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頭が悪くならずに恋することなんてできない(過激派)

恋人と駅のホームでまたねって手を振った寂しさをひきづって、5分くらい「にゃーん」しかLINEの返信で返せないになった。

別れ際は、寂しい顔をすると、寂しさが増大してしまう気がするので、無理に寂しくない顔をしがちな、夜。

こんな夜の寂寥たる気持ちの帰り道に、胸を温めるホットココア代わりに読みたい短歌集は、谷川電話『恋人不死身説』。

恋人を想う気持ちがメンヘラじみていて、頭が悪くて非常に好きです。

ページを捲るごとに、自分のメンヘラさがまだまだだと思わせてくれるところが、特に好き。

頭が悪くなったり、メンヘラになったりせずに恋することなんてできない(過激派)

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