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仕事とお金の遣い方についての価値感。
仕事とお金の遣い方についての価値感。
残念ながらこれは僕の話ではない。
大学時代にコンサルでインターンをしていた時に、優秀な東大生の同期がいた。
これは飲み会で彼が話していたことだ。
話を聞いたのはほんの数分のはずなのに、就活で会社を選ぶ際や、その後のお金を遣う時にもふと脳裏を過ぎる。
私が彼の話を思い出した累計時間は、彼が恵比寿にあるKINTANの焼肉屋で語った時間よりも、遥かに長いだろう。
【日記】社会人1年目の読書の傾向
社会人になって1年間めの前半は、資格試験のテキストとビジネス書を読むことが多かった。少し落ち着いて、後半は大学時代に講義を受けていた哲学と経済学の専門書をときどき心に余裕がある連休に読み返すようになった。最近は、大学受験に使った日本史と世界史のテキストを読み返している。日本史と世界史の流れを、ざっくり抑えておくだけで骨太な専門書の歴史の流れが噛み砕いて理解できて、書籍への理解度がぐんと上がる。
お酒でふわふわな時って音楽を爆音で聴きたい
酔ってふわふわした帰りに書いた駄文。
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ふわふわな状態でイケイケの爆音の好きな音楽聴いたら合法的にトベるじゃん!とかいう頭が悪い冴えた解決策がクラブという文化だし、もっとふわふわになったら気持ち良すぎて世界が蕩けるから非合法な薬まで足を突っ込む人がいるし、そこまでいかなくてもクラブからセックスにもつれ込む人たちが多いのはふわふわして気持ちいい状態で、もっと気持ちよくなっちゃいたいみたいな
やんごとなきラブな日常よ続け
ゼミ教員が学生を美術館やらフランスやらといったキャンパスの外に連れ出してくれるタイプのチャーミングな方だった。
その理由が「文学は、経験したこと、本人が心から問題意識を持っていることしか向き合えない。だから教室を出て私とデートに行きましょう」とゼミ生たちに向かって語りかけていたの、社会人になった今思い返しても好きすぎた。
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されど、そんな大学生活は過ぎ去り、キャンパスから年嵩を増した我
「この人の感性を生活のワンシーンとして独占していきたいと思ったら」
付き合いたいと思う瞬間について、「この人の感性を生活のワンシーンとして独占していきたいと思ったら」と呟いた友人のことを、なんだこいつどちゃくそ好きなんだが!!!と思ったことがある。
その友人然り、素敵な言葉で、「そう!それが言いたかったの!!」と思うような、それを読むまで言語化できなかった気持ちを掬い取ってくれる人の感性に憧れる。
引きこもって本ばかり読んで現実逃避していた時に、特にすっごく心
映画『ちょっと思い出しただけ』と葉の厚いハーブ
映画『ちょっと思い出しただけ』で、主人公が毎朝、部屋にある植物に霧吹きで水をあげるシーンがある。
就活中、ひたすらESを書いたり祈られたりしながら、心が荒んでいた時に観て、癒された。
妙に心の底に残っている風景だ。
そんなワンシーンを思い出して、脱毛の帰り道に葉の厚いハーブを買った。
『汝、星のごとく』と思ったこと
毒親と貧困に苦しんでそこから飛び出した少年と、飛び出せなかった少女を描く『汝、星のごとく』が好き。
思春期の欠乏は、その後の全ての人生に影を落とすとすれば、その影への呻吟を書いているところに引き込まれた。
最近、書店に寄ったら、続編が出ているのを知ってにこにこしている。
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「思春期に欠落したものが、一生影を落とす」し、自分とどこか重なってみえる主人公にグロテスクだと思いつつも心を慰撫
頭が悪くならずに恋することなんてできない(過激派)
恋人と駅のホームでまたねって手を振った寂しさをひきづって、5分くらい「にゃーん」しかLINEの返信で返せないになった。
別れ際は、寂しい顔をすると、寂しさが増大してしまう気がするので、無理に寂しくない顔をしがちな、夜。
こんな夜の寂寥たる気持ちの帰り道に、胸を温めるホットココア代わりに読みたい短歌集は、谷川電話『恋人不死身説』。
恋人を想う気持ちがメンヘラじみていて、頭が悪くて非常に好きです