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#京都
とっておきの京都手帖9 「ホイット! ホイット!」
<小暑/ 祇園祭の主役>
17日は、午前中に山鉾巡行があった。
鶏鉾のトラブルもありながらも、後続の山鉾たちが鶏鉾のすれすれの距離を互いに気遣い協力しながら抜けて行き、進行を続けられたことにも胸が熱くなった。
きっと、鶏鉾に起こったトラブルは他人事ではなかっただろう。
現代は、目まぐるしいほどの技術の革新で、いかようにも便利さと手軽さを追求できる。
しかし、はるか昔からの伝統を受け継ぎ、
とっておきの京都手帖5 食堂「はやし」
<立夏/よしもと芸人も推しの 食堂「はやし」>
少し元気をつけようと思うと、かならず通う「食堂 はやし」がある。
看板女将の 林智恵子さんの笑顔を見れば、ホッとする。
厨房では、店主の 林 学さんが腕をふるう。
創業は昭和28年。
アイスキャンデー屋、うどん屋、そして3代目の林さんが、季節のメニューや新作をつくり続け庶民の味方「昭和の食堂」として大きく発展させた。
ノスタルジーあふれ
とっておきの京都手帖3 麺屋優光グループ
<夏はじまる/夏は京都ラーメン>
若者が支え、日々、進化する“Ramen”。
京都は、「食文化の都」である。
なかでも京都は有数のラーメンの激戦区だ。
それは、日本一、学生さんが多い街だからだろう。
実に、京都市民の10人に一人が学生さんだ。
「早くて」、「安くて」「美味しく」食べることができるラーメンに、たちまち行列ができた。
90年ほど前、屋台から始めたラーメン店も今や老舗にラン
とっておきの京都手帖2 西国街道
<西国街道>
京都というには少し外れているが、京都らしさ、歴史、そして実益を兼ねた絶好のスポットがある。
それが西山・乙訓・大山崎地域だ。
昨今のオーバーツーリズム対策にも通じるので、ぜひ旅行プランで一考してほしい。
ちょうど京都と大阪の狭間、東京方面から新幹線で京都を過ぎると、右手に緑の山が迫ってくる景色がある。
そしてJR京都線、阪急京都線が並行しているくびれのような地域だ。
地
とっておきの京都手帖1 茶摘み
<八十八夜/茶畑>
宇治には朝霧が立つ。
今日5月1日は八十八夜。
新茶の季節到来だ。
この日を楽しみしている方は多い。
「八十八夜」とは立春からかぞえて88日目の夜です。
農家にとって、大切な恵みの作物に「霜」は、要注意です。
この「八十八夜」以降「霜」は少なくなり、安心して「茶摘み」や「田植え」の作業ができる目安とされてきました。
皆様ご存知の茶畑、思い浮かびやすいのは、新幹線で