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秋の光が2日戻ってくる
いつまでも夏のようだと思っていた季節は突然冬になる。もう冬が来たのかと思えば、秋の光がほんの2日戻ってくる。私は金曜日の道を歩いていたのに、私を包んでいたのは土曜日の光でした。時間も季節も何もかもが混乱し、世界は本当は陽炎のような奥行きに満ちていることを私はその瞬間に納得するのです。
私のおばあちゃんは10月30日になくなりました。お葬式が終わり親戚もみんな帰った庭に佇み、私は薄いコートを着て、
昔、空には一面の星たちがいたという。
昔 空には一面の星たちがいたという。
星たちはおしゃべりが大好きだから
遠くの星に「おーい」
近くの星に「ヒソヒソ」
楽しい会話が空一面に黄砂する。
あまりにたくさんの星たちのざわめきは、
やがて流れるように、
積み重なるように、
豊かな階層をもつ音楽となる。
なので地球の人々には
自らが作り出す音は必要なかった。
人々は夜になると星を眺め、
星たちの作り出すメロディーに
身を委ねながら
今を慈し
「現在はどこだ」友川カズキ断片
「現在はどこだ!」
私は、私の周辺を漂う透明な過去を凝視する。それらの過去の断片は、夜の闇に光り、私の傍を通り過ぎる。様々な光に反射し、前であるとも、後ろであるとも、右であるとも、左であるとも、すべてでありながら、全てを否定し一つの大きな風景になる。私はその中で、小さく息を吐く。光は私を通り過ぎた人たちだ。彼らはもう微笑むことはない。
「現在はどこだ‼️」
山崎正和さんが亡くなった
山崎正和さんが亡くなった。私はこの方の本も読んでいない。でも教育に関わる役職の中で、光を放つ人だった。
2000年頃、小渕総理の教育再生私的諮問機関から義務教育週2日(もしかしたら3日だったかも)の提案がなされた。学校に行くのは週に2日。そこで基礎基本を学ぶ。あとは地域で学ぶ。チケット制にすることによって、地域の産業も守られる。子どもたちは地域で真に学ぶ。西洋諸国ではすでに行われている。その提案に