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せがわたいすけ(瀬川 泰祐)/スポーツライター・編集者・久喜市議会議員ほか
2018年10月16日 02:52
ファッションショップでは、いま、秋冬物が店頭に並んでいる。「瀬川さんの記事は、いまの時期に春夏物の商品を店に出そうとしているようなものだ」これは、少し前に、ある編集者に言われた言葉だ。たしかに僕の記事は、特定の人たちにしか届かない記事だという自覚はあった。フットサルをはじめとするマイナースポーツを題材にすることが多いのに、それが一部の人にしか届かないのだとすれば、僕は、専門メディアで書
2018年10月7日 22:35
「あぁ。瀬川さんも、その課題にぶつかりましたか」僕が、このところずっと感じていたライターとしての課題を話したところ、編集者のAさんはこう言った。なるほど、いま僕が持っている課題はマスメディアで書く多くの書き手がぶつかる課題なのかと、すぐに悟った。僕は、せっかく書いた記事は、多くの方々に読んでもらいたいし、次にまた読んでもらうためにも、一人でも多くの人に認められたいと願う。だけど、い
2018年9月4日 21:34
記者が追いかけるものって何? こんな質問をすると、 「スクープでしょ。スクープを狙って、取材対象者を張り込みして・・・」 と言う人がいるかどうかはわからないが、その事実、スクープを取った数が、記者の価値に繋がっているという話をよく耳にする。 でも、週刊誌の特命記者ではない僕には、スクープなど、なんの興味もない。むしろ、取材対象者から警戒されてしまっては、話の真実や本音を聞き
2018年9月2日 23:27
先日、ヴァンフォーレ甲府などで活躍した元Jリーガーの長谷川太郎さんとお会いしたときに、「ハッ」とさせられる話を伺った。「僕は試合に出るために、監督に合わせてプレーしていた。でもそれだけじゃ、監督が変わるたびに、毎回ゼロに戻っていることに気づいた」ゼロに戻るという感覚は、「評価を受ける」自分の立場をイメージすると分かりやすい。サッカー選手なら、監督やコーチ、強化部長らが選手を評価する。サラリ
2018年8月31日 20:58
「ライターって何かを書くのが仕事なのに、なんだ、このタイトルは。」 そう思った方がいるかどうかは定かではないが、実は、この「書くだけでいいのか?」という問いは、僕が記事を書く上で、いつも自分に投げかけている事だ。 こう考えるようになったきっかけは、僕が東洋経済オンラインで書かせてもらった一つの記事にある。 フットサル「Fリーグ」の何とも厳しい現実このタイトルで掲載された記事は、数多