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デルタ関数のfinestな定義を求めて
(画像はhttps://www.youtube.com/watch?v=SQwyLjVQwF8より。) 今回は趣向を変えて,物理でよく使われるディラックのデルタ関数の定義に悩みました,というお話です。 一般…
単位つきの量の四則演算
こんにちは,S𝒾N..です。
今回は,単位つきの量を数学的にどのように扱うか,私なりに考えてみた結果を書き連ねたいと思います。
方針まずは具体例から……
単位つきの量の加減乗除が満たすべき性質を考えるために,まずは具体例を考えてみましょう。
〈例1〉
$${3\ \mathrm{m} + 5\ \mathrm{m} = 8\ \mathrm{m}}$$
〈例2〉
$${2\ \mathr
デルタ関数のfinestな定義を求めて
(画像はhttps://www.youtube.com/watch?v=SQwyLjVQwF8より。)
今回は趣向を変えて,物理でよく使われるディラックのデルタ関数の定義に悩みました,というお話です。
一般的な定義①$$
\begin{cases}\displaystyle\int_{-\infty}^{\infty}\delta(x)\,\mathrm{d}x=1\\\delta(x)=\be
Newton力学⑦ 運動方程式を解く
前回の記事はこちら↓
必要な前提知識はこちら↓
・極限と微分,積分
・微分方程式(準備中……)
Newton力学の7回目です。
今回はひたすら運動方程式を解くだけの回です。
重力中の運動重力$${\boldsymbol{F}=m\boldsymbol{g}}$$を受けているとき,運動方程式は,$${m\ddot{\boldsymbol{r}}(t)=m\boldsymbol{g}}$$です。
Newton力学⑥ 仕事と力積
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必要な前提知識はこちら↓
・極限と微分,積分(準備中……)
・ベクトル,行列とベクトル解析(準備中……)
Newton力学の6回目です。
今回は,力を別の角度から見直してみます。
大雑把に言うと,「最初の方でお話しした”運動エネルギー”と”運動量”を活用しよう!」というお話です。
つまり,「運動している物体がある」のではなく,「運動エネルギーと運動量がある」と捉えなおし
電磁気学② Maxwell方程式の導出
前回の記事はこちら↓
必要な前提知識はこちら↓
・極限と微分,積分(準備中……)
・ベクトル,行列とベクトル解析(準備中……)
電磁気学の第2回です。早くも電磁気学のハイライト,Maxwell(マクスウェル)方程式のお話です。
まずはMaxwell方程式をお見せしましょうMaxwell方程式は,イギリスのJames Clerk Maxwell(ジェームズ・クラーク・マクスウェル; 1831-
Newton力学④ 運動の三法則
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必要な前提知識はこちら↓
・極限と微分,積分(準備中……)
Newton力学の第4回です。今回は目玉となる”運動の三法則”のお話です。
(注:前回の後半から,順序を一般的な解説と大きく入れ替えています。講義で教わった(あるいはこれから教わる)ものや参考書等とはおそらく違うと思いますが,循環論法をなるべく避けた結果ですので,ご了承ください。)
慣性の法則まずはこんな思考実
簡tan謎No.10 解答・解説
注) 画像が長いですが,これはTwitterのアプリ版バグに対応したものです。No.12からは元のサイズに戻る予定です。
今回の謎『四角と丸』は,下の問題部分だけ見ていても解けない問題でした。タイトルの上にある七つの四角に注目してみましょう。
左端が赤,右端が青の七つの並びといえば……。
そうです!曜日ですね!
緑が木曜日,オレンジが金曜日に対応します。黒には普通に形の名前を入れます。