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【R05秋でどうすべきだった!?】応用情報技術者R05秋「感想戦」

APR05秋に不合格になった方、過去問演習を終えた方。

もし「どうやってたら合格してたんだ」「本試験で合格点を取れるだろうか」など疑問や不安を感じているなら、是非一読してみてください。

※このNoteは有料ですが、全10問中3問を無料公開。一度見て頂いて、ご自分に必要そうでしたら、宜しくお願い致します。

このNoteには問1~11(問2PG除く)について、3点解説しています。

  1. 本試験で「選ぶか選ばないかの判断」

  2. 解いたときに「取るべき得点」

  3. 過去問から「学ぶべき解法テクニック23個」


1点目。本試験で「選ぶか選ばないかの判断」は、2つの無料Noteをどうぞ。

「問題選び」は5分しか確保していません。受験番号の記入・解く時間・見直す時間を圧迫するわけにはいきません。

このNoteには、問題用紙を眺めて、5分以内に「見切る」「見通す」視点を解説しました。


2点目。解いたときに「取るべき得点」。

人によって得意/不得意がありますね。試験によって難易度に幅もあります。

解いたときに「8~9割を取るべき問題」で点数を稼ぎ、「6割は切らない問題」「6割を少し切ってしまう問題」に、点数と時間を渡さねばなりません。

このNoteには、解いたときに「取るべき点数」「正解すべき設問」をまとめ、1点目の「選ぶか選ばないかの判断」との「ギャップあり/なし」を解説しました。

「選ぶかの判断」と「解いた印象」にギャップがあると、「解き直し」が発生し大きな時間ロス。センスを磨きましょう。


3点目。過去問から「学ぶべき解法テクニック」23個。

私オリジナル。私の独学での合格経験、IT専門学校での授業実績に基づいた重要なテクニックです。

過去問を解いて「合格点いけたー/いけなかったー」は愚です。愚。一喜一憂はただのギャンブル。合格に近づけていません。

「こう解けば良かったんだ!」「この解き方は他でも使えるな!!」「次失点しないためにはここを勉強だ!!!」と、次に生かせる学びがなければ、せっかくかけてきた時間が水の泡。

また本番で狩られますよ。

「まーた、してやられた!」

なんて経験ありませんか?

高めていきましょう。問題を「解き伏せる正解力」を!!


このNoteは、全10問の解説Noteに基づいています。1ヶ月じっくりかけたので有料にさせて頂いてます。ご理解ください。作った図は470枚を超えてます。

本職はIT専門学校の先生。ITパスポートから高度試験までの全て担当した経験があります。特に高度試験では、学校の合格率を2倍に上げたことも。

学生さんは学校に年間100万円支払って授業を受けています。一方、このNoteはワンコインぽっきり。お弁当より安くしました。

不合格になった方。もう一度テキストを買う気はありませんよね。私のワンコンマガジンで的確に補強をするだけで、今までの時間もお金を無駄にせず合格に到達できます。

あと少しの頑張りです。超えましょう、その紙一重。


このNoteのテクニック。全てでなくても、少しでも身に付けるだけで、点数アップを実感して頂けると確信してお送りします。

どうぞご一読の上、価値をご判断ください。問4の後に再度ご案内しますね。


なお、解説Noteは無料公開しています(2024年03月)。

「独学で充分」な方は、以上10個の無料Noteでも充分合格が狙えます。自信ある方はどうぞ。

私もIT分野以外の学生でしたが、独学で合格したので気持ちは分かります。頑張って下さい。


読んで頂ける方。それでは始めましょう!





