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【コーヒー淹れるのたのしいよ】淹れ交わして暮らせ
カラカラン……
客か。珈琲を飲みに来たと言いたげな顔だな。たしかにここは珈琲屋だが、おれがそう書いているだけなのでおまえはここでは何も飲めない。珈琲は自分で淹れろ。家にいっしょに棲んでるやつがいるならそいつにでも淹れてもらえ。
おれはこれからおまえに結局とくに意味のない話を一方的にする。おまえがこのまま帰っても閉ざされたドアに向かっておれは話し続けることが可能なため帰りたければ気にせず帰
【コーヒー淹れるのたのしいよ】徒手でいけ
カラカラン——
なんだ客か。ここは珈琲屋だがコーヒーは淹れぬ。コーヒーを淹れるための道具を売ってやることも出来るが今日は売る気はない。
コーヒーを淹れるための道具は様々なものがあり、それを選んだり使ったりすることは相当たのしいが、コーヒーの抽出の可能性は無限大であるため、道具がなくても案外なんとかなるという結末の話を今日は聞いて帰れ。
これは、わたくしうそめがねが趣味で出張コーヒー屋をや
【コーヒー淹れるのたのしいよ】深淵に沈め
カラカラン……
客か。こんなときにコーヒーを飲みにくるなんて酔狂なやつだ。だが気にするな。この店もおれも単なる文字情報なので、行き来を自粛するひつようは全く無い。そして言っておくがコーヒーはおまえが自分で淹れろ。おれは淹れん。この店は珈琲屋だが、おれが伝えたいのは、コーヒーを自分で淹れるのは相当に楽しいおこないだということだからだ。
おれが淹れてどうする。淹れるのは、おまえだ。
街から
【コーヒー淹れるの楽しいよ】そのアロマはバトルコマンダー
カラカラン……
客か。何しに来た。ここは珈琲屋だがおまえに淹れる珈琲はない。珈琲とは、おまえ自身が戦況を読み解いて戦う、バトルコマンダーだからだ。
突然アレな感じですが、ぼくが出張コーヒー屋をやってる経験とかを元にして、コーヒーを淹れることについて、なんか書きます。
今までのなんか書いたのはコチラ。▼
「バトルコマンダー」だ。知っているか。かつて、バンプレスから発売されたスーパー
【コーヒー淹れるのたのしいよ】まず武器(ドリッパー)を選べ。
カラカラン……
客か。何しに来た。
ここは珈琲屋だがおまえに出す珈琲は無い。珈琲は自分で淹れろ。
珈琲は自分で淹れるものだ。人の淹れる珈琲を飲みたい気持ちはわかるし、出かけた先で急に飲みたくなったからって、すぐに自分で淹れることなんてできないのもわかっている。なので、人が淹れた珈琲を飲みたいなら他の店に行けば良い。ここではおれは淹れぬ。別にイジワルで言ってるんじゃない。人生を考えろ。