#140字小説『〇〇の犬』／お題：犬の日／Xへポスト11/1

2023年11月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『〇〇の犬』

散歩中の犬に吠えられた。
「どの犬も、僕の顔を見るとなぜかワンワン鳴くんだよな」
「温厚だから、動物に好かれそうっすけどね」
「同類だと思われてるんだよ」
部下は気まずそうに苦笑した。
僕は会社の犬だ。社畜という方が現代的か？

夜も……犬。
（下）僕には、気高く麗しい女王様がいるから。

2023年11月1日作

◆11月1日は「犬の日」らしいので
　自主お題として創作しました。

ペットフード工業会（現在の一般社団法人ペットフード協会）が
昭和62（1987）年に制定したそうです。
日付は、「ワンワンワン」という犬の鳴き声が3つ並ぶ日にちなんで。
ちなみに、同じ年に「猫の日（2月22日）」も制定されたようですよ。

★Xのアカウント：想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
　#今日は何の日 タグを付けて、投稿（ポスト）したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆「忠犬ハチ公の日」で創作した『忠犬』を含む140字小説のまとめ記事。
　1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

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