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ピカソを超えて〜デイヴィット・ホックニー展
東京都現代美術館で開催されているデイヴィッド・ホックニー展。
86歳ともあって、ひとりの人生の歴史がそこにはあった。
初期の作品は、反骨精神溢れたテーマであったり、
画法の模索をすべく、その時代でホットな画風を取り入れてみたり、ひたむきに絵画表現と向き合う様子が見られた。
時代の先駆者だったピカソも亡くなり、そのあともホックニーは進化し続けた。
1番驚いたのは、「ノルマンディーの12か月」
わたし、定時で帰ります。
『わたし、定時で帰ります。』朱野 帰子 著
この本が出版されたのは2019年、今から4年前。
ちょうどその頃、私は新卒で入った会社を1年で辞め、別の会社で派遣社員として働いていた。
最初の会社を辞めた理由は、多忙で体調を崩してしまったから。
平日は夜遅くまで働き、土日も持ち帰った仕事を家でやっていた。
生きるために働いているはずなのに、これでは働くために生きているようだ と思った。
そ
アートとフェミニズムは誰のもの?
村上由鶴さんの『アートとフェミニズムは誰のもの?』を読んだ。
私が大学生だったときはおそらくジェンダー論流行のはしりで、授業の中でもよくフェミニズムが議論に挙がった。
でもその頃は、フェミニストといえば男性に負けない強い女性!といったイメージで、アカデミックな土俵で男性と闘っているという印象を受けた。
そういったこともあり、今までフェミニズムという言葉の響きにどこか違和感を覚えていた。
でも