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日々のエッセイ

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2019年から湖畔暮らし。自然、ヤギ、トリ、仕事、考え事の日々。
運営しているクリエイター

#働き方

ダメな時に腐らないことめげないこと

ダメな時に腐らないことめげないこと

この言葉は、私が尊敬する人から最近もらった言葉である。

といっても、直接的に会話しながらもらったものではなく、質問箱というツールを使って悩みを打ち明けて回答を得たものだ。尊敬する人とは奇跡的にも一度だけお会いしたことがあるが、気軽にチャットをしていいような方ではないと考えているため、質問箱を利用させてもらった。

質問に対する答えが今後の人生でお守りになるような納得感のある内容だったため、私が何

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灯油ストウブの匂いと混沌と

灯油ストウブの匂いと混沌と

この2月は、個人事業の季節外れな繁忙期だった。文字どおり目が回る忙しさだった(この感じは3月初まで続く予定のため、まだ終わっていない)。

宿にはお客さんがたくさん入り、執筆ではご縁のあるメディアさんから多数依頼が入り、赤ちゃんもどんどん成長し遊びのレベルが上がっている。特に執筆については、今月は一体何万文字書いたのかわからないほど、タイピングしまくっていた気がする。

そんなわけでとにかく一分一

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仕事への考え方が一皮むけた時間

仕事への考え方が一皮むけた時間

最近、ひとりで悩まず人に話すことって大切だな!と思うことがあった。

しかも、話し相手の人がなんらかの道のプロであることも同じくらい重要だと思った。

友達や親など、普段から会話しやすい人と話すことでももちろん十分にスッキリするだろう。何気ない会話の中から答えが見つかることもある。しかし、プロの方と話す時間はやはり一味違うし、ロジカルでストライクな答えをあっさりと教えてくれることもある。

「今ま

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友人に話す感じで今後の人生や夢を

友人に話す感じで今後の人生や夢を

今日は珍しく「ですます調」で書いていきます。

というのは、タイトルにも書いた通り今日は親しい友人とカフェで時間をかけて語る感じで、今後の人生や夢について書いてみたいと思ったからです。

なんで急にそんなことをしたくなったかと言うと、ここ最近ずっと潜在的に誰かと深い話をしたい欲が湧いているからです。信頼できる人たちとリアルで会えばいいかなーとも思ったのですが、しばらく体調が優れない日が続いていて、

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私の一年とこれから

私の一年とこれから

昨年の自分を何かに喩えるならば、まるで大海に漂う根無し草のようであったと思う。目指したい陸地はあるのに海にふわふわと浮かぶことしかできず、なかなか陸地に根を張れなかった。ときにその様を客観的に見ては悲観的になったり、ときに「今は浮いているしかない」と割り切ったり、全体的にたくさん悩んだ年だった。

一番の理由は昨年の5月からずっと病院に通っているからだ。

ここでは特に詳細まで触れないが、自分にと

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100年の歳月

100年の歳月

わけあって自宅敷地内にある築100年の蔵を改装し、宿泊施設へリノベーションすることになった。工事期間は2022年5~11月頃までを予定していて、実際のオープンは2023年春の予定。

なぜそのような運びになったのかだけ、ここに記録を残しておこうと思う。

***

私が暮らしているのは湖畔の田舎町である。結婚をきっかけに2019年に移住し、2年半が経過した。サツマイモの産地ではあるものの、特に目立

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仕事観についての雑感

仕事観についての雑感

考えることは変わっていく。

仕事観、恋愛観、すべての価値観。変わらないよと思っていることも、実はただ似ていたり層が分厚くなっているだけで、変化しているもののようだ。

特に仕事観の変化は凄まじい。年齢、ライフステージ、暮らす場所、人との出会いなど影響を受けるものが多いから。だから仕事観はいつまで経っても確信にはなり得ず、「雑感」としてしかまとめられない。

その時の感性のままに、その時に思うこと

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違和感と小休止

違和感と小休止

なんか違うかも?という違和感を抱くことはよくある。些細なことから、重大なことまで。

しかもその違和感というのは、繰り返すことが多いように思う。しばらく忘れていたことでも、ひょんなことがきっかけで違和感と再会を果たすことがある。

違和感は悪いものに思えるけれど、実はそうでもなくて、自分の考えや生き方を再認識する際にも役立つ。軌道修正もできる。例えば、とある場所へ行って違和感を持てば、そこは自分の

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働くことの処方箋

働くことの処方箋

いま、期間限定で自治体の税務に関する業務をお手伝いしている。

性格が真面目な自分にとっては、税金や法律などアウトラインがくっきりと分かるものの方が付き合っていてラクなのだ。その点クリエイティブな事柄は自由すぎて、ときどき疲れてしまう。

短い間ではあるものの、ここでの仕事が久々に自分にハマっているようで、地方移住後に長らく抱え続けてきた仕事に対する「もんやりした霧」に一筋の光が差してきた。

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