカ・バンド遍歴というか

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読書日記~嵐山光三郎「昭和出版残俠伝」編。

読書日記~嵐山光三郎「昭和出版残俠伝」編。

 ここに読書日記を書くために再読した本の大半は面白くて、色々と慌ただしい日々の中でも、ある程度の判断力は残されていたのだとホッとしてしまいます。
が、その反面、何であれを優先させなかったのか?どうして判断ミスをしてしまったのか?ということもあるわけです。
ギリギリに追い込まれている状態では判断できないこともありますし、間違った判断をしてしまうことも少なくないと思うわけですよ。
敢えて間違った判断を

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