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【酷評?③】選挙ウォチャーちだいさん著のN国党本を読んだ感想〜立花孝志は噓つきではない。〜

10万部売ると豪語した挙句の果てが最低ノルマの5千部すら危うい選挙ウォチャーちだいさん著書のN国党(旧NHKから国民を守る党)の本を読んだ感想を書きます。N国党を知らない方でも楽しめる感想文になっておりますのでどうぞ宜しくなのですm(__)m

皆さん、こんにちは。
ちだいさんも、こんにちは。
せふぇむでございますm(__)mどうぞ宜しくなのですm(__)m

2022年3月18日PCよりまったりと作成。

今回は、選挙ウォチャーちだいさん著書『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか?』の感想文③です。
長いので数回に分けて投稿しますm(__)m

※たかが、本を定価で購入&クラファンに参加しただけのババアが偉そうに書いていますが、所詮、素人の私見ですのでお手柔らかにお願いしますm(__)m

~トピックス~

■①総評

■②ちだいさん、ミイラ取りがミイラになる。

■③立花孝志は噓つきではない。

■④立花孝志の精神疾患への言及はいずこ?

■⑤ハマエモンの考察がダメ過ぎる。

■⑥熊さんへの攻撃。虐められる側にも問題がある説。


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③立花孝志は噓つきではない。

ちだいさんの本を読んでいると、なんだかさも立花党首の主張が間違っているとか、とんでもない主張をしているかのような書き方をされている印象を受けたのですが
せっかく自称「N国党の専門家」なのですから、立花党首の主張について、どうしてそのような主張をするのか?主張のルーツは何なのか?
などの原因・要因・裏エピソードなどへの言及はもうちょっと取材と分析をして深掘りして頂きたかったなぁーと思います。。

例えばですが、
この本では、N国党の巨額な借金と「借金のおかわり(再募集)」を取り上げて、ちだいさんは、借金の返済方法がポンジスキームであると批判(第5章に詳細あり)されているのですが
誠に恐縮ですが、もうちょっと更に深掘りした内容を期待してしまいました。
第5章には、ちだいさんによる「推察まじえ考察(P230)」が書かれているのですが、これはこれで、あくまでも推察を含んでいる見解ですので
アリっちゃあアリだと思いますが・・
ちゃんと「理由の一部(P230)」とも前置きされていますし・・

ちだいさんの推察は、本を読んでいただければと思いますが
私なりの見解を述べると、N国党の借金体質は、「立花孝志ひとり放送局(立花党首の立ち上げた会社)」で最初に株券を発行した頃から分析をする必要があると思っています。
なぜなら私の見立てでは、立花党首のお人柄から察するに、立花党首はマウントを取られることに対して強烈な抵抗があるようにお見受けするので
自分がお金に困った時は、人に「お金を貸してください」と頭を下げることに抵抗感が強く

ニュアンスとしては、「お金を借りる」のではなく、「相手にハイリターンを提示する」のが重要などではないかなと。
気持ちの面としては、自分がとてもお金に困っている時でも、物乞いしたくない。相手に舐められたくない。のかなと思います。

上記の株式発行の件では、発行する動機は、立花党首がお金に困っていたからですが、株式を発行すると、実質的にお金を貸した相手は配当金というリターンをもらえます。
立花党首にとっては、配当金という「相手にハイリターンを提示する」のが重要なのかなと思います。

巨額の借金の募集を繰り返すのは、
金額が大きいのは、見栄っ張りや承認欲求などの類ではないかと思いますが、立花党首にとっては、高額の利息という「相手にハイリターンを提示する」のが重要なのかなと思います。

ちだいさんの「推察まじえ考察(P230)」は、購入をして読む価値のある内容だとは思いますが、この論証は、分析する対象期間が比較的最近の国政政党になった以降からなので、もう少し広範囲での分析をする価値はあったのかなと思います。