問1 | セキュリティ

>>APR05秋問1セキュリティの解説<<

必答なので選ぶ/選ばないはないですが、

過去問演習を繰り返して学び「8~10割を安定」させてください。

6割は切るのは絶対NG。対策を万全にして点数を稼ぎ、他問題で6割を切ったときのフォローに回しましょう。



問題構成 | バランスの取れた良問

問1は必答なので、選ぶ選ばないはないのですが、一応問題構成を。

  1. 全4頁はコンパクト

  2. 解き始めも1頁最後は早い

  3. 設問は初っ端から40文字作文にびっくりします

  4. 他の作文は20・30文字なので問題文から引用か・知識か程度。

  5. 選択肢も3問で、良心的です。

作文だけが不安かもですが、1問は言うて最初の問題。ジャブでしょう。

何にせよ必答問題なので受けるしか。



解いた印象 | 8~10割を確実に取る問題

必答問題なのでクオも高い良問。満点を狙いたいところ。

問1でハンデを背負うわけにはいきません。

当たり外れではなく、点数が安定するまで手厚く対策勉強です。

今回の2経路、そして電子署名・公開鍵方式と共通鍵は、基礎オブ基礎。ハイブリッド暗号方式や電子証明書も、応用レベルならもはや基礎です。

もしまだ自信ないなら、以下のNoteを一度見ておいても良いですよ。



学ぶポイント3つ

1. セキュリティの「隙」を考えながら読む
2. 選択肢以外も「選択肢に見えるように」なる
3. 対ノーヒント問題には「定石」を


学び1 | セキュリティの隙を考えながら読む

常に「どうやったら不正ができるか」を考えながら読むと良いです。

 今回は「暗号化された添付ファイル」と「復号パスワード」がどちらもメールだったので、「両方揃えれば盗めるか」と▼マーキング。

簡単なチェック法は「怪しい言葉」

「USBメモリ」は紛失して情報漏えい、「共用ID」は不正時の特定ができないなどの定番。見かけたら、すぐに▼マーキングして下さいね。



学び2 | 選択肢以外も選択肢に見えるようになる

「問題文/図表から名称や番号を引き出す問題」は、「実質選択肢問題だな」と思えるぐらい問題演習しておきましょう。

「表1, 2中の手順の番号」は「1.1」や「2.2」など選択肢と同じと考えられるようになりましょう(11選択肢)。



学び3 | 対ノーヒント問題には「定石」を

「ノーヒント問題」が出ることが。問題文にどうしてもヒントがない場合、問題文にない「定石」「想像」「常識」を書いてOK。白紙だと確実に失点ですから。

終盤に出るのが通例ですが、今回は序盤とは珍しい。

「盗聴対策」には「暗号化」。「データベースのデッドロック」は「タイムアウト」など、定石があります。

「タイムアウト」は、>>APR05秋問8情報システム開発<< でも使えました。




問2 | 経営戦略

>>APR05秋問2経営戦略の解説<<

選ぶには不安要素が多すぎる問題でした。なるべく選びたくありません。

問題を選ぶ際には「全然知らない用語がないか」を確認しましょう。「知らない=確実な失点」。

ハンデを最初から背負う必要はありません。

100点満点で60点取るのは60%ですよね。確実な失点ハンデで90点満点になると、60点は66%得点にハードルが上がります。



問題構成 | 不安要素が多すぎる

不安要素だらけの問題でした。

選ぶのはリスキー、別の問題で済ませたいです。

まず見立てでは、全くメリットがありません。

  1. 全5.5頁は少し長い。5頁でも長い

  2. 解き始めは2頁最後で、遅め

  3. 作文が6問と多い。うち4問が15文字とはいえ若干引き

  4. 会計計算。ROEの式が分からなければ選ばないが賢明


さらに詳しく見た場合、不安が増えます。

SECIなんて知らない言葉を、問題文から「その場学習」して正解まで持っていけるか。。。

解き始め2頁と遅く、4頁目SECI・5頁目ROE計算ができなければ、多い文量を読まされて仕舞い。しかも作文の壁6問。見通しは暗い印象。

ヤケドするのが目に見えてます。



解いた印象 | 見立て通り解答に自信を持ちにくい

予想通り。積極的に選ぶ問題ではなかったです。

6割はギリギリ切らないでしょうが薦めません。わざわざ不安をビッシビシ感じてる問題を選ぶ必要がないので。

懸念の「SECIのその場学習」と「ROEの計算」の不安は的中。

一応、全く知らなくても正解に至る道は用意されていましたが、本試験で探り当てるには時間がかかりすぎるので無理でしょう。(次節の学びポイントで解説)



学ぶポイント2つ

1. 関連や順番は「共通語」を糸口に
2. 「問題から計算方法が分かる」裏技


学び1 | 関連や順番は「共通語」を糸口に

SECIの並べ替えは、表2の言葉に注目すると解ける配慮がされていました。

並べ替えや順番は、「共通する言葉」を糸口に紐づけ。

機械的に解くと、D→B→Aは確定します。


とはいえ「答えを見れば、ヒントだったんだ」と分かるだけ。本試験で気づく・チラッと思っても、命運を賭けられるかは別の話。

私は、かなり迷った挙句、失点してしまいました。文章を読むとどうも迷いが出てしまいました。機械的に解けるとしても、自分の解釈が伴わないと賭けるのは難しい。


なお、「共通する言葉」は、問7組み込みのタスクの連携でも使える解法です。>>APR05秋問7組み込みシステム開発<<



学び2 | 問題から計算方法が分かる裏技

計算式が分からない時、自信がない時は、「確認」できる場合も。

基準年度の会計からROEを計算してみて、表のROE=5%と同じになれば、計算方法は正しいと確認できますね。

とはいえ、今回は若干神業。本試験で至るには時間が足りません。

今回は推測が難しい数式でした。単位に注目しても難しかったのが痛いですね。>>数式は単位から推測できる解説Note<<

できそうにない計算は避けられるなら避けるが無難ですね。




問4 | システムアーキテクチャ(並列処理)

