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#音楽制作

AmpliTubeで学ぶギターアンプ(9)- Marshall JCM800〜1980’sサウンド

AmpliTubeで学ぶギターアンプ(9)- Marshall JCM800〜1980’sサウンド

AmpliTubeを使った今回のマーシャルはJCM800。1981年にリリースってことで、まさに1980年代のマーシャル・サウンド。

YouTube >> https://youtu.be/rY5qB3b-7g4

カバーしたのはラウドネスとヨーロッパ。80年代になると。。。とてもじゃないけど、ソロまでクイックではカバー出来ず。。。

(※UPDATE カバー曲を追加して4曲になってます)

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コードの転回形

コードの転回形

どうも、作曲家のカスガです。

今回はコードの転回形を紹介します。

基本的な内容ですが、作曲やアレンジ、演奏では非常に重要な知識です。

トライアドの転回形コードはルートを最低音にした基本形以外にも、いくつかの転回形を作る事ができます。

3度が一番下→第一転回形
5度が一番下→第二転回形

四和音の転回形

四和音の場合は、

3度が一番下→第一転回形
5度が一番下→第二転回形
7度が一番下→

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打ち込みからオーケストラ編曲に入った人がやりがちなミス

打ち込みからオーケストラ編曲に入った人がやりがちなミス

これは打ち込みからオーケストラ編曲に入った人(=僕)がこれまでにオーケストレーターに怒られてきたポイントを列挙する反省文です。言われてみれば当然なんだけど言われないと気づけない不思議。

金管の出番が多すぎる金管の出番が多いと怒られます。金管は吹くのがしんどい上に音量も極端に大きいので、fやffの音が曲の中に頻繁に出てくると違和感が凄いようです。

頻発する循環呼吸木管というより金管だと思うんです

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ギターシーンを創造し続けてきたG.O.D.の歴史

ギターシーンを創造し続けてきたG.O.D.の歴史

発足、カバーコンテストの誕生G.O.D.とはイギリスやオーストラリア、韓国等様々な国から集結した若手ギタリストコンポーザー集団で、日本という狭い世界に縛られることなく常に先を行くギターミュージックを生み出し続けるプロジェクトです。

各々が作編曲家や演奏家としての顔を持ちつつも「アーティスト」として自分にしか作れない音楽を世に投げかけている点がユニークです。

気がつけばメンバーが17人にまで増え

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AmpliTubeで学ぶギターアンプ(2) - Fender "ツイード" 期のアンプ

AmpliTubeで学ぶギターアンプ(2) - Fender "ツイード" 期のアンプ

AmpleTubeにはFender Collectionって本家公認のモデルがあって、見た目はそのもの。

”ツイード期”のモデルは、"TVフロント”の次の50年代の「ロックンロール」の顔とでも言うべきなアンプ。プレスリーもチャック・ベリーもみんなフェンダーだった様子。。。

TVフロントのチャンピオンも含めたデモ。

YouTube >> https://youtu.be/hWdIL0VPk7o

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トライアド | m(♭5)(マイナーフラットファイブ)

トライアド | m(♭5)(マイナーフラットファイブ)

どうも、作曲家のカスガです。

今回は少し扱い方が難しい、m(♭5)(マイナーフラット5)を紹介します。

マイナーフラット5このコードはマイナーコードの5度が半音下がったコード、読んで字の如くですね。

構成音は、ルートと短3度、減5度です。

Cm(♭5)の場合、ルートはC、短3度のEb、減5度のGbです。

ディミニッシュトライアドこのコードと同じ構成音のdim(ディミニッシュ)トライアドと

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四和音 | シックスコード

四和音 | シックスコード

どうも、作曲家のカスガです。

今回はコード四和音のシックスコード、6/m6のふたつを紹介します。

6はメジャーコードに長6度を、m6はマイナーコードに長6度を加えたものです。

信じられない話ですが、古いジャズではM7は不協和音と考えられていて、ⅠM7やⅣM7ではなく6コードが主流だったそうです。

m6コードは、トニックマイナーやモーダルインターチェンジのサブドミナントマイナーとして使われる

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トライアド | add9(アドナインス)

トライアド | add9(アドナインス)

どうも、作曲家のカスガです。

今回は三和音(トライアド)のコードに属するadd9(アドナインス)を紹介していきます。

add9(アドナインス)

構成音はルート、長3度、完全5度に、テンションノートの長9度を加えたコードです。

トライアドを紹介すると言っておきながら早速4つ目の音が加わっていますが、間違いではありません。

9度はテンションノートとして装飾的に使用することが多く、コードの機能

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トライアド | sus4(サスフォー)

トライアド | sus4(サスフォー)

どうも、作曲家のカスガです。

今回はコードアレンジで非常に重要なコード、sus4(サスフォー)を紹介します。

Sus4(サスフォー)このコードの構成音は、ルートと完全4度、完全5度という構成音です。

Csus4の場合、ルートはC、完全4度がF、完全5度がGです。

sus4は、サスペンデッド(Suspended)4thと言って、釣り上げられた4度というような意味です。

3度が吊り上げられて

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12キーとサークルオブフィフス(五度圏)

12キーとサークルオブフィフス(五度圏)

どうも、作曲家のカスガです。

音楽理論を学ぶ前に、まずはキー(調性)について知っておく必要があります。

12キーとサークルオブフィフス(五度圏)キー(調性)は全部で12種類あります。
これは1オクターブが12音で構成されているためです。

サークルオブフィフス(五度圏)と呼ばれる図があるので、これを見ると分かりやすいですね。

ピアノの鍵盤の数を数えると分かりますが、例えばドから1音(半音)ず

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