それと、これは私に学がないのが問題なので、あくまでも個人的な私見であることを前置きしておきますが
N国党の借金返済に関する法律や会計報告書の問題点が正直なところ、よく分からないです。
法律や会計ルールについての知識の解説がほしかったです。
ちだいさんの本によると、N国党のポンジスキーム(返済方法)が倫理的にアウトなのは分かるのですが、
立花党首は本でも度々取り上げていましたが「犯罪以外ならなにをやってもいい」というお考えなのですから
政治資金団体にお金を流して、マネーロンダリングをすることで、借金返済をすることを問題視するのは、国家レベルのリスクを背負う覚悟がいるかと。
つまり、ぶっちゃけよくある風景だよね。が世の中のセオリーかと。
これを問題視して、刑事事件にするには、与党である自民党を筆頭に他の主力な国政政党がどこもかしこもクリーンなお金の使い方をしているのが大前提なので、けっこうハードルが高いのではと思います。

もちろん、倫理的にアウトですし、国民は怒るべき出来事ですので、
ジャーナリストとして問題提起をする価値は十分にあると思います。ただ政党交付金については、ガチに刑事事件(犯罪行為であると)を匂わすのには
・・まぁ単にアタシが法律や会計ルールに疎いのがダメなんですけど(^^;
②に書いたミイラのように、もうちょっと深掘りを期待してしまいました。

なんというか・・、②に書いたように、
持っていき方がN国党ぽいなーと。立花党首や加陽まりの顧問司法書士のちだいさん攻撃がまさにそれかと。
何でもかんでも問題提起をして、民事訴訟を経由しての刑事事件にして、ちだいさんをGoToムショ!!と息巻いては、ことごく安定の請求棄却になるのと同じ匂いを感じます。

立花孝志は噓つきではない。

立花党首が倫理的にアウトな「犯罪以外ならなにをやってもいい」なお考えのもと、よく分からない主張をされるのは、
単に座学のお勉強をしないから、だと思います。
立花党首は自称「法律の専門家」とのことですが、裁判に参加した経験は豊富だとは思いますが、座学のお勉強(知識のインプット)をされているようにはお見受けしないです。
本人も「本は読まない」と常々仰っていますしね。
立花党首はマニアックな条文をたくさんご存知のようですが、条文操作や条文解釈、いわゆるリーガルマインド(法的思考力)は座学のお勉強をしないと身に付きません。

余談ですが、加陽まりの司法書士は、
司法書士ということで、基礎的な法律事務についてはお詳しいようにお見受けしますが
私が知る限り、例えば、法学部出身だとか、司法試験くずれ(合格はしていないが、論文式試験の学習経験がある)などの専門的な法律のお勉強をされたご様子がなく、N国党関連での裁判動画での加陽まりの司法書士の法律解釈は
(もちろん、私がバカなのも大きな要因ですが)よく分からないです。

立花被告が1審判決で執行猶予付きの有罪判決になったのは
立花被告は、「政治的なパフォーマンス」「正義のため」などと仰っていますが、単に法律を知らなかっただけなのでは?と思っています。
タラレバの話し、立花被告に起訴内容について事前に「これやったら、有罪判決になるYO!」と本人が知っていた、もしくは教えてくれる顧問司法書士がいたら
たぶんですけど、正義の名のもとに、政治パフォーマンスとして絶対にやらなかったと思います。

本に書かれている数々の疑惑の言動も、根本的に
「犯罪以外ならなにをやってもいい」精神で、立花被告の認識では、犯罪行為にならない、セーフな行為だと自称「法律の専門家」として判断されているのだと思います。

当然ですが、倫理的にアウトな言動を行ってよい道理はなく
立花被告は今のところ、すぐさまGoToムショになることはないとは思いますが、独自の法律解釈を通した結果が
せっかく苦労して国政政党に成りあがったのにすぐさま低迷し、自分は有罪判決になり、党の巨額の借金はポンジスキーム
多額の税金がとんでもない使われ方をしているので、ちっとも良くないですが、それなりに自業自得なナチ花ザマァwwな展開にはなっているのかと思いますが。



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