>>APR05秋問4システムアーキテクチャ<<

解き始めが大変遅くラストスパートな問題構成。テンポ良く解きたい私は積極的には選びたくないです。

しかし、設問形式はほぼすべてが選択肢で大変魅力的。とはいえ「穴埋め」が多いと「芋づる失点」のリスクも高まるので注意してください。



問題構成 | 解き始めまで耐える脳容量が必要

解き始めるまでの情報量が大変多く、ラストスパートな問題構成でした。

  1. 全4.3ページは許容できますが、

  2. 解き始めが3頁目中盤は遅い。とはいえ、表を抜けば1.5頁と換算できますが、表も文章。2つは重め。

  3. 設問は1問以外が実質選択肢。穴埋め・表から選び。おいしい。


解く流れになるまでが大変で、解いてしまえば一括得点する構成。

穴埋や表からの選択が多いのは魅力的ですが、多い=1つ間違うと「芋づる失点」のリスクも。

私はテンポ良くコツコツ点数を稼ぎたいので、積極的には選びませんが、他の問題次第ですね。設問が穴埋めメインなのと、統合テーマは少し魅力がありますから。



解いた印象 | 人によって要する時間の差が大きい

「読みの力の抜きぐあいが難しい問題」でした。

丁寧に読むほど時間をロス。概要をサラリと把握してさっさと読み進める度胸があるかどうか。

難易度は6~7割狙えるぐらいで良くも悪くもなく。


C社とD社の情報を読み抜けて、合併後のシステムまで以下にスマートに到達するかで時間が決まります。

私は図1の構成図を、合併前C社・D社についても書き出してしまい、ものすごく時間がかかりました。

解き始めるまでに読む量・スピードに注意を要する問題でした。私には向きませんが、ご自分の特性を見て判断してくださいね。




学ぶポイント2つ

1. 複数穴埋めはどこから解いても良いが、最後に全体確認を
2. 図表の穴埋めは、答えを書き込む


学び1 | 複数穴埋めはどこから解いても良いが、最後に全体確認を

穴埋めはどこから解いてもOK。

私はcから解き始めました。解くルートにバリエーションがあるのは良いですね。どれかに糸口を見つければ、するすると解けますから。

全てを埋めた後に「全体確認」をしてください。

矛盾点がないか。

どこからでも解ける穴埋めは、どこかに「ほころび」があるとズルズルと「芋づる失点」してしまいます。

なお、2つの穴埋めに2つの用語で選んだとき、「2つの穴埋めに1つの用語で解答して、確実に半分ゲット!」は良い戦略。2つとも勘だと両方得点のメリットよりも、両方失点のデメリットが大きいですからね。

「両方を勘で当てないと不合格」なんて状況にならないよう、過去問演習で仕上げてくださいね。「アベレージ合格」を目指しましょう。



学び2 | 図表の穴埋めは、答えを書き込む

穴埋め。問題用紙に答えを書き込みましょう。

メリットは2つ。

  • 解く時に手間がかからなくなる

  • 自己採点ができるようになる

1つ目のメリット。下の図を見てください。

a~cは解けていて、aは「販売」bは「生産」cは「会計」です。そしてd~gを今から解く状況。

「え~と。ウについて、aは販売だから~」と考えるの面倒ではないですか?オ・カ・キについても同じ手順をします。最後の見直しでも同じ手順をやり直し、繰り返し。

下図のように書き込んでおくと、考えが速くなりませんか?


メリット2つ目。これは常識。

応用情報技術者の模範解答は1ヶ月後、合否発表は2ヶ月後。

2ヶ月もモヤモヤ待つのはイヤですよね。1ヶ月後に自己採点したいですし、試験後1~2週間にはiTECさんとTACさんから予想解答も出ます。

本試で急いでいるとついつい答えは書き忘れちゃうもの。穴埋めは書き込み、選択問題は記号を丸囲んでおく癖だけでもつけておきましょう。





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さぁ、人生を選んで下さい。

また不合格になりますか?

それとも・・・



問5 ネットワーク |

>>APR05秋問5ネットワーク<<

ネットワーク・データベースは技術系。難しく感じるでしょうが、逆に言えばサーバが出る・E-R図やSQLが出る、と出題される内容が限定されます。

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