寝るときに「何を着るか」が翌日の「声」を決める！

こんにちは！
ナチュラルボイストレーナーの斉藤ひろみです。

本日の内容でも引き続き、「睡眠と声」シリーズです(^^)

あなたは、寝るときに何を身に着けていますか？
パジャマ、スウェット、その他部屋着、寒い時期には靴下、保湿用の手袋…と様々だと思います。

今回は、そんな就寝中に身に着けているものの中に、翌日の「声」の質を下げてしまう存在が隠れているのでは…！？ということをお伝えします。

睡眠の質を下げる身体の緊張

以前の記事で、身体の左右バランスが悪いとリラックスしきれず、睡眠の質が下がってしまうというお話をしました。

寝ても寝ても疲れが取れない、途中で起きてしまう。
そういう睡眠だと、身体の疲労の回復度は高いとは言えないですよね？

疲れを引きずった身体でのパフォーマンスと、しっかり熟睡して疲れを解消できた身体でのパフォーマンス。全く違うだろうということは、きっと想像しやすいと思います。

そして、睡眠の質が悪くこの疲労の回復度が低いと、「声」にも影響大！ということもお伝えしました。

ということは、この睡眠の質を上げることが、「声」のパフォーマンスを上げるためにも必要不可欠なんですね！

じゃあ、リラックスして質のいい睡眠にするためにどうすればいいか？

以前の記事では、「足つぼマッサージ」をおススメしました。
これは、足つぼを刺激することで全身の血流がよくなったり、足裏を解すことで足裏から繋がっている足首やふくらはぎ、太ももや腰の筋肉の強張りが緩んだりすることで、身体のバランスが整ってよりリラックスできる効果があるんですよね。

ただ、足つぼマッサージだけでは緩ませきれない部分があります。
それが「眼」でした。

なぜなら、人間の眼は寝ているときにも急速運動をしているんでしたよね！

睡眠時間はそれなりにとったのに、寝ても寝ても眠気が取れない、眼がだるい感じがする…という人は、普段から眼の筋肉が硬くなっていて、この眼球急速運動のときに強い負荷がかかってしまっている可能性があります。

動きの悪い眼が睡眠の質を下げ、翌日のパフォーマンスに影響していたんですね。

足や眼をはじめとした全身、つまり身体のどの部分に緊張があっても、リラックスして回復しやすい「質の高い睡眠」はとれないということなんです！

睡眠時の身体を緊張させるまさかの存在

では、全身をストレッチなどで整えてリラックスさせてから眠れば問題ないのか？と思いますよね。

実は、寝ている間に身体に緊張を与える伏兵が存在しているんです…！

それが、
「強い締め付け」です！！

身体への強い締め付けは脳にとってストレスなので、それに立ち向かおうとして交感神経の働きが強くなり、リラックスできなくなるんですね。つまり、身体は緊張状態になっていきます。

では、冒頭の質問に戻ります。

あなたは、寝るときに何を身に着けていますか？
パジャマ、スウェット、その他部屋着、寒い時期には靴下、保湿用の手袋…様々だと思います。

その中に、強い締め付けはありませんか？

ウエストのゴムや着圧系のもの、下着や靴下…。
もし、そうしたものを身に着けて寝ているあなたが睡眠の質に困っているなら、一度締め付けのあまりない状態で眠ってみてください！
翌日のパフォーマンスも声も、変わってくるかもしれませんよ(^^)

本日も最後まで見ていただき、ありがとうございました！